第39章 あの先生は味方⁉︎


縛られている先生ロボットNo.100水色の先生は、黒服の先生にどさっと

床に置かれてしまい、膝をついて倒れてしまった。

「うっ、」

あの先生ってみっ水色の先生?

No.1黒服の先生はNO100水色の先生の前髪を引っ張りあげるとこう言った。

「No.100水色おまえ言ったよな?処分者を探すってなのになぜ

障碍児と遊んでいる?このゴミロボが!あの障碍者を野放しにしたら

まずいだろうが!」

しょうがっ呼び方になんか違和感が…じゃなくて

No.100…水色の先生は幸を慰めようとしていたんだよ。

黒服の先生No.1や白シャツの先生No.6だっけ…

その先生たちに水色の先生は、どうしていじめられているのかな?

もしかして、水色の先生もこの世界に合わせているんじゃ?

この世界では、沙由里が何度も過去に戻ってきた中で四回目の世界の子供たちは

成績や人間関係で処分されないようにいじめられても自分達に合わない競争の中で

過ごしていた。

でも、子供だけじゃない。

先生も同じように…傷つけられているなんて

沙由里に最初、異空間メガネをかけられて、

もう一人の子供時代の私四回目の未来世界にいるの私と繋がっていた時

もう一人の子供時代の私は四回目の世界で龍鬼と脱出決意し

それから…しばらく天井裏にいてお風呂(プールサイド)に入る前に

謎の声がして本当の元の世界の自分に戻って、職員室におっこちて…

その時、職員室の中に手錠ではめられていた先生がいた。

もしかしてこの先生…ロボットだけど

本当は…

すると水色の先生は黒服の先生をきっと睨み声をあげて

「うるさい!私は自分でもいうけれど生徒のこととても心から愛してるわ!

こんな世界…こんな未来の世界どうかしてるわ!どうしてあの子…

幸くんの私と出会った記憶を消したのよ!

私は純粋に生徒に寄り添いたいだけなのに!

みんな同じ場所で同時に生まれてきたけれど!

私たちの考えが全て同じとは限らないのよ!

それなのにどうして、合わせなくちゃいけないの!」

と言った。

えっ水色の先生と出会った記憶?  幸くん水色の先生と会ったことがあるの?

「おまえは本当に口が減らない!」

と黒服の先生はそう言い手を広げ振り上げる!

「やめて!先生!」

と真紀お母さんは声に出す。

黒服の先生は私たちのほうへ顔をあげる。

えっなっ何?  私、今騎士姿で顔を隠しているし、ばれていないよね?

「おっおまえたちは…」

と黒服の先生と水色の先生は驚いている。

そっそうだよね。私たちが人類滅亡寸前を防ぐことができた

未来2056年が成功した世界から来ているんだもんね。

ここから…勝負ってことか…

黒服の先生は、沙由里を見て言い出した。

「ほう。よくここまでこれたものだよ。

相園沙由里、朝比奈月加、岩下真紀、岩下虎徹、

園田沙由里、園田あきのり…

そして朝比奈海緒…みんなカプセル付きのロボットからも脱出したってわけか

おめでとう!これで成功世界も乗っ取ることができるよ

そんで高原…おまえには論文を」

高原博士は目を広げて驚く顔で黒服の先生を見つめていた。

ばっばれてる!

その時、沙由里が黒服の先生にこう言った。

「やめて!高原博士は論文を持っていないよ!

それより、人間への復讐っていったい何?」

と問いただす。

「うるさい!人間たちは私たちの世界に入ればいいんだ。

全て、丸ごと。」

と黒服の先生は私達に向かって怒鳴るように言う。

どうして、沙由里が過去に戻って生きやすい未来に変えようとしてきた

四回目の世界の戦後から2023年の子供たちみんなを

最下位は処分して処分間際はいじめられる…そんな世界に閉じ込めるの??

人間の復讐ってやっぱり…あれが原因?

高原三造がその兄一造、二造によって政府や研究員に裏切られ

あの建物、「進路相談所」「お悩み窓口」「交流広場」を放火され

学校にある地下の研究所に行き高原博士は起動したAi沙由里と一緒に

未来を変えるために過去戦後に行ってしまったあとに人類滅亡寸前の中

生き残りの政府や研究員によって先生ロボットは何かされてしまったのか?

沙由里と月加に異空間メガネを外してもらう前、

元の世界に戻ってくる前に見た記憶…

私はその映像を見ていた時を振り変える。

【【沙由里は黒服の先生たちのデータを見た。

そこに書かれていた文字をみて驚いた。

「誰?誰にこんな風にデータを書かれたの?

もしかして…」 】

【それはまだ、教えできません。】】

と謎の声が言っていたっけ?その事を思い出す。

先生ロボットたちはどんなデータを書かれたのか?

と私が疑問に思っていると、その場の空気を破って、

「えーい!お前たちを倒して、

あの地下ぶっ壊してもう一人の自分も救うんじゃ!!

