好きなイメソン発表ドラゴン【ハイキュー!! 編】
※免責事項※
・表題の件につきまして、本記事は純度100%のキモ・オタクが執筆したものです。閲覧の際はお気を付けいただき、ご了承いただける方のみ閲覧をお願いいたします。
・本記事は予告なく再編集する可能性があります。
はじめに
どうも、イメソン好き好き大好きドラゴンです。
オタクって大抵考えますよね?素敵な歌と出会う度に、「ああこれは○○の第何話、あのシーンの歌だ」やら「ああこの歌は☆☆がカラオケで歌っているに違いない」などと……私だけでしょうか?
「これは!」と思う曲があるたびにTwitter(X?しりません)を漁るも仲間にはなかなか出会えない。そもそも、イメソンの話題の同志ってネットの大海からは全然見つからない。
そんな悲しい思いをしたオタク、結構いるんじゃないでしょうか。
本記事はそんなオタクたちにとってほんの少しの、ほんとうに爪の先ほどの助けになりたいと思ってしたためたものです。
よかったら実際に曲を聴いてみてください。
☆それぞれの曲は、貼付のYoutubeとサブスクリプション(Spotify)から公式の音源やMVを視聴できます。
☆キャラクターやエピソード、選曲、選曲理由いずれも完全なる執筆者の好みです(キモオタ)。真面目なのもおふざけもごった煮です。ご了承ください。
☆以下の文章には作品のネタバレを大量に含みます。閲覧の際はお気をつけください。
本編
総括: 日食なつこ『水流のロック』
イメソンとか関係なく大好きな曲です。
この記事には大好きな曲しか挙げてないけどね。
そんでこの曲、誰か特定のキャラクターのイメソンではないんですね。
なので、敢えてド頭に紹介させていただきました。
スポーツ漫画って、大抵いいコンビや相棒がいて、切磋琢磨して……が王道の流れだと思うんですが、『ハイキュー!!』のそういった人たち、なんか知らんがみーんなこの曲が似合う。ハイキューのイメソンか……?
この曲が持つ爽やかさと健全さ、その後ろに潜む泥臭さが作品によく合うのです。ここではキャラクターに着目して書きますが、もはや作品全体のイメソンかもしれないとまで思います。
例えば。
こことか。
夏合宿での月島と山口の衝突、そして成長を髣髴とさせます。
ここなんて、マジで主人公コンビでは。
初見殺し・変人速攻ですものね。
で、ホントに世界をどよめかせるようになるんだから恐ろしい、この二人は。
ぶっちゃけこれが一番言いたかったところです。
この箇所を聴く度、私が作中屈指で愛しているエピソードの「守護神のヒーロー」を思い出します。稲荷崎戦、いいよなあ……。
人選が何故か烏野に固まっていますが、他にも各々思い浮かべるキャラクター達がいると思います。
ピアノとドラム、ベースだけで構成されためっちゃかっこいい曲なので聴いてみてね。
日向翔陽: アンジュルム『ドンデンガエシ』
まず彼、四字熟語Tシャツからもう「大器晩成」でしたからね。
(注: アンジュルムには『大器晩成』という名曲があるのです)
アンジュとの相性◎。
彼ほど「どんでん返し」という言葉の似合う主人公もそうそういまい。
とんでもない爆発力と、恐ろしさすら覚えるような底知れぬ可能性を持つ日向のプレーを見ていると、マジでこいつ、やりやがるんじゃね……⁉という気持ちにさせられます。
白鳥沢戦だって稲荷崎戦だって、いつも彼がどんでん返しの起爆剤でしたよね。
もっとも、最初はその驚異的な身体能力と「バレー馬鹿」という二つの才能の武器だけで挑んでいた彼ですが、当然それだけでやっていけるほど甘くはありません。
疑似ユース合宿に乗り込んだ先でも、「影山というセッターの居ないお前に俺は価値を感じない」(『ハイキュー!!』24巻)だなんて、鷲匠監督からけっこうキツいことを言われたりもしていましたよね。
IH予選から春高本選、そしてその先の道のりできっと彼は幾度も挫折しながら成長したのでしょう。
で、そこからの最終章!
誰があれほど立派に育った彼を想像したでしょうか。
壮大などんでん返し、圧巻のどんでん返し、運命の大逆転劇だ……
存在が大サビじゃん、って話です。
てか最終章全体的に最高すぎませんか?
及川徹: 日食なつこ『エピゴウネ』
日食なつこさん好きすぎ問題は置いといて。
みんな大好き及川徹。
及川さんの魅力って、どこまでも秀才であることだと思っています。
——「才能は開花させるもの センスは磨くもの」(『ハイキュー!!』17巻)
彼の格言がそれを物語ります。
何度も〈天才〉の存在に打ちのめされながら、それでも歯を食いしばって血のにじむような努力を積み重ねる泥臭さ、気高さ。
〈残念イケメン〉だなんて巷では言われがちな彼ですが、まあ確かに残念で愛おしい部分もあるけれども、そんな軽口だけでは言葉を尽くしきれない人間臭さと美しさのある、大好きなキャラクターです。
彼が圧倒的な才能に出会うたびに、心の中で何度も唱えていそうだなあとオタクが勝手に想像しているフレーズ。
もちろん、彼の情熱も努力も、決して「背伸び程度」の生半可なものではないと思うけれど。
及川さんは素晴らしいセッターです。ぱっと見は周囲とのコミュニケーションも上手く頭も切れ、チャラくてイケメンな奴。
だけれど内面には、その印象とは結びつかないような、凄まじい葛藤と焦りを常に抱えている印象を受けます。どこまでいっても満足しない、自分の爪を研ぐことをやめない、やめられない人。
「お前は多分じいさんになるくらいまで幸せになれない」、なんて恐ろしい言葉(呪い?)を相棒から言われていましたっけ(『ハイキュー!!』17巻番外編)。
何かを追いかける人間を、乱暴なくらいに冷たく、でも確かに突き動かすこの曲。
及川徹が時折のぞかせる、彼の根底にあるシビアで達観した、それでいて深い情熱とリンクするような気がします。
木兎光太郎: 東京事変『閃光少女』
……少女ではないけどいいよね?
という茶番は置いておいて。
天性の明るさとマイワールドを持ち、すごーく気分屋で子供っぽいように見えて(実際そうではある)、本質を突く鋭さのある木兎さん。
大学に入って読み直すなかで、その良さに気が付きはじめました。
——「目の前の奴 ブッ潰すことと 自分の力が120%発揮されたときの 快感が全て」(『ハイキュー!!』10巻)
いいよねえ~~~!!!
練習に夢中になるのは、その先にある快感のため。
これ、シンプルだけれど、実際にできるか考えればけっこう難しいことだと思います。
月島が殻を破るきっかけにもなった言葉ですが、実際に彼が〈バレーにハマる瞬間〉までは3か月くらいかかっているわけですし。
刹那的に見えるかもしれないけれど、その新鮮な楽しみをひたすらに追い続けている彼もまた、とんでもない求道者ですよね。
木兎のプレーや言動って、まさに焼き付けるような鮮烈さがあります。
場の支配力も、パワフルな攻撃も。
この瞬間をどれだけ楽しめるか?というのが彼の根本にあって、そのためには強さが必要。
先程も書きましたが、シンプルかつ強固な行動動機です。
それは何も自らの感覚だけに当てはまる思想ではありません。彼が思う〈バレーの醍醐味〉が、まさにそれに尽きるのだと思います。
”ゴミ捨て場の決戦”における「後の事じゃなく 今 見て 俺達がどのくらい強くなったか見て」(『ハイキュー!!』35巻)も記憶に新しいのではないでしょうか?映画での赤葦と木兎のあのシーン、マジで劇場全体が息を吞んだよ(※この記事は2024年8月に執筆されています)。
特に狢坂戦から最終章にかけての彼は凄まじい。あれ待てよこれ、木兎本人ってかあの世界線の木兎ファンから木兎へのイメソンか???
武田一鉄: 羊文学『マヨイガ』
リアルに近いバレーボールの技術や展開が魅力の『ハイキュー!!』。
しかし、創作物らしい、大好きだけど非現実的な要素もあります。
彼らを取り巻く環境、ことに大人たちの言動の素晴らしさです。
その筆頭格こそ武田一鉄先生だと、私は思います。
主人公たちの年齢をいつの間にか過ぎ、冴子姐さんやアリサちゃんの年齢も追い越し、そろそろ所謂〈大人側〉の仲間入りを果たしそうな私。
作品を読み返すたびに思うのですが、武ちゃん、どう考えても20代の器ではない。
——「"負け"は弱さの証明ですか?」(『ハイキュー!!』8巻)。
——「君こそは いつも万全で チャンスの最前列にいなさい」(『ハイキュー!!』41巻)。
どう考えても20代の器ではないよ、本当に。
描かれなかった部分でも、きっとたくさん部員たちの相談に乗ったり、練習環境を整えたりしていたのだろうなあ……話変わるけどめちゃくちゃ武ちゃんにビールとか贈りたい、お中元とお歳暮で。
年を重ねるにつれて物語の見え方が変わり、高校生の頃は笑いながら読んでいた日向の無鉄砲さとかも、「いやいやこいつめっちゃ危なっかしいやん!!」とか一丁前に思うようになりました。
彼に限らず、影山も牛島さんも及川さんも、大地さんや北さんだって、どんなに優れた才や技術、達観した落ち着きを持っていても、高校生ってだけで〈見守り、必要があれば教え諭す必要がある子供〉だなあと思うのです。
そして、大人にはそれを遂行する責任があります。
でも、その責任を真っ向から背負える大人、実際にはどのくらいいるのでしょうか?
武田先生のように、本当に〈子供〉のためになる辛い決断を下せる大人、それを逃げずに〈子供〉へ諭し、苦しみを受け止められる大人、現実にはいるのでしょうか。
創作と現実は別物だけれど、私の理想の大人は武田先生です。
ときには諭し、ときには全力のエールを贈れる、そんな大人になりたいものです。
番外編
※ここまでもチラシ裏感満載でしたが、ここからは本当にキモオタによる便所の落書きだと思ってお読みください。文も短いし気持ち悪いです。
お願いですカラオケで歌ってください
①谷地仁花: スマイレージ 『有頂天LOVE』
この記事書いてる動機、半分くらいはこれです。
ドクターストップがかかる程「恋落ち」してるわ、大好きがとまらない、ってそんなこと歌われたらもうたまらないでしょう。
やっちゃんにスマ曲歌ってほしいよ~~~!!!!!
だってかわいいんだもん!!!!!
②黒尾鉄朗: 椿屋四重奏 『シンデレラ』
趣味です。
平成の男子高校生が自発的にこれを歌うことはないと思うので、完全に願望です。
だって椿屋四重奏似合いそうな顔と声してるもん、仕方ない。
女性口調の哀願ラブソング、すごい破壊力だと思います。
③岩泉一: エレファントカシマシ 『今宵の月のように』
最推し~~!!!
もしかしたら擦られつくされているかもしれませんが、どうしても歌ってほしかったので入れました。
岩ちゃんとエレカシ、ちょっと親和性が高すぎますね。
似合うと思うんだ、絶対。
④どうせ君たち部のカラオケでこれ入れてマイク回すだろ~な曲
一気にいきます。
・GReeeeN(GRe4N BOYZ)の何かしらの曲
→平成初期~中期生まれは、とりあえずみんな歌える曲を……と思ったらGReeeeNにする習性がある。
わたしらの世代でもそうなんだから、’94~96世代の彼らにはどんぴしゃりに決まっています。
何を歌うのかな……王道の花唄やオレンジ、キセキで盛り上がってもいいし、愛唄の謎PVでゲラゲラ笑っててもいい。絶対あれ(アクリル板ノック)真似する奴いる。
・FUNKY MONKY BABYS 『あとひとつ』
10分前コールがかかってからの〆はこれだと思うの。
覚えやすいし、部活をやっている人には親しみ深い。
わたしも歌った覚えがあります、部活の打ち上げとかで。
ノリのいい奴らが謎に肩くんだりしながら大合唱するやつ。
・ORANGE RANGE 『イケナイ太陽』
すみません、五億回擦られたネタだと思います。
何度その幻覚を目にしたかわかりませんが、どうしても書きたくて書きました。
マネージャーちゃんがいるカラオケならばお控えいただきたい曲。
ただ、野郎だけの場ならどの学校でも悪ノリする姿が目に浮かびます。
あとサスケ『青いベンチ』で号泣するとかAKBでかわいこぶるとか。
挙げればキリがないし、さすがにキモいのでやめます。
考察なし、似合う曲
ここらへんは後日手を入れて(語って)、本編に入れ込むかもしれません。
①清水潔子: Base Ball Bear 『BREEEEZE GIRL』
説明不要。聞けばわかる。
あまりにも潔子さん、夏の潔子さん。過度透き通ってる。
潔子さん、とっても好きなんです。
この曲はまさにマドンナ!ってイメージを前面に出しまくった選曲ですが、ほかに似合いそうな曲なら、アンジュルム『限りあるmoment』とか同『次々続々』、……さっきからアンジュ多いな……
凛としていて、仕事ができて、自分を持っていて、仲間想いで、とってもかわいい潔子さん。そりゃアンジュルムですわ。結局そこにいくんかい。
②菅原孝支: 米津玄師 『飛燕』
ギャップ王とはこの男のことを指す。
カラオケなら積極的にマイクを奪っては自らマラカスを手に『HOT LIMIT』やら『ヘビーローテーション』やら『♡桃色片想い♡』やらを歌い、コールを求めていそうなスガさん。
それもいいけど、真面目に考えたらこれになりました。
爽やかで優しくて強かで、そしてチームのために誰より熱くなれる彼に似合うと思うのです。
③田中龍之介: アンジュルム 『夏将軍』
さあいま勝どきあげろ!!!!!
ただただ似合うってだけです。君こそ偉大な盛り上げ名人。
かっけえ男ですよ、田中は。
一本筋の通った熱血さ、最強メンタル、まさに最強。
これはもう夏将軍ですね。
④北信介: くるり 『愛の太陽』
北さん、日々を一つひとつ大切に生きるイメージ。
いつでも「ちゃんと」やる、地に足のついた積み重ねを苦とも思わない北さん。
淡々と思考をめぐらせながら、確実に毎日を送ることを大切にしている彼に似合いそうな曲はこれかなと。
三拍子なのもお気に入り。
おわりに
長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。
ふと文字カウンターを見たら、ここまでで6700字近く書いていたみたいです。キモいね~。
は~でもイメソン考えるのって本当に楽しい!CANMAKETOKYO♡