見出し画像

大人の島留学の闇(後編)

大人の島留学(以下、島留学)参加者による島留学の闇。
後編です。
今回は、運営財団の体制や制度自体の闇についても言及していきます。

注:噂話程度の信頼度の情報もあり

前編はこちらからどうぞ!



闇その7 金儲けを目的とした運営

闇その6で、財源が不透明な財団により島留学が運営されていると言及しました。
実は、町議員の方に島留学制度の財源に関して、こっそり教えていただきました。

国から島留学制度の補助金が降りており、この補助金を資金に運営がされているそうです。
その額、留学生1人あたり月30万円ほど。

財団で働く運営メンバーの給料もこの補助金から支払われます。
そのため、より多くの人に島留学制度に参加してもらうことが、彼らの最大の目的です。
なので、来島後の留学生はどうでも良いです。
留学生が、楽しもうが苦しもうが運営メンバーの給料には関係ないから。

闇その8 運営メンバーが結構ゲスい

運営メンバーには、何も知らない島民と若者を騙して、金儲けをしようとしているゲスい人たちも結構います。

来島した留学生へのサポートは十分ではありません。
来島した後は、そっちで勝手にやっといて。
本当に困った時や助けて欲しい時に、運営メンバーは何もしてくれません。

複数の島留学生と肉体的な関係を持とうとする人。
職場で上手く行かず、職場を変更をしたいと希望しているのに、何もしてくれない人。
など、愛のない人が多く、精神的に病んでしまう留学生も多いです。

離島で人の優しさに触れようとか言っている奴らが、一番金儲けを目的とした愛のない人たちなのです。

闇その9 天引きで最低賃金以下の労働

3ヶ月の留学では、給料が月8万円もらえます。
あれれ。おかしいですね。
財団は、国から毎月1人あたり30万円ほど貰っているのに。

はい。財団にめちゃくちゃ天引きされています。
基本的に留学生は週に40時間労働なので、時給計算すると、500円です。

留学生は、家賃と光熱費を払う必要がありません。
なので、家賃と光熱費を給料から引かれていると仮定しましょう。
海士町での家賃は1人暮らしで2万円(相場)、光熱費は1万円としましょう。
それでも、時給690円です。

島根県の最低賃金は、962円です。
最低賃金以下の労働は法律違反です。
しかし、島留学制度では合法です。
なぜなら、業務委託では、最低賃金は適用されないからです。
島留学生は財団と、業務委託を結ばされます。
はい。闇ですね。

闇その10 労災のない中での危険な労働

林業や畜産、建築業など、いつ大きな怪我をしてもおかしくないような仕事をしている島留学生もいます。
業務委託契約では、会社の労災に入れません。
労災がないと基本的に、保険が降りません。
そのため、業務中に大きな怪我をした際、どのような対応を運営がとるのか大いに疑問です。

闇その11 生活のクオリティーが運ゲー

離島での生活クオリティーは運で決まると言っても過言ではありません。
前編で話したSNSで載っている島留学生ですが、彼らは運が良かった島留学生です。

シェアハウスの近所によくしてくれる人がいるとか、ルームメイトで釣りができる人がいるとか、料理が得意な人がいるとか。
仕事が暇とか、職場の人が良くしてくれるとか、住む場所が海に近いとか。

このような話をすると、本人たちの努力が足りないだけだろ。
と言われそうですが、実際は島での生活クオリティーに直結するけど、努力ではどうにもできない要素が結構多いです。

「公式SNSでは、魚を自分で釣って食べてます」みたいな投稿が多いですが、内陸にあり、近所付き合いが希薄なシェアハウスは、商店で肉を買って食べてます。
魚はほとんど食べれないそうです。
彼らは、仕事も忙しいので、平日に釣りなんかしている時間はないです。

闇その12 逮捕者や指名手配犯が参加している

過去に島留学生の中から、逮捕者が出たケースもあります。

彼は、来島する前から指名手配をされていたそうです。
彼はある日、当然シェアハウスからいなくなりました。
彼に関して、運営からシェアメイトに何も説明がありませんでした。
運営としては、島留学の評判を守りたい思いで秘密にしたのかもしれません。
しかし、同じ家に住んでいた人達に、何も伝えないのは不誠実ではないでしょうか。

彼が逮捕されていたことを、たまたまネットニュースで彼のシェアメイトが見つけて発覚しました。
彼の顔と名前が出てきたからです。
運営から彼に関して、何も説明がないまま島留学が終わったそうです。

他にも島で大麻の製造をしていたとか、脱税者が島留学に来ていた。
など様々な話を聞きました

まとめ

前・後編にわたって、大人の島留学制度の闇について書きました。
最初にも書きましたが、この記事はあくまで島留学の検討している人が、本当に島留学に行っても良いか再考してもらうためにあります。

私個人としては、島留学に参加してとても良い経験と思い出ができました。
ただ、来島してから「そんなの聞いてないよ」「ふざけるな」と思ったことが、あまりにも多すぎた。
そのような思いを、今後の島留学生がしないことを願っています。

私個人の島留学に関する思いもこちらで詳しく書いてありますので、読んでもらえると幸いです。


いいなと思ったら応援しよう!