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大人の島留学の闇を書いた私が振り返る島留学

こんにちは。
大人の島留学の闇について書きました、元大人の島留学生です。

闇の記事については、島留学の悪い点ばかりを書きました。
そんなお前は、島留学に参加してどうだったんだ?
という疑問に答えたいと思います。


大人の島留学に参加して良かった!

これにつきます。

私は、島留学を終えた後の進路が確定していたので、それまでの暇つぶし程度で参加をしました。
仕事は大変でしたが、貴重な経験ができました。
これからも関係を続けたいと思えるような友人もできました。

これだけで、大人の島留学に参加して良かったと言えます。

闇について記述したのも、別にこのプログラムのことが嫌いだからではないです。
島留学生が無能とか書きましたが、私個人としては彼らのことが大好きですし、無能とは思っていません。

しかし、私自身が公式のInstagramやnoteなどを見て、過大に期待しすぎていたことが多くありました。
SNSで紹介されている島留学生が、とても凄い人のように思えたのです。

この経験から、大人の島留学の悪い点についても知ってもらう必要があると思いました。
大人の島留学が好きだからこそ、今後参加する人に後悔して欲しくないという思いで書きました。

自分を変えたい人が行くところではない

離島といっても日本です。
自分を変えたい。変わりたい。
そう思っている人が行くところではないでしょう。

運営や財団は信用できない

島留学を通じて、島と縁を持って欲しい。
本土に帰っても島を応援して欲しい。
あわよくば、島に移住して欲しい。

島民の人は、そういう純粋な思いを持って、このプログラムを応援してくれています。
しかし、プログラムの運営をしている全ての人が、このようには思っていないと思います(理由は闇記事参照)。

そのような人たちのせいで、大人の島留学は非持続可能なプログラムではないかと思います。

もし、運営や財団のメンバー全員が島のことを純粋に思うことができたら、大人の島留学も島も持続可能なものへと昇華できると思います。

ぜひ、運営組織全体が、島民や島留学生、島自体と真摯に向き合うように努めて欲しいです。

どのような人におすすめか

以下の3つのいずれかに当てはまる人にはおすすめです。

  • 自信がない人

  • 色々なことに挑戦したいこと

  • 今後の進路が確定しており、それまでの暇潰しをしたい人

まず、1点目の自信がない人です。
本土で埋もれてしまうような人でも、島に来たら唯一無二です。
あなたは英語が話せるとします。
本土で周りを見渡すと、英語が話せる人はそこら中にいます。
しかし、島に来たら英語が話せるのはあなた1人です。
外国人観光客への対応や、資料の英語翻訳など、あなたは引っ張りだこでしょう。

また、様々なことに挑戦しやすいです。
本土で挑戦したくてもできなかった仕事(農業や畜産など)や物事に、島留学生という立場を利用して挑戦できます。
島民はあくまで、学生として私たちを扱ってくれるので、何でも応援してくれます。
本土にいる時みたいに、「それって意味ある?」とかいってくる人はあまりいません。

今後の進路が確定しているけど、それまで時間がある人に、最もおすすめしたいです。
大学4年生で、卒業後の内定持ち。さらに、特に授業やゼミに参加する必要がない。
という人などです。
文系の学生では、4年生の夏から次年度の3月まで、人生最後の長い夏休みを取れる人が多くいると思います。
そのような人たちにとって、責任もストレスもなく様々な経験ができる島留学は、最高の暇潰しの1つと言えるでしょう。


正直、人生を変えるような大した学びや経験も期待できないので、暇潰し感覚で参加するくらいの心持ちが、一番良いと思います。

離島だからって特別なことはそんなに無いよ。
ただの日本の田舎。


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