第22章 みんなが変!
私は…私らしくなれる場所があるんじゃないの?
どうして…私…どうすればいいの?
私は自分の部屋に行き崩れ落ちるようにベットに腰かけた。
それじゃ…今まで脱出したことって…ビリっ!うっ
また頭痛が!私は頭を抑える。
するとなぜか色々と蘇ってきたのだ。
龍鬼…ゆりこ、なゆ、真紀 遠隔操作で私たちをサポートしてくれた月加さん…
あっ、なんでだろ。どうしてこのタイミングで!?
思い…出した。 みんなのこと。
そっそういえば、お母さんって!
私はベットから立ち上がりスマホをもって自室から出る。
私が沙由里にいじめられて不登校になった時、
そういえばお母さん言っていた…私は階段で立ち止まる。
お母さんも…不登校になったことがあるって、
お母さんの名前は岩下真紀だ。えっ真紀?
確か、お母さんが子供の頃の本名、
旧姓「園田真紀」
もしかして、出れたの?
そうだ!アルバムを見れば!
まずは真紀…お母さんに聞いてみよう。
私はリビングにいったが、
あれ?いない?
台所にいったり、お母さんたちの寝室にいったり、
トイレのドアを開け蓋を開けて
「おかあさーん!」と呼んでみたり探してみたがいなかった。
あれっ?お母さんリビングにいたのに?
洗濯物でも干しているのかな?
もーういいや!この隙に見ちゃおう!今は緊急事態だから。
お母さんは…リビングに戻って来てからで…
確か〜玄関前の収納棚に〜
私は玄関の前に向かう。
ガサッ。
えっ!ちょっと待って、何何何怖いんだけど?
玄関前の棚の前に探そうとしていたアルバムが、
玄関に向かう私の前に落ちていた。
私はそのアルバムの中を除く。
こっこれって…私はアルバムのページをどんどんとめくっていく…
私…会っている…仮想空間で…家族に…
【岩下虎徹くん…】
保健室で…龍鬼と出会う前…最初の数学のテストで…
からんできた男の子…今はなゆのアプリに入って元の世界の記憶を思い出し
謝ってくれたけど…岩下虎徹って…私のお父さんだったの?
【相園ゆりこ…】
龍鬼と天井裏で過ごしていた時に
トイレで出会った子…相園ゆりこって私のひいおばあちゃん!
【園田あきのりくん…】
向こうの…仮想空間で…数ヶ月前から私…処分間際で…
麗華と薫…2人と離れちゃって…
移動用ロボットに乗れなくなっちゃったときに…
寝場所を与えてもらうために麗華と薫の指示で
移動用ロボットに乗ろうとしていた私を蹴ってきた男の子…
特別教室棟の二階で…私たちの乗る移動用ロボットに筆箱を投げられていた…
いきなりヤンキーみたいな顔に変身した…男の子は園田あきのりくん…
外の世界…この世界で廃校になってしまったけど…通信制高校のことを言えなかった
園田あきのりくん…あなたって…私のおじいちゃんだったの?
アルバムで次のページをめくると…
あっこっちは結婚式、の時のお母さん、そして学生の頃のお母さん。
あっメガネかけてる?
【真紀】だ。あの仮想空間で図書室で会った子に写真が似てる…
いやその子だ。完全に!
やっぱり…私のお母さん!
あっ、私のおばぁちゃん!
あれ?やっぱり…私の友達…相園沙由里に似てる?なんで?
