第41章 自分との戦い!


沙由里!?

どこ?沙由里!隠れているんだよね…

嘘でしょ!

私の目の前には沙由里のものである手、足、胴体のものが散らばっていた。

そんな、こんなあっけなく!

大切なものが…私はしゃがみ込み

「沙由里が…」

私はそう言い大粒の涙を流した。

未来を救う為にこの人類滅亡寸前を防ぐために四回目のもう一人の子供時代の私達

が捕まっているところを異空間メガネをかけさせて

四回目のもう一人の子供時代の私達にそっくりな私達に見せていた。…

人類滅亡を防ぐことに成功した私達の世界がいじめや自殺、格差

障害の人たちの活躍場が減ったりしてまた同じ結末を辿らないように

この経験を未来に生かすために!

確かに沙由里は四回目の今捕まっている私のこといじめていたけど

四回目にいるゆりこの子を◯してしまったけれど、

人類滅亡を防がせて成功世界にまた家族が広がることができたんだ。

もう1人の私がいじめられていたけれど、沙由里、

あなたと仲良くできて嬉しかったんだよ。

「お母さん〜(朝比奈海緒)龍鬼⁉︎」

月加がそう言い、箒に乗っていきよいよくやってくる。

ほうき?魔女?

月加はいつのまにか魔法少女ではなくあっこのスーツって!?

沙由里…に異空間メガネをかけられて

この世界のもう一人の子供時代の私と繋がっていていた時にみた。

この世界のもう1人の私がロボットに乗っとられた元の世界を経験して

元の時代から戻ってきたら高原博士が襲われて、助けに行く時に見た。

月加が異世界スーツでなっていた魔女スーツだった。

というか、学校の外に出てから変えていたね?この子?

次の瞬間!

月加は私の手を引っ張り、私の身体が浮く。

箒に乗せようとしているのだ。

え〜ちょっとなになに?急に!?

はっと私は周りを見ると無人偵察機が月加ののっているほうきに近づいてきた。

「お母さん!幸!お願い!手伝って」

そう月加はそう言った。

次はほうきに乗ることができるんだ。

ってやばい!幸くんも連れていかなきゃ!

私は幸くんの手を掴む。

すると宙に浮き一瞬で学校の建物4階建てくらいの高さまで上昇した。

私と幸!ほうきにちゃんと乗れてない!

いやこれは!危ない乗り方な気が!

「うわぁ〜箒、3人乗りは無理だよ〜」

と私は言い月加がまたがって乗っているほうきの棒を右手で掴み、

もう反対の左手は幸くんを掴む。

月加が乗っているほうきの棒に私が右手で掴みもう反対の左手は幸くんを掴み

私、幸くんはぶら下がっている状態だ。

月加は宙に浮きながら一度止まり私たちに手を伸ばす。

最初は幸くんが先にちゃんと乗った方がいいよね?

「月加?先に幸くんを乗せてあげて!幸くん!月加姉ちゃんに手を伸ばして?」

と私は言い

幸は私と下にいる龍鬼が大丈夫か気にしているのか、チラッと私たちの方を

交互に見て月加に手を伸ばす。

私は幸くんの足を押さえて、幸くんはほうきにまたがり乗れた!よかった。

私だけが今、月加と幸くんがまたがって乗っているほうきの棒に

両手でつかんでいる状態だ。

…龍鬼が乗れていない。私は下を見る。

龍鬼、大丈夫かな?

すると、龍鬼は、

「俺、高原博士と閉じ込められたこの四回目の世界にいる

子供達をなんとかしてみる。」

そう言い普通教室棟へ走っていった。

「任せたよ?龍鬼。あっ博!あなたのお父さんもこっちに来てるみたいだよ!」

と私は大きな声で叫んだ。

…まあ後で気づくね?

「うわぁ〜、とっ飛んでる!」

と幸くんは驚いていた。

月加は私にほうきに座らせようと手を伸ばそうとしている。

「月加、私は大丈夫だから、それに3人乗りは絶対まずいと思う。

それに学校の屋上にいるもう一人の私の方へこのまま連れてって!

