【映画】Shall we ダンス?
週末、夫と映画大会をしよう、ということになり、
「Shall we ダンス?」を観ることにした。
備忘録として、この記事を書こうと思う。
Shall we ダンス?
監督・脚本 周防正行
出演 役所広司
草刈民代
原日出子
竹中直人
田口浩正
徳井優
渡辺えり子
草村礼子
柄本明
公開 1996年1月27日
上映時間 🇯🇵 136分
🇺🇸 119分
社交ダンス教室を舞台とした、ハートフルコメディ。
この作品が公開された後、日本でも社交ダンスがブームになったとか。
世界でも19ヵ国で公開され、高い評価を得た、とWikipediaに書かれていた。
真面目な杉山正平(役所広司)は会社と自宅を往復する毎日を送っていた。
ある日通勤電車から見えたダンス教室の窓に佇む岸川舞(草刈民代)に惹かれて
ダンス教室に通うようになる。ダンスにハマっていくと、正平は生き生きとするが、妻の昌子(原日出子)には浮気を疑われてしまう、というストーリー。
正平の同僚で、同じダンス教室に通う青木(竹中直人)がいい味を出していると思う。
会社のトイレで2人で踊り出し、別の同僚に目撃されてしまうシーンがおかしかった。
ドロドロしたところがなく、最後すっきり終わるところも観ていてホッとする。
中年になり、妻と娘がいて、念願のマイホームを手に入れても
どこか満たされない毎日を送っている男性にも
魅力的な女性が現れたり、打ち込めるものに出会ったりして世界が変わることはあるのだろう。
ダンス教室に通っていることを家族に言えない正平、
急に帰宅が遅くなって心配になり、探偵事務所に調査を依頼する昌子、
世界を目指しながらも一度挫折し、正平の努力する姿を見て再起する舞、
それぞれの心情がよく伝わってきた。
個人的には、ダンス教室のたま子先生(草村礼子)が大好きだ。
自分が歳を重ねていったときに、たま子先生のような品のある女性になりたいと思う。
ちなみに🇺🇸版では、たま子先生にあたる役の女性がウィスキーを飲みながらダンスを教えており、少し残念な気持ちになってしまった。