仮想空間…白い空間の忘却空間装置の中に建てられた学校の中
図書室で真紀に元の記憶を思い出してもらうために辻ちゃんからの封筒を
真紀に見せて思い出してもらった。
その時に見た。
おばあちゃん…やっぱり…【相園沙由里】に似ている。
私はアルバムを収納棚にしまう。
未来人のあの二人…
【月加さん】
誘拐された弟龍鬼を助けるために動いていたけど私が龍鬼と出会い
私と龍鬼がロボットに襲われたり捕まった時に助けてくれた。
ゆりこ…私のひいおばあちゃんとなゆと真紀…私のお母さん三人と出会って
元の世界…未来2048年から透明な小型テント発明してその中に私たちを入れて
試作品のロボットスーツを用意してくれた。
未来2048年から遠隔操作で龍鬼や私たちを脱出できるために
サポートしてくれていた…月加さん
【龍鬼】
あの仮想空間で…一緒に脱出するためにロボットから逃げたり
月加さんが用意してくれたロボットスーツで一緒に戦った…男の子
あの仮想空間…戦後から2023年の小学一年生から高校3年生の
子供達が捕まっているのに…一人だけ…2048年時代から…
あの仮想空間に連れて行かれた龍鬼
二人の未来人…月加と龍鬼
【なゆ】は私のクラスメイト…
私…家族の…お母さん、ひいおばあちゃんと
未来人である龍鬼 元の世界からサポートしてくれていた月加
クラスメイトのなゆと一緒に…ロボットと戦ったり…逃げたりして…
サバイバルしていたんだ。
ということは私…あの仮想空間で…過去のお母さんたちに…
スマホが突然震え出す。
スマホ画面を見ると
【脱却のアプリを追加しました】
という文字が!
なんでかわからないけれど脱却のアプリが再起動している?
私はすぐにスマホ画面の中の脱却アプリを開く。
私が選んだ白雪姫やチャット欄はそのまま無事のようだ。
ふぅ…
今は…何もメッセージは来ていない。
私…まだ向こうの仮想空間で
今…頭痛はないけど…頭痛も…
黒服の先生が言っていたあの変われた先は?って?
私と竹下なゆの世界がどうこう…ってことも!
戦後 年から2023年の子供達がこの世界に閉じ込められているのに…
一人だけ…2048年の子…龍鬼がどうしてこっちに来ちゃったのかも
真紀に会う前に封筒を見たことを急に思い出したことも…
教えてもらっていない!
なゆ、ゆりこが「いつか言うから」って言っていたけれど…
ガタガタガタガタっと二階で、音が聞こえてきた。
なっ何?地震?何の音?
パチっと一気に目の前が真っ暗になる。
嘘っ何?停電?なんなの?私はスマホからライトをつける
私は家の中を歩く。
階段の前に行き上の階を見る!
青白い光の粒を出して、二階の部屋や階段が
どんどんと形がなくなっていく。
なっ何これ?なんなの?いったい何が起きてるの?なんで消えているの?
トンコロコロ!っと音がして階段の上から熊のぬいぐるみが落ちてきた。
私はぬいぐるみを拾い上げると、かわいい熊も青白い光が出て消えかかっていた。
えっうっ嘘!私のお気に入りのクマちゃん?私は抱きあげ一階の廊下を見る。
リビング、台所、お風呂、トイレ、さっきまでいた
玄関前の収納棚。を見ると全部が青白い光に包まれて消えかかってしまっていた。
一旦家に出よう!靴は…消えていない…
私は靴を履いて玄関を出る。
すると熊のぬいぐるみが消えると同時に、家が跡形もなく消えてしまった。
「そっそんな!えっ…家が…熊…も…」
私は膝をついて座り込んでしまった。
その時誰かの話声が聞こえてきた。
お母さん?
私は立ち上がる
隣人さんとお話ししているのかな?
するとお母さんは私の方へ振り向いた。
「みみみみみみみみみっ海緒〜どうしたの、お母さんだよ〜。」
お母さんは私の方を見てニコニコと笑っている。
あれっ?お母さん?なんか様子がおかしい
なんだか…身体が…ロボットみたい?
身体がアンドロイドみたいな感じ
のようになっている。
「おっお母さん?」
と私は呼びかけるするとお母さんは…
「そうだよ。お母さん。真紀だよ。海緒!あのときは助けてくれてありがとう。
でも、もう無理だよ。現実を見るんだよ。 世の中結局そんなに甘くないわよ。
ダメじゃな〜い、向こうの学校の世界から出てきちゃ。
お友達も心配してたでしょ?さぁ、戻っておいで?
