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現場監督になったきっかけ

高校を卒業後入社しました。
高校時代は
「お金を払って勉強するなんて。笑」
みたいな気持ちで進学という選択肢はありませんでした。

簡単なプロフィール

アラサー高卒 独身男 現場監督
地方中小企業の建築施工管理の会社員
1級建築施工管理技士
一級建築士受験中



工業高校に進学


中学卒業後、家から近い、推薦入試の倍率が低いという理由から
建築系学科のある工業高校へ進学しました。
今思うと建築ってあまり人気じゃないんですね…
受験勉強をするなんて考えられませんでした。

大人しい性格と中の上程度の成績が幸いして
面接のみで推薦入学が出来ました。

両親は
「建築…?」
という反応でしたが特に反対はされませんでした。
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進路相談

おおよその進路を決める高校2年生。
あることに気づきました。
「建築関係以外の仕事だとこの高校3年間が無駄になる…?」
実際には建築関係の仕事に進む同級生は少なかったのですが
妙な強迫観念のようなものが生まれました。


学校に寄せられる去年の求人表の中から気になるものを3つ程
ピックアップして進路相談の先生に提出するよう言われました。

1.CADオペレーター
2.工務店
3.大工

なんとなく建築っぽいものをえらびました。

製図の授業中、進路相談と関係ない先生に見せて
「なんとなく建築っぽいものを選んだだけでよく分からないんすよね。」
と正直に話しました。

そしてその後の先生の言葉が人生を変えました。
「かん には監督になってほしいけどなぁ」

正直驚きました。
「自分がそんなすごそうな責任重そうなものに…?」

その後求人票を見直し、現場監督や建築施工管理の文字に着目しました。

「…結構あるな。」

何社か気になるものを見つけました。

進路相談の先生に選びなおした3社を見てもらいました。
「現場監督が良いんやな。今年までは無かったけど来年確実に求人を出すという隣町の企業があるよ。歴史が長くてワシの教え子が最近社長になった。彼も高卒で入社して上り詰めたんだよ。かん ならチャンスあるかもよ。おすすめ。」

おおよそ上記のような事を言っていただいた気がします。

「そこにします!」
若いって怖い。会社名も聞かずに進路が決まりました。

基本給も休日も何も知らない先生のおすすめ企業
なんとなく大丈夫そうな気がしていました。

職場見学

応募する前に職場を見学するということになりました。
おそらく決まりなのでしょう。一人一人先生片が引率していました。

「よく分らんけど工事してる。創業は古いらしい。
そう簡単には潰れないかも?社長優しそう」

社長が先生の教え子ということもあり、
思い出話をぼんやり聞いていたら帰る時間になりました。

なにか1つくらい質問しなきゃと思いました。

かん「建物を建てる時に気を付ける事はありますか?」
会社の人「安全第一!君のヘルメットにも書いてあるだろう?」

即答すぎて少し怖かったのをよく覚えています。

就職試験

特に筆記試験などは無く、面接試験のみでした。
勉強が嫌いな私には願ってもない話でした。

面接では志望動機の他は履歴書を見ながら
高校時代に取った資格に触れながらの雑談のような感じでした。

その後商談スペースで社長とコーヒーを飲みながら釣りの話をしました。
なんだか緩そうな会社だラッキーくらいに考えてました。

後日採用通知が届き無事内定をいただきました。

まとめ

まとめると、現場監督になったきっかけは

・楽に入れそうだった工業高校に進学
・勉強したくなくて進学は拒否
・先生のおすすめの会社
・なんかすごそう
・何をするのか分からないけど響きがかっこいい

社会に出たことのないバイトもしたことが無い学生なんてそんなものです。
両親には最後まで
「建築…?」
という反応をされました。
進学してほしかったらしいですが本人にその意思はありませんでした。

人手不足ということもあって就職自体は簡単でした。


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