説得しなきゃ!」

幸くんは私たちを見て、不思議そうにこう言った。

「月加姉ちゃんと海緒姉ちゃんの服って面白いね?」

はっと月加は目を輝かせ、

「これはね?異世界アニメのスーツって言うんだよ?

異世界っていうのは人間もいるけれど…

妖精やエルフとかがいる不思議な世界でそういった

かわいい生き物がたくさんいるんだよ?

幸くん、おじいちゃんになったら多分見れる。

そしたら一緒に見よう!

ようこそこちらのせか」

と言う。

いやいやこの状況で?誘う?

「月加〜今はそれどころじゃないでしょ?

ほら、またきたよ!」

私はそう言い月加、幸はある物体を見る。

無人偵察機が6機やってきた。

私たちは学校を離れ人類の滅亡した世界の中、崩壊した建物が少なく、

動物の骨や荒野の中空を飛ぶ。

「さてと、幸くんにも着せ替えちゃおうかな?」

月加は目をキラキラさせながら、ポケットからスマホを触る。

しばらくすると幸は左手には銅、右手には剣を持っていた。

あっこの服って!!

そういえば沙由里に異空間メガネをかけられてこの世界のもう一人の子供時代の私

と繋がっていた時、

この世界のもう1人の私がロボットに乗っとられた元の世界、

おかしくなってしまった元の時代を経験して

元の時代から戻ってきたら高原博士が襲われて、助けに行く時に見た。

たくさんの戦車や、ロボットが現れてその時に私もこのスーツを着たな。

「よっ勇者!」

と月加は言うと幸くんは笑顔で喜んでいた。

「うわぁ、かっこいい。勇者?」

と幸は疑問を言うと、

「勇者っていうのは、勇気がある者のことを言うの。

勇者はね。妖精さんやエルフ、不思議な生き物のみんなのために

魔王を倒して異世界を救うの!」

と月加は教えると

「やった。じゃぁ僕は勇者だ。凄いヒーローみたいだね?」

勇者さんはヒーローか。確かにそうかも!

すると月加はスマホを書き込み

「う〜んとまずは炎からかなぁ?炎よ、我が敵を射抜く魔弾となれ!!」

と月加は唱える。

無人偵察機に撃つと炎の弾丸が出てくる。その弾丸は目的に向かい一定に沿っていたが途中で分裂し、火花のように光り出しながらその攻撃は見事命中!

無人偵察機は真っ二つに壊れ真っ直ぐと落ちていった。

一機目を倒す。

「わお、すっごい!綺麗!」

と幸がいうと月加は褒められて嬉しかったのか振り向いて目を輝かせていた。

じゃなくて

「へっえっ技名?なんか月加、凄いかっこいいんだけど…」

と私は言った。

あれ?この技どこかでも使っていなかったっけ?

それより月加、本当にすごく成長したね。

月加の将来が楽しみだね。

異世界、不思議な生き物のために救うか。

異世界はいいなぁ、不思議な生き物がいてもなんの違和感がない。

現実世界だと不思議な生き物のみなさん色々大変かもだけど…多分

月加は幸くんに

「幸くん?どんな技がいい?

オーダーしてくれれば、書けるよ?」

そう言うと幸くんは口に手を当てて考えだし

「何がいいかな?決まらないなぁ。」

と言う。

そうだなぁ。壊すには?

あれっ建物壊せるなら学校壊せる?いや、ダメか。学生たちもいるんだから、

次にくる無人偵察機は私たちに追いつくと、銃を撃ってきた。

「やばい!こっちにくる!!」

月加が言ったので月加の乗るほうきは無人偵察機の銃弾から逃げる。

空には曲がり角もないため、逃げても、逃げても追いかけてくる。

銃弾がこっちにくる。早速使うしかない。スマホで

「月加、僕、雷どどーんしたいな?」

と幸はいう。

ん?雷どどーん?