必殺爪かき攻撃!」」

そう言ったのはおじいちゃんだった。

すると黒服の先生は逃げるように私たちのいる部屋からドアを開けて出る。

「なんでまともに戦わん!せいせいどうどうと向き合え!」

おじいちゃんは顔を赤くして、そういうと黒服の先生はドア越しで

メガネを光らせこう言った。

「いいでしょう。白シャツ!例の!」

白シャツは何を了解したのか?

水色の先生は私たちの後ろの廊下側から何かが迫っているのが見えたのか

私達に声をかける。

「はっ?海緒さん、真紀さんたち後ろ!後ろ!」

そういうとドゴーンと職員室をのむような大きな処分用ロボットが廊下側から

私たちの目の前に襲ってきた。

私たちの部屋に入ろうとしてくる。

「どうしよう!前に進んだら壁、外側…学校の外に出ちゃう!ん…外?」

と真紀お母さんは言った。

お母さんはお父さんに大きな声で

「お父さん!ドリル、ドリル!壁を壊して!」

そういうと

「スーパードリルキーック」

とお父さん(岩下虎徹)は言い目の前の壁を破壊!

前に進み学校の外に出るために壁を壊して巨大なドリルを出すお父さんの後ろに

月加、沙由里、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんは、ついていく。

そんな中、私は水色の先生に手を伸ばしてこう言った。

「ほら、あなたも!」

水色の先生は驚いていたけれど、まっすぐ私に手をとってくれた。

龍鬼は、天井裏に隠れてしまった。

りっ龍鬼!

はっ!私は廊下側をみると

どんどんと、処分用ロボットは廊下側から職員室の隣の部屋、

私たちがいる部屋に伸びていく。

家族みんなは外側に向かって壁を壊して学校の外に出ようとしている。

私たちはどんどんと壁を壊していく。

そして学校の外に出た。

そして私達はまっすぐに走り出す。

途中、おじいちゃんは立ち止まり後ろを振り向く。

私、月加、沙由里、水色の先生、お母さん、お父さん

おばあちゃん、高原博士もふりむく。

お母さんが水色の先生を見て

「海緒?知り合い?その先生と?」

「あーそれはね?」

私が説明しようかとすると

ドゴーンと学校からたくさんの無人偵察機、処分用ロボット、四足歩行のロボットが

何体も出てきた。

「なっなんじゃありゃ!あの黒服メガネ、正々堂々と戦わず、

こんなにロボットを出すなんて!」

顔を赤くしおじいちゃんはそう言い私が助けた水色の先生を見る。

「な、なんじゃ!海緒!そいつはロボットじゃないか?

おっおのれ〜よくも!子供達をを閉じ込めよーって!」

おじいちゃんはまた顔を赤くしてそう言い

水色の先生に爪を立てて攻撃しようとするが

「おっお父さん!聞いていたでしょ!生徒に寄り添いたい!

ってこの先生は味方なんだよ!」

とお母さんと高原博士は言い水色の先生を攻撃しないように守る。

「助けて!幸を助けてあげて、本当は私もこの世界もう嫌なの!」

と水色の先生はそう言う。

やっぱり、同じだったんだ。私たちと同じようにあの世界で。

「実は、…ってあれ?」

と私は説明しようとしたが私は真紀お母さんの方を見た。

ん?お母さんは違う方向をみていた。

あれっ?どうしたんだろう?

「あっあれ!?もう一人の海緒じゃない?ちょっと、落ちたらあぶないわ」

とお母さんは学校普通教室棟の屋上を指さす。

私と沙由里、月加、お父さん、お母さん、おばあちゃん、高原博士は

そして水色の先生に何か話していたおじいちゃんも私たちに続いて見あげる。

あっ!もう一人の…私!。

学校の屋上にはこの四回目の世界のもう一人の自分が

屋上の外側の手すりに腕や腰を紐で巻きつかれて十字架のように縛られていた。

落下したらまずい…もう1人の私…

はっ!

「やばやば、みんな避けて!」

と月加がそう言い、上を見ると、

爆弾が!私たちは避ける!

無人偵察機は私たちにどんどんと爆弾を落としてきて

土に穴が開いてしまう。

えっえー!

私は水色の先生の手をとり避ける。

それに加えて、ドゴーンとたくさんの四足歩行のロボットや二足歩行のロボットも

近ずいてくる

どっどうしよう!?

水色の先生に説明は…あと、今はよし…戦うしかないか!

この四回目の世界にいる戦後から2023年のもう一人の私たちが変わる決意

ができるために、世界を救うんだ。

戦後時代…戦争が終わった後の出身にいる幸くんに未来を変えてもらうために

沙由里の作った論文を全世界に届けるために!

この人類滅亡寸前未来にいる沙由里が何度も過去に戻った四回目の世界にいる子供達

が消えないようにするために

私達のいる成功世界にその子供達をつなげる。

高原博士と成功世界にいる人たちが決めた

結合計画のために!