向こうの世界に帰ろう!海緒?」
と言っていた。
隣人さんもお母さんと同じようにロボットみたいだった。
隣人さんも身体がアンドロイドみたいな感じのようになっていて
隣人さんは私に向かって言う。
「あらあら、お隣の岩下海緒ちゃんは学校に行かないの?ずいぶんと変わってるわね。
戻っておいで、おまえは閉じ込められた世界に!」
そう言いロボットみたいなお母さんと隣人さんは私に近ずいてくる…
なっ何?
「だいたい…あんたはいじめごときで学校行かないなんて…」
とお母さんは言い私に一歩近づいてくる。
あっあれ?どうして…声が聞こえない…
次に隣人さんが一歩近づいてくる。
「お隣の岩下海緒ちゃんは…学校にも行かず…お母さんに毎日迷惑かけて…」
なんて言っているの?
お母さんはと隣人さんは一歩ずつ私に近づいて来てこう口にした。
「学校をやめて…通信制高校に行きたいだなんて…あなた将来どうするのよ!。」
とお母さんは言う。
ずっと…ロボットみたいな音だけが聞こえる…
「まぁお隣の海緒ちゃん!あなたどんな職業につくのかしら?」
と隣人さんは言う。
隣人さんもロボット?
「お母さん…周りの人たちに海緒ちゃんがどこに行っているのか?
何をしているのか?
お話しできなくなっちゃうわ。」
とお母さんも言う。
お母さんがさらに一歩近づく。
「私の子供…海緒が普通の子に戻れないなんて」
とお母さんが言う。
すると隣人さんも一歩近づく。
「海緒ちゃんはこれから大人になれるのかな?」
と隣人さんも声を掛ける。
お母さんと隣人さんは口角を上げてニタニタと笑いロボットのようにこう言い
私に早足で近づいてこう言った。
「「失うものは親や隣人さん?変わることを受け入れてもらえるかな?
なななななななななななななななななななな!
おまえは
じじじじじじじじじじんんんんんんんせせせせせせせせいいいいいいいい
おおおおおおおおわわわわわりり
ああああああまままままえええええええ」」
そんな、真紀が、真紀が、お母さんが、隣人さんが…ロボットに…
襲ってくるかも…どっどうしよう!逃げ…なきゃ!!
夜、たくさんの家々の中、時に車が通ったりする道の中私は走り出した。
そんな中
歩いている人たちはみんな、私のお母さんや隣人さんのように
機械が壊れた身体がアンドロイドのようになっていたが
見つけるとただ走っている私をただ見るだけで襲ってはこない。
ただ…スマホを持ってカメラを向けていた。
なっなんで?皆…みてくるの?
私は…あそこは…どうしても合わないからなのに…
自分らしくなれる場所に行こうとしているのに…
どうしてこうなったらダメって、どうして…決めるの?
どうしよう!
私は誰かとドン!と人?と肩がぶつかってしまい私はドサッとこけてしまった。
「あっ、すみません!」
と私は言い上を見上げると私くらいの年と同じような学生の男の子
赤い帽子に白シャツ黒ズボンの青年が立っていた。
その男の子は私を見るとニヤッと唇の端をあげて
「あああああいいいいデデデですすすすすよよよよよよ
大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫」
と言い何度も大丈夫という言葉を繰り返している。
ひぃっ!私は立ち上がってその男の子から離れて走り出す。
近くの食堂屋さんが見えてきた。よっよかったぁ建物だ。
ちょっと考える時間が欲しいなぁ。中に入れるかな?
中から包丁を持った店員さんが出てきた。
いつも近くでご飯屋さんで食べるときにいる食堂屋のおばあちゃん!