すると月加はスマホに素早く技を書き込み、

幸は剣を高く振り上げ落とす。

空から、雷がドゴゴンと降ってきた。わぁ!びっくりした。

すご〜いさすが、勇者、幸くん!

2機目の飛行機を倒すことができた。

無人偵察機から降ってきた銃弾を野球のバットで振り上げるみたいに幸は

落ちてくる銃弾を思いっきり跳ね返したり銅で守る。

やっやばい振り落とされそう!

ほうきがあっちに行ったりこっちに行ったりと揺れ動くので

私は必死に箒の棒を掴む。

「きゃっ」

「海緒!」

私はほうきから、おっこちそうになるが月加が手を掴み、上空へ向かう。

たっ高い。ひ〜!!

私はもう一度ほうきの棒に掴まる。

「じゃぁ?今度は何がいいかな?とりあえずなんでも使えるから…」

と月加は言うと

「なっなんでも!?」

と幸は驚いていた。

雷意外に幸は何を注文するんだろう?

落ちそうになるのはもう勘弁〜できれば安全運転で!

とっとにかく、三機目は!

「今度は私が!」

月加はもう慣れたかのようにスマホに素早く書き込む。

「う〜ん今度の光のウォータースライダー!やっふぅ」

月加はそう言い杖を振り上げる。

月加の持つ杖から光の線を放ち敵を追いかけ、敵の前で五方陣の星形になる。

外側の星型の線が徐々にに内側、真ん中へと進んでいき無人偵察機は逃げても、

攻撃しても徐々に迫っていき、最後は大爆発を起こし、

三機目は爆発、

「ウォータースライダーじゃないやんけ〜」

月加はそう言い舌を出してへっと笑っていた。

四機、五機、六機の無人偵察機は、幸が倒そうとしている。

「僕も月加さんみたいに何か、技は出せないかなぁ。すごいなぁ月加姉さん

もっと自由でいいんだ!?それなら、僕は!」

幸はそう言い月加にオーダーしようとする。

「あっあのね?うんとね、えっと、

植物ニョキニョキ鬼ごっこみたいにね、捕まえるの!

ごめん、僕、時々、人に言葉を伝える事が苦手で。」

と幸は言うと、月加は、

「ok!!剣振りあげてみて?」

と言いスマホに何か、書き込む。

ok!って月加、今ので伝わったかな?

幸は剣を振りあげる。

すると、剣の先から植物の木の茎が数本出てきて無人偵察機、四機、五機、六機を

一本の茎が追いかける。

無人偵察機が学校の上に行こうするが、逃がさない!!!

「逃がさないぞー。」

と幸くんは剣を振り回し叫ぶ。

幸くんの剣から出た植物の木の茎は無人偵察機から出す銃弾にもびくともせずに

無人偵察機、四機、五機、六機は撒かれてしまう。

「よいしょっと!」

幸くんは掛け声をし、魚釣りのように引きあげ、無人偵察機を

ほうきの近くまで自分のところへ引き上げる。

そして最後にその中にはいっている偵察機を幸は…

「って幸⁉︎」

四機、五機、六機の無人偵察機に向かって幸は月加のほうきからポンと飛んだ。

幸⁉︎あぶない!!手で目を塞ぎたいけど、ほうきの棒を掴んでるから無理‼︎

幸くんは無人偵察機四機、五機、六機に近ずき、

シャキンシャキンシャキンと切って

無人偵察機は全部大爆発!

やった。幸は月加から

「いいじゃない!?幸その調子!!」

と言ってもらえた。

幸は喜んでる。

これが幸のしたいことなんだ。

月加は伝わっていたんだ。

そして月加、私、幸が乗るほうきは

普通教室棟の屋上へと飛んでいく。

屋上の手すりに腕や腰を紐で巻きつかれて

十字架のように縛られているこの世界のもう一人の自分に近づく。

普通教室棟の屋上まできた。

ほうきの棒から私は降りて、屋上の手すりに

着地!

