えっ!人間も神様と同じ創造者になれるの?
親は全てを与えたい
我が子人間に全てを与えたいというのが親である神様の願いでありました。
しかしその願いを叶えるためには、ある秘策が必要でした。
神様は創造者で人間は被造物ですが、神様はその愛ゆえに人間を被造物のまま置いておくことができなかったのです。
神様は人間も神様と同様に、創造者の位置に立たせたいと願われました。
しかしそうなればこの宇宙に二人の創造者が誕生してしまうことになります。
それを回避するために神様が考えられた秘策が、責任の配分でした。
この宇宙創造を神様と人間の共同作業にしようと考えられました。
それが人間に対する自体責任の付与となりました。
人間は自己の完成のために、自分自身の責任が与えられました。
人間が自体責任を果たさずに、この宇宙の完成もなく、神様の目的を
完成することはできません。
ではなぜ人間が自体責任において、自分を完成させれば、宇宙を創造した
ことになるのでしょうか?
それはまず人間は小宇宙であり、宇宙に匹敵する価値を持っていますので、
自分の完成は宇宙の完成になるからです。
そしてもう一つの理由は、万物創造の目的は人間にあるため、
人間が完成した時初めて宇宙が完成するようになっているからです。
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