食堂屋のおばあちゃんは笑顔で、
「ああああらららみみみおおおちゃんががっっこここうううははは
そうだったわ あなたは確か、処分者?脱出?
なんでもいいや。
底辺の処分者はどんな味がするのかな?」
ひったったべないで!てかロボットが人食べる〜?
「みみみみみおおおちゃんままままちちちちなななさささささいいい」
と言い猛スピードで走って来る。
普通に言うか、ロボットの声かどっちかにしてぇ!
私は追いかけられる中、まっすぐ進み途中で、家々の間に挟まっている細い通路を
とおり食堂屋のおばちゃんが通りすぎるのを待つ。
ふっふうよかったぁやっといった。
ここなら、多分、大丈夫だよね?
あれ?お母さんは?
私は家々の間に挟まっている細い通路から少し顔を出して
キョロキョロと見回す。
いない…ふうと私は少しため息をつき狭い通路の中座り込む。
狭い通路は…天井裏で慣れているから…
そう思い私は上を見た。
うわぁっ!びっくりした!なんなの?どうして見てくるの?
たくさんの周りの知らない家にいる住民さんたちが小さな窓から
ずっと私の方を見ているのだ。中には小さな子供や赤ちゃんもいる。
こっちもあまり攻撃してこなくて助かった。
もしかして知り合いの人だけが攻撃してくるのかな?
お母さんと隣人さん……それに食堂屋さん…
ロボットみたいに動いていたりもしていた。
まるで…乗っとられてるみたいだったけど…
私の街…ロボットに乗っ取られてる?
いや ロボットに乗っ取られてるなんて怖い!怖い!
ズキン!
うっ、また頭痛が!
私は頭を抑える。
これはどうなの?なんなの?
そうだ!
この…頭痛も…
黒服の先生が保健室で言っていたあの変われた先は?
ああそれともう一つ思い出した。
失うもの?って?お母さん?隣人さん?
私と竹下なゆの世界がどうこう…ってことも!
なゆがこの世界に存在していないことになったことも気になるし…あの張り紙…
どうして急に消えちゃったんだろう?
それから…
戦後 年から2023年の子供達がこの世界に閉じ込められているのに…
一人だけ…2048年の子…龍鬼がどうしてこっちに来ちゃったのかも
真紀に会う前に封筒を見たことを急に思い出したことも…
教えてもらっていない!
なゆ、ゆりこが真紀…もう元の記憶を取り戻せたけど…
そのあと…「いつか言うから」って言っていたけれど…
でも、今私がいるのは2023年現代。私だけこの世界に戻ってきてしまったけど…
そいえば、私のロボットのお母さんは【出れたけどもう無理だよ】って
言っていた。
そのあとは…ずっとロボットの機械音が大きくて聞こえなかったけど…
もしかしてお母さんは…
真紀は出れたけどロボットにされちゃったとか?
それとも…
私の脱出仲間のお母さん、【岩下真紀】たちはまだ向こうの世界にいる。
ここにいるお母さんたちは偽物?
もしかして私たちは最初からロボットだったり?
私もロボット?
でも私はちゃんとお母さん、【岩下真紀】から生まれたはず
アルバムで見たし、
自分の小さい頃の写真も…
そういえば…お母さん…
それに私…家族と自分の小さい頃について話していた記憶がある。
だから私はここでちゃんと生まれたはず…
私は自分の身体、腕をつねってみたって
それで判断つくわけがないよね?
そろそろ出ようかな?私はあたりを見回す。
私は狭い通路の中を抜け出したくさんの家々の中を走っていく。
途中パトカーのサイレンみたいな音がする。
「とととまままりなすぁい、とととまままりなすぁい、
ももももっどどりなさい!あああののせせかかかかいいに!
ほほほほどどどうひひひこここうううなんだっけ?」
えーちょっと待って! その声は私の後ろから聞こえてきた。
警察!?
するとバリン!バリンという音がする。
後ろをすこし振り返るとバトカーの前のガラスの部分を壊そうとしているのだ。
待っ待ってそんなことしたら前が!?