屋上の柵の上に着地!

だから、後ろに倒れそうになる。

おっ落ちる!やばい!ここ落ちたら地面!

私はなんとかバランスを取って前に倒れ、なんとか

屋上の中に入れた!

ヒューバタン

屋上の床に倒れたけれど…

私は起き上がり

ふう、私はあたりを見回し、ここは…プールサイド(お風呂)だ。

私は、急いで立ち上がり外側に繋がれている四回目の世界の

もう一人の私の方へいく。

私はもう一人の私の手首を右手で握り、左手で剣を振りあげて手錠を外そうとした。

その時、ギュッと強く私の手首が握られた。

「やめて!」

と声が聞こえてきた。

あっもう一人の私、起きてる?よかった。

もう一人の私は反応したのか。

目を開けた。

「いやっ!外さないで!変われないよ!!

大切なものはなくなっちゃったんだから!!」

ともう一人の私は大きな声でいう。

「いや  いや違うよ?違うってだいじっ」

私は、本当のことを話そうとするが、

「変われなかったんだよ!未来は終わりだよ!

私、自分の存在も消えちゃう!ならこのままでいい!」

ともう一人の私は、言う。

いや、いや、いや待って待って!?

話を聞いてもらわなきゃ!とにかく、

私はえいっと剣を振りあげ、手錠を外す。

私はもう一人の私の手を握ろうと手を伸ばす。

が空をつかんだ。

もう1人の私は柵の外側で縛られていたのでおっこちそうになる。

あっ、待ってやばい!

私は急いで剣を捨て、手すりから飛び越え、もう一人の私の両手を

自分の両手で掴む。

でも、やっやばい!落ちちゃう。

どうしよう!どうしよう!

下?今は逆さ状態だから上に地面が見える。

それは徐々にスローモーションのように近ずいてきそう!

ここ落ちたらもう即死!

すると誰かが私の足を掴む感覚がした。

えっ?誰?私は四回目のもう1人の子供時代の私の両手を掴みながら

上を振り返ると

そこには、顔を赤くして私たちを屋上に引き戻そうとする

「もうちょっと!ひっぱれ!」

と言う龍鬼、高原博士、そして

「ダイジョウブデスカ?」

と言う二人の、外国人の姿が!?

私ともう一人の私はこの4人に助けられなんとか

屋上に戻ることができただけど私は、

もう一人の私と手を握ったまま座り込んでしまった。

するともう1人の私は、ロボットスーツを来ていた。

だから…

もう1人の私は急いで立ち上がると私に大きく足を後ろに振り上げ、

私のお腹に命中した。

「グハッ!」

と私は声を上げて

そのせいで私は…もう1人の私の手を離してしまい

プールの前まで吹き飛んでしまった。

ドッカーン!

と床にゴロゴロと転がる。

「「「「海緒〜大丈夫か?」」」」

と高原博士、龍鬼、そして外国人2人は私に駆け寄ってきてくれた。

私は肩を押さえ立ち上がろうとする中、

もう1人の私は…

「脱出しても…変わった先にあったものは…愛、紗希…友達やお母さん…

大切なものが…大切なものがなくなるなら合わせていた方がましだった!

失ってしまうのは怖いよ!!友達と離れるなんて!!

