人生のターニングポイントってあるのかなあ

わたしの第2の故郷、尾道。


とはいっても向かうは百島。尾道よりも東の方向にある、小さな島です。

1日目、尾道観光。

大好きなお店へやってきました。尾道レスポワール・ドゥ・カフェさん。

サーモンのカツレツ。後ろにあるアイスクリームのようなものはなんと、半熟ゆで卵です。

尾道へ行くことがあればぜひお立ち寄りください。
今日頂いたのは、サーモンのカツレツ、サーモンのカルパッチョ、小エビのアヒージョ、チーズの盛り合わせ、生ハムシーザーサラダ・・・
大満足です。

続いて、あなごのねどこ さんへ。
学生の時、よく友達と行ったっけ。懐かしい。

パンダと目が合う。

4年間住んでたけど、相変わらずさびれた商店街がやけに絵になって、創作意欲を搔き立てられるよう。
さびれた外階段、無理やり取り付けられた室外機、配管だらけの外壁・・・
どれもこれもさすが絵の街というべきか。
もう絵なんて描かなくなったのに、勝手に手が動いて写真を撮っている。
機会があれば筆をとろうかな。

曇り空の航海も嫌いじゃないよ。・・・さむっ。

来たる2日目、Island Camp 百島へ。

向島の歌港に車を止め、フェリーへ乗船。無料駐車場嬉しい。
百島へ上陸後、20分程。そこそこの雨のなか、食材を抱え歩きました。
あっグランピングのテントが見えたっ。もう少しだっ・・・なんだ農作のビニールハウスか・・・

着いた~~~~~~~~~~~~~

Island Camp 百島 さんへお邪魔しました。
12時の予約でしたが、少し遅れてしまったので休憩に行かれてました。呼び戻してしまってすみません。

かわいい~~~~~~~~~~~~~

受付のお姉さんが受付をしてくださった後、番犬こまちゃんを連れてきてくれました。
雨の中おとなしく海を見つめる2歳のワンちゃん。いとおしい・・・。

全部人任せの末、陽気なダブルピース

さて、雨ですので早々にタープを貼って(もらって)雨宿りです。
とりあえず乾杯。

並べられたパンども。

今日は車ではないので、食材はできるだけ少なくすべく、
煮込み用具材とルーで、ビーフシチューを作ります。パンはそれ用。

焚火でご飯を作るのが好きですが、時間がかかるのでガスで・・・。

雨、あがらないなあー・・・雨雲レーダーによると16時過ぎまで雨のよう・・・
ひどくならないうちにテントを張ろうかなあー・・・・なんて考えていると、視界の端に毛むくじゃらが動いた!!たぬきだ!!!!

興奮冷めやらぬうちにテントを張ると、お腹いっぱいになったからか
雨音も気持ちよく、夢の中へ・・・・。

16時半ごろ、雨音も小さくなってきて、寒くもなってきたので
テントから這い出て焚火であったまります

日が短くなってきた。ちょっと寂しい季節。

三原のイオンでゲットした『ちぬ』、割引で1匹70円でした。
おさかなは2人とも好きですが、高いので普段はあまり買わない。
けどこの破格は・・・。買おう!!!

と勢いよく買ったはいいものの、塩も少なければ砂糖なんてないし、どうしよう?
・・・あ、もらったコカ・コーラゼロ(ピーチ風味)がある・・・。

・・・・・物は試しだーい!!

しゅわしゅわ・・・不安な音。一応しょうゆも足そうね。

お腹もそんなに空いてないので、しばらく焚火の上で放置。
雨も上がって海辺から吹く風が冷たい。かなり寒い

こんな寒い中で寝るなんて、大丈夫かな?寝られるかしら。
・・・まあ、夜は寝袋を持ってきてるし何の心配もないよね。

おっそろそろかな?

あれ、なんだか。煮物の香りじゃない気がする。(嫌な予感)
なんというか人工甘味料の甘い香り。・・・これは、たぬきの胃袋行きかな?

と、思いましたがなんとこれが、案外おいしい!!
身も柔らかく、口の中で溶けるよう。小さな個体なので、骨が多く身は少ないですが、いいおつまみです。
気を抜くとピーチ味がすること以外は。

晩御飯も済んだので寝床の片づけ。マットを敷いて、寝袋しいて・・・・
あれ?寝袋がない。まさか車に置いてきた?

「終わった・・・」って小さく呟くんじゃないわよ。だ、大丈夫だよ!
服3着持ってきてるから全部重ね着すれば!!

ということで不安を抱えたままシャワー室へ。
内装の写真は撮ってませんが、木造の建物にきれいなシャワー室と、トイレに洗面。ここに住みたい・・・。
ただやはり防水ではないようで、濡れた体では出ないようにと説明を受けました。

あったまった体で外に出ると、すぐそばに冬を感じる・・・。
だけど、下着含め 上5枚、下3枚、靴下2枚を着ているわたしの敵ではない・・・なんならドライヤーで汗かきました。着ぶくれ大作戦です。

シンデレラフィットとはこのこと。

タープへ戻って夜食です。
チキンラーメンに卵は乗せるけど、カップヌードルに卵はありなのか?そもそも具に卵らしきものは入ってるけど・・・。
ま、おいしくないわけないでしょうってことで、入れてみました。
結果・・・・・

大成功~~~~~~~~~~~~~

めちゃめちゃ美味しい。

カップのくちが狭いから卵が逃げない。お湯に卵がつかるから卵がちゃんと硬化する。1口目に黄身が絡みつく
どこをとってもパーフェクト。なぜチキンラーメンはこのカップで販売しないんだろう?

なんであれ、まんまとカップヌードル派に寝返った私でした。

大罪とはわかっていますが、汁まで飲み干した。むしろ飲み干さないほうが失礼だと言わんばかりの、天才アレンジだったので・・・。

3日目、タイへの移住を決意する。

こまと一服。

7時半起床。
夜中にたびたび外から音がして怖かったのか、夢に動物がたくさん出てきました。
イノシシに体当たりされ、蜂に刺され、まあまあな悪夢。
寒くはなかったですが、私が寝袋を忘れたせいで連れが寒そうでした。ごめんね。

香川県民だね。

朝は釜たまうどん。納豆ご飯も卵かけご飯も、あわあわになるまでかき混ぜる派です。
焚火は、薪が結露で湿気てて着火に苦戦しました。

あれ?秋どこ行った?

タープも焚火台も片付け(てもらっ)て、チェックアウトまでのんびりお昼寝
日陰じゃないとちょっと不快なくらい暑い・・・。
もう10月半ばのはずだけど・・・。

ツクツクボウシも鳴いてるし、蚊もいるし、虫の生息