その時パトカーが急発進! ひっ轢かれる。
私はまた家々に挟まれている細い道に隠れた。
パトカーは家々の中曲がりくねったりしているのか
荒い動きをしている
ドゴンと音がして家々や壁に衝突し、パトカーは大爆発を起こした。
そっそんな!こんなことになるなんて!
私は大爆発を起こした側から反対方向に家々に挟まれている
細い道を通りまた歩く。
歩いていると誰かに手を掴まれた。
その誰かは私を引っ張ると抱きついてきて
きゃっ!押し倒されてしまった。
私を見ると元?の世界で本当に通っていた学校の先生がいた。
彼もロボットのような感じだった。
「みみみみみんんんんななななししししんんんんぱぱぱぱいいいいししししててててるるるるよよよよ!」
そう言い私の本当の先生はスマートフォンを持ちカシャカシャと私に向けてとっている。
自分の服の中を触られそうになる。私はあらがいて抵抗して叫ぶ
「きゃっちょっと離して!やめて!」
するともう一つカメラのシャッター音が聞こえてきた。
カシャカシャ!
私は先生に押し倒され寝ている状態だ。
どうやら先生と私の頭の上の方から聞こえてきた。
先生はそれに反応したのか。私から身を離し起き上がる。
先生が見たその目先には愛!紗希!が立っていた。
愛が先程の私に対する先生の行為を携帯で撮っていたのだ。
あれっ弟の迎えは?
お家に帰ったんじゃないの?
とっとりあえず!
よっよかったぁありがとう!助けてくれて!でも愛と紗希も様子がおかしい。
私のお母さんや食堂屋さん警察官みたくロボットのようになっているのだ。
先生はふらっと立ち上がると、
愛が携帯で撮ったものを消してほしいとでもいうように
愛と紗希の方に飛びかかる。
愛がスマホを持っていたようで愛のスマホを奪おうとしていた。
愛は必死にスマホを自分の胸に抱えておりしゃがんで守る。
担任の先生が必死に愛が持つスマホを奪おうと愛の背中の服を引き裂こうと
服を引っ張ったり、愛を蹴ったり殴ったりして暴行を加えている。
ドン!ボカッ!
それでも愛はスマホを自分の胸に抱えたまま離さない。
「あっ愛!やめて!先生!」
と私が声をかけると
今度は愛への暴行をやめて、
ザザッと私に向かってきて先生は手で拳を作り私に振り上げる。
やっやばい!殴られる!私は目を瞑る。
すると今度は紗希が私を守るかのように瞬時に抱く
先生は私を守ってくれた抱く紗希に暴行を加え始める。
そのせいで私と紗希は倒れ込んだ。
「紗希まで!もしかして!意思あるの?」
すると愛と紗希は殴られ、ふらふらになりながらもこう言った。
「どどどううししししててみみみおおお〜
ややめめめめめちゃちゃちゃううううううののののののの
きききててててがががッっっこううう」
「あああやややまままっったたたたのののににににに」
あっダメ!機械音だけ…
でも…なんだか、なんだか?よくわからないけれど、私は
「ごめん!ごめんね!愛、紗希」
と謝った。
愛と紗希は私に顔を向けて…こう言った
「「失うものははははととともももだだちちち
あああああななななたたたたたたが別の方向に進むなら…
意味がない…連絡も取り会えない
会えない会えない会えない会えない会えない会えない!二度と!
それでも自分のらしくいきる可能性をえええええらららぶぶぶぶ?
私たちとともにさささささゆゆゆゆゆゆりりりりりてててててののののの
ひひひひひひらららららららかかかかかええええええししししし
いいいいいいじじじじじめめめめめ」」
あれ?また機械音?聞こえない!
すると私の元の世界の?本当の先生と愛と紗希は青白い光を放ち消えていった。
とっ友達が… せっかく高校でできた友達が…消えた…
「そっそんな!愛!紗希!いや〜」
私は泣き叫んでいると、
「みみみみみみおおおおおーーーー
あああああななななたたたたののののたたたためめめ」
という聞き覚えのある声が!
おっお母さん?
泣いてちゃダメだ!やばい!お母さんに見つかっちゃう。
私はまた走り出す。
もうどうすればいいの?あっここは踏み切りだ!
ここを渡ればショッピングモール側にいくことができる。
わっ渡るしかないな。
私は黄色と黒の警告色の棒が縦になっているのを確認し、渡ろうとするが
右から眩しい光が差し込んできた。
電車!
でもなんだか様子がおかしい!?というか何その動き…
電車は私を見つけると前に着いているライトをチカチカと鳴らしていた。
距離は私から離れているが発車すればぶつかってしまいそうだった。
猛スピードで目の前に現れたりバックして後ろに下がったりを繰り返している。
のっ乗っている人は大丈夫かな?ロボットだから大丈夫か?
というか…電車ってあんな動きするの?
どうしよう!渡れないかも!
こうなったら駅に行こう!
私はその電車の近くの駅を目指す。
周りの知らない家にいる住民さんたちが窓、ベランダ、からずっと私の方を見ている
中、走っていく。
駅が見えてきた。
駅に着き私は改札口にいくとうわぁっまたびっくり!!
駅員さんが改札の窓口から私を見ていた。なっなに?襲ってくるの?
私は目を瞑るがしばらくしても襲ってこなかった。
駅員さんは置き物のロボットみたいに動いていなかった。
みんな…ロボット…
あっそうだ…定期…持っていない…学校とかは歩きだから…
でっでもしょっしょうがないよね?
みんながロボットから戻ったら?なのか?
私の世界…どうなっちゃうのか…わからないけれど…
戻ったらちゃんとお金払います。警察官のことはう〜うんともかく。
私は改札を飛び越え中に入る。
線路…渡れるかな?
あっそういえば…
前に…一年前に…ニュースでやっていたっけ?
もし中に入ってしまった人がいた時、そこで駅にいる人たちが誰も気づかなくて
電車の緊急停止ボタンが押されなかった場合のために線路を踏むとブザーがなり
響き自動的に電車が中に入ってしまった人の駅に近ずいた時に
緊急停止される仕組みになっているセンサーが入っているって…
線路が見える駅に行き私は電車がこないかを確認する。
今駅には電車は来てないし私が線路に踏めば緊急停止で止まるため、
急いで渡れる!
私は駅を降り線路を踏む。
すると、線路からブーーーというセンサーの音がなりひびく。
本当だったのか!
するとその声に気づいたのか?
自分が入った側の駅にいた駅員さんや渡りたい方向からもやってくる。
「ままままちちちちちなななななななさささささささいいいいいいい
とととととびびびびびびびびびびおおおおおおりりりりりりりりり
ダダダだダダダメメメメメメメメメメメーーーーーー」
さっきいた改札の駅員さんではなく別の駅員さんもいたため
その駅員さんははそう言い私の方へ向かい走ってくる。
追いかけられそう!
私は線路を飛び越えて反対側のショッピングモール側に向かい走る。
…
つっ着いたショッピングモール。この中に隠れることはできないかなぁ?
私は入り口にいくと自動ドアが開き入るとそこには
またロボットの店員さん達だった。
帰ろうとしていたのか、入り口にはたくさんの店員たちが!
「いいいいいけけけけななないこここねねこここんなじじじかかかかんんいにに」
「あああああややややししししいいいいわわわわ」
だっダメだ〜ショッピングモールもロボットが!
私はショッピングモールから離れる。今度は!
家族小売店の中から出てきた店員さんも同じようにロボットだった。
「底辺の君を立派な商品にしてあげる!」
あっこっちは普通。だけど…商品はいやだよ〜。
元の世界に私は戻ってきたんじゃないの?
元の世界が…みんながロボットに!
私は公園へ向かった。