いじめられたことあったけれど…

支えてくれるお母さんや学校の先生!たちが…消えちゃったんだよ?」

と言った。

そしてもう1人の私はこちらにいきよいよく走ってくる。

その時、龍鬼と高原博士外国人2人はもう1人の私に近ずきその両手を掴んだ。

私への攻撃をやめるように抑えてくれている。

今なら…

私はこう言った。

「それでもあなたは、変わりたいと思った。

違う!?」

「変われないの!だってあなたは!!」

ともう1人の私が言う。

もう1人の私は、ロボットスーツをきているわけで…

龍鬼と二人の外国人を腕で吹っ飛ばしてしまった。

ヒューーンと龍鬼たちは投げ飛ばされ温水プールに思いっきり

バッシャーンと入ってしまった。

「「「「うわぁ!ゴボゴボっ」」」」

と龍鬼、高原博士外国人2人はお風呂(プール)に溺れる。

「だっ大丈夫?龍鬼?」

と私は龍鬼の方へ向き声をかける。

そのあともう1人の私は

「よそみするな〜!!やーー!」

そう言うと私にまた迫ってきた。

私は龍鬼たちの安全のためにお風呂(プール)から離れる。

しかし、追いかけてくるため、私は逃げる。

うわ〜とは言ってもどうしようどうしよう!

剣は…あっ!置いてきてしまった…

とりあえず逃げなきゃ!

って攻撃されっぱなしになっちゃう!

だが、幸い相手は子供の私だ。足の速さは!私が…

って逃げてちゃだめだ!どうしよう!そうだ!私には…

これがある!スマホ!

本当はもう1人の自分と張り合いたくないけど…

私はスマホを出し、画面の中にある右上を指で押そうとした…!!

しかしその時!もう1人の私が上に飛んだ!

嘘!ロボットスーツだからか…私も…いそがなっ

その時、もう1人の私は手で拳を作り、私にパンチをしてきた!

私は飛んで避ける。

そのためもう1人の私は床に拳が激突してしまう。

ドガーンと音がする。

私は床に着地!

あっぶな!

そして握っているスマホで私は画面右上の装備ボタンを押そうとするが…

がもう1人の私はものすごい勢いで迫ってきて私のスマホを掴み取ろうとする。

「離して!」

と私はそう言い取り上げられそうなスマホを握り締める。

やばい!!やばい!!!壊れる!壊れる!

「私にはもう何にもないの!だったら!」

もう1人の私はそう言い私の手首を掴むと

えっ?

私は宙に浮いた。

もう1人の私に片手でまわされているんだ。

やばいどうしよう!

もう1人の私は反対の手でスマホを抜き取る。

その時、私は、スマホ画面が見えない中、指で何かを押した。

そしてもう1人の私は片手を離し私はその反動で吹っ飛びある場所に激突した。

ガチャン!

「ぎゃ〜〜〜」

と私は叫んだ。

だって屋上の端にある柵!にぶつかったんだよ!

そしたら柵が折れて地面におっこっちゃった!

また落ちると頃だった…

だけど私はもう1人の私に吹き飛ばされる前に指で何かを押したから、

私は自分の姿を見る。

今度は右手には剣、左手には銅!背中はマント!勇者になっていたのだ。

これって!?

沙由里に異空間メガネをつけられて、今攻撃を受けた

四回目の世界のもう1人の子供時代の私…もう1人の私

と繋がっていた時に使っていた勇者…

私は手を動かす。

ってしまった!どうしようスマホを取られた…

私はもう1人の私に視線を向ける。

もう1人の私は私に近ずきながらスマホをいじる。

「へ〜こんな風に使うんだ〜」

ともう1人の私はそう言った。

もう…いじってる…

やばい…

そしてもう1人の私は姿を変えた。

魔女の姿になったのだ。

「私…魔女だ。あっそうだ!

月加さんや外でみんながロボットと戦っている時に

みてたあれみたいに打てないかな?」

ともう1人の私はそう言い

スマホを操作して自分のロボットスーツのポケットに入れる。

そして出てきた杖を出して振り上げた。

炎の弾丸が出てくる。その弾丸は目的に

向かい一定に沿っていたが途中で分裂し、火花はたくさん、分裂し光りながら

その攻撃は…私にあたりそう!

私は壊れた柵から離れてたくさんの弾丸から避ける。

もう1人の私は息を吸う。

「今度は!炎よ、我が敵を射抜く魔電弾になれ!」

えっ!それって!月加が言っていた技!?