私達は変われる!変わっても大丈夫なんだよ!

早くもう1人の自分を説得させて、高原博士が追加でこの学校に設定したシステム

悩みが吹っ切れたら魔法少女になれる学園ゲームをクリアして

閉じ込められているこの四回目の世界にいる戦後から2023年のもう一人の私たち

を救い、

ロボットに乗っとられた私達のいる世界と

沙由里が何度も過去に戻って生きやすくするために未来を変えようとしてきた

全ての世界と

この学校にいる先生ロボットなど全システムを止めて同じ未来を繰り返さない

ようにしなくちゃ!

私たちはたくさんの四足歩行のロボットや二足歩行のロボットに向かって走り

突っ込んでいく。

「なっなるほど?水色の先生は味方なんだな?

それじゃぁとりあえず、スーパードリルキーック」

お父さんはそういうと足がドリルの形になり、腕はタイヤになり、

水色の先生と高原博士を守るかのようにガタガタと

四足歩行のロボットと二足歩行の前に来るとロボットたちは退いていく。

私とお母さんは、水色の先生と高原博士を守るかのように、四足歩行の前にたつと、

異空間メガネをかけられてもう一人の子供時代の自分として過ごしていた時、

ロボットに襲われそうになったが倒したことのあるあの方法で私たちは倒す。

それがこれ

私は、剣をしまうと、しゃがみ寝て思いっきりジャンプして四足歩行のロボットの

後ろ足を掴み立ち持ち上げると同時に真紀も四足歩行のロボットの前足を掴む。

そして迫ってきたもう一つの四足歩行のロボットに私たちは持っているロボットを投げる。

ドッカンと迫ってきたロボットと私たちが持っていたロボットは故障したかのように

ピクピクと動かなくなった。

よし!四足歩行のロボット一台倒せた。

「お母さん!無人偵察機は私に任せて!」

そう言い月加は、異世界スーツに変身した。

月加は魔女になりほうきで宙に浮く。

そうだ!

月加のほうきに乗って行けばいいんだ!

しかしドゴーンと迫ってくる四足歩行のロボットが迫ってきて

私は乗ることができなかった。

「月加!お願い!」

私はそう言い四足歩行のロボットに剣をふりあげ、

「やーーーっ」

と声をあげ、真っ二つに切っていく。

「分かった!」

とほうきに乗った月加の声が聞こえてきた。

月加はほうきに乗りたくさんの火弾や電気をだし戦っている。

ドッドッドッと二足歩行のロボットはお母さんを撃とうとするが

素早く二足歩行に近ずき

「えーいや」

と沙由里は声をあげて

二足歩行のロボットの銃を取りあげるとしゃがんで一気に撃ち出す!

二足歩行のロボットは穴が開き、爆発して倒れてしまった。

「「はーーーーーっっ!」」

私とお母さんは掛け声をあげ、それぞれ一つ四足歩行のロボットの二本足を持ち、

ぐるぐると回転をして、振り回し、周りのロボットに

ドッカーンと激突させた。

それぞれロボットはふっとんで倒れていく。

「海緒!あれ!」

とお母さんは声を出しある場所に向けて指を差す。

私は振りむくと、そこは外に繋がる渡り廊下だった。

外に繋がる渡り廊下から出てきたのは、

ロボットパワースーツを着ていた。

幸!

幸は特別教室棟に向かっていた。

「高原博士?水色の先生?走れる?」

二人はコクッと頷いた。

私たちは幸を追いかけるために走り出す。

しかしまた四足歩行と二足歩行のロボットが現れ、私たちの行く先を阻む。

しっしまった!

すると真紀お母さんが

「私に任せて!」

とそう言い、

「水よ、浄化したまえ!」

すると私とお母さん、高原博士、水色の先生のところの一部分だけ

たくさんの水が降ってきた。

空で飛んでいる月加は私たちがいる雨が降っている場所に行き手を伸ばし

チョンと濡らす。

四足歩行と二足歩行のロボットどちらもフラフラだった。

沙由里は

「炎よ!暗闇を明るく照らし悪い感情を吹き飛ばして!」

そう言うと、四足歩行と二足歩行のロボットは爆発する。

月加は上から雷をだしていた。

お父さんはドリル車で私たちを守るように走らせる。

「よし!急ごう!高原博士!水色の先生!」

そういい私は二人の手を取って外に繋がる廊下へと入る。

特別教室棟の中に入ろうとすると

「動くな!」

と声が聞こえてきた。

私たちは声の方を向く。その声の主は

「りっ龍鬼!?幸!」

幸は自分の片手を龍鬼を囲むように肩に肘を乗せ、龍鬼は抑えれていた。

給食室か、家庭科室から持ってきたのか、包丁を持っていた。

幸?ひいじいちゃん?  やっやめて!私の子供!龍鬼が!


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