令和3年(2021年) 一級建築士学科試験
令和3年(2021年)一級建築士学科試験を受験しました。
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計画
最も苦手な分野の計画。
実例などは正直運任せだと思っていました。
SDGs…?
当時は今ほどメジャーな言葉ではありませんでした。
海外の都市に関する問題。日本の歴史的な建築物。都市開発やまちづくり。
自信をもって答えられる問題はとても少なく、
一気に気分が落ち込みました。
考えすぎて書き換えると不合格になりやすいと聞いていたので
グッと我慢。
「考えても分からないことは変わらない。」
「どうせ分からないなら最初の直感で。」
「足切りにならなければ勝ち。」
そう自分に言い聞かせてマークミスのみ確認して終わりました。
計画は下記のような書籍も多く販売されています。
環境設備
計画とは打って変わってみたことある問題たち。
懐かしい気持ちになりました。
環境工学、温熱環境、換気、伝熱
言い回しが違うだけでいつもの奴らです。
〔No.13〕 機械換気設備に関する問題はしばらく悩みましたが
消去法と直感で乗り越えました。
計画で後れを取ているという自覚があったので
より慎重に点を稼ぎに行きました。
法規
割と得意な分野です。
ミカオ建築館というYouTubeチャンネルで
「法規は法令集早引きコンテスト」と聞いてからは
全問題の全選択枝を引くつもりで訓練しました。
構造
これも得意分野。
特に構造計算はこの会場で一番の学習量という自信がありました。
多く学習すると自分なりの攻略法が見えてきたり、
誤りの枝が浮かび上がって見えてくるなんて錯覚も起こります。
構造は過去問がとても有効です。
構造計算を早めに学習し得意分野としていたことで
試験直前期にそれ以外の範囲をより多く詰め込めました。
構造は一通り6割程度理解ができたころから一気に理解が深まります。
その時に法規や施工ともつながり始め全科目の点数が向上します。
ということで程々に自信をもって施工へ。
施工
現場監督ですから。
設計業務寄りな計画や環境設備より断然得意です。
と言っても実際には見たことないような施工状況が文章になっています。
ただ単に苦手意識が無いというだけでしょう。
それでもイメージしやすくすんなりと答えられます。
防水工事、左官工事、タイル工事及び石工事、金属工事及びガラス工事
この辺りは暗記にも近いですがある程度法則性があります。
自己採点
すぐに資格学校で自己採点をしていきます。
この年の合格基準点は87点だったと思います。
初年度でこの点数はなかなか優秀なのでは…?
ただ、やはり計画が足切ライン。
通常11点以上あれば良いと言われていて難しすぎる場合は
10点に調整されることもあります。
ただ9点…
半分を切っていますからさすがに無理だろうと思いながら
製図の勉強に進みました。
まとめ
結果としてはやはり不合格でした。
計画があと1点あれば合格でした。
すごく悔しかったのを覚えています。
来年はぶっちぎりで合格すると心に決めました。