今度は炎と電気が合わさった弾丸が出てくる。その弾丸は目的に

向かい一定に沿っていたが途中で分裂し、火花と電流の雷が交互に光りながら

その攻撃はまた私にあたりそう!

私は勇者スーツ…出てきた左手に持っている銅でその攻撃を防ぐが…

これ…まずいよね?

弾丸が私の銅に当たる、次に電気が走る。そして同時に炎がやってくる。

私は持っている銅で押さえきれず、私はまた吹っ飛んでしまった。

そしてまたドカッとまた別の屋上の端にある柵に当たる。

今度は柵は壊れずに済んだ。

そして、もう1人の私がこちらにゆっくりと近ずいてくる。

ああ…どうしよう…目の前がくらくらする…

「そっそっかそうなんだ…大丈夫、辛かったよね…」

と私は言った。

変わりたくない!と考えているもう1人の私を救わなきゃ。

変わりたくない!もう1人の私と

変われてる未来の今の自分

確かに自分が変わってしまったら…

この四回目の…うーうん

自分が消えちゃうかもって思っている!

大切な家族や友達と離れてしまうかもしれない。

味方がいない、孤独だ

なら…私が…自分が受け止めてあげないと!

どんなに…攻撃されても…繋がるんだから…統合計画…

もう1人の私とは…戦いたくないよ!

しかしもう1人の私はまた勢いよく来た。

そして頭を持ち上げ押さえられ柵の外側に引っ張られる。

ううっどうしよう!落ちる!

「お母さん!」

と龍鬼は叫ぶ。

その時、もう1人の私が

私に杖で何かビームを放つ。

そのせいで、屋上の端にある柵が壊れ私は屋上から落下した。

私はスローモーションのように地面に近づいていく。  が

「お母さ〜ん」「海緒姉ちゃ〜ん」

ほうきに乗っている月加と幸は私に気付き、

2人はほうきを飛ばす。

その時、無人偵察機が!

無人偵察機はほうきに乗っている月加と幸に向かっているところに

一緒になって向かってきて私の方へ向かおうとしている。

もし無人偵察機が先に私の方に来てぶつかったら

私、ぺちゃんこになって終わりだ。

しかし、ほうきに乗っている月加と幸は無人偵察機よりも先に

落下している私に届く。

幸が私の手を掴んだ。

ほうきに乗り私の手を掴んだ幸と月加が避けたのでその無人偵察機は

二階の窓と三階窓の間に激突!

教室には忘却空間を解除されそうになるのを防ぐために黒服の先生たちがかけた

ロックがかかっているため二階と三階にいる教室にいる子たちは無事で、無人偵察機

はいきよいよくぶつかり大爆発!

そしてほうきに乗っている月加と幸につかまる私は

3人で屋上のさらに上くらいに高くのぼる。

ひっひいどうしよう!

おっこちたらどうしよう!

もう1人の自分は

未来変わってしまったら…

大切な家族や友達と離れてしまう、自分も消えてしまう。

味方がいない、孤独…そして自分も消える!と思っている。

でも…今は…私は一生懸命飛んでいる【自分の子供】月加

を見た。

大切な運命の人博。

たとえ変わってしまったとしても、また新しい世界では大切なものができるよ…

だってここにいる…変わった世界の私がいるんだから!

だから世界を…未来の大切なものを救わないと…

月加は箒に乗ったまま、自分のスマホを取り、

すると私の身体はロボットスーツに切り替わった。

「お母さん?動ける?」

と月加は聞いてきた。

私はコクリと頷いた。

そしてもう一度、屋上まで飛び、着地!

私は急いで体勢を整える、

するとそこには、取られた私のスマホを使って設定しているもう1人の私の姿が…

そして、攻撃が…来る。

もう1人の私はジャンプして

「やーーーーっ!‼︎」

と叫び、手を拳にして私に殴ろうとしてきた。

私は避ける。

私が避けたことで、もう1人の私は屋上の床に拳が激突した。

しかしもう1人の私は、急いで体勢を整え、

足を後ろに振り上げ私の胸にキックして当てようとしていた。

くっそうだ!

私は腕をバッテンにしてもう一人の私を受け止める感じで

ガードのポーズをとる。

もう1人の私の足は私の腕に当たる

そこで少しよろける。だけど防げることができた。

もう1人の私は杖を出しまた何か技を出すみたいだ。

そっか、もう1人の私と変われてる未来の今の自分は向き合っているんだ。

変わった先にある…失う恐怖である自分と、明るくかがやいている未来の自分

なら!

向き合いが戦うことなら!

向き合うなら…一緒に堂々と戦おっかな?

「さっきのお返しだよ!」

と私は言い

その隙に私はもう1人の私の手首を掴み、

おもいっきり回す。

もう1人の私は宙に浮いた。

「や〜〜目が回る〜」

ともう1人の私は叫ぶ。

そしてプールの前に吹っ飛ばす。

もう1人の私が今度はゴロゴロと転がった。

その隙に自分のスマホを取り返すためにもう1人の私

に近づく。

もう1人の私は

「やっ!だめ!」

と言いもう1人の私は素早く立ち上がった。

「「やーーーー」」

と私たちは叫び、

お互いに拳を作り、互いに拳を一発殴りあった。

私はもう1人の私に拳と足を後ろに振り上げてとキックを繰り出す。

もう1人の私は、後ろによろめいた。

今だ!

私はもう1人の私からさっとスマホを取り返した。

そして私はスマホ画面右下を押し、お互いに変身した。

私たちはお互いに鎖の仮面をきてと剣を持っていた。

私たちは騎士となった。

「どうして…同じにしたの…だって私…」

ともう1人の私は言った。

「大丈夫。ちゃんと向き合おう!恐怖と。

でもね?これだけは言える。あなたは変われるよ!」

と私は言った。

もう1人の私はこう言った。

「うるさい!変わった先は絶望だったの!」

私はこう言った。

「でも、変われるチャンスはある!目の前に!」

「「やー!」」

と私たちはお互いに掛け声をあげて

剣を振り上げて、お互いに振った。

カキンと剣の音が響きぶつかり合う。

そして、一旦私ともう1人の私は少し距離を置く。

その隙に私はスマホに装備と技を書き込むが…

その私の持つスマホを奪い取った。

もう1人の私は魔女になった。

私はパンチを繰り返す。

またもう1人の私も腕をバッテンにしてガードのポーズをとる。

その隙にもう1人の私から自分のスマホを奪う!

そして操作して…

私たちはお互いに魔女になっていた。

「ok いいね?」

と私が言う。

そしてもう1人の私もスマホに書き込んだ。スマホに技を書き込み

私たちはまたお互いに弾丸を放った。

「「炎よ、我が敵を射抜く魔電弾になれ!」」

と叫んだ。

今度は炎と電気が合わさった弾丸が出てくる。その弾丸は目的に

向かい一定に沿っていたが途中で分裂し、火花と電流の雷が交互に光りながら

その攻撃は相手の攻撃技へと向かった。

「「やーーーーーーー」」

と私たちはお互い声をあげた。

ヒュン、バッチャーン!

そして、もう1人の私は私が放った弾丸で吹き飛びプールサイドに落ちてしまった。

あっ  大変もう1人の私!!

私もそこに飛び込む。

もう1人の私はプールの奥深くにまで潜ってしまった。

そして私は水中の中で思った。

受け止めてあげるだけじゃだめだ…

自分と向き合うためにもう1人の自分と戦うこともあるけれど、

自分で受け止めることもできる。

この子は…自分はわかってもらう人が欲しかったんだ。

ちゃんと…言葉にして、行動で伝えなきゃ!

私はもう1人の私を見つけ、抱きしめた。

そしてバーチャ〜ンと

私たちはお互いにプールから顔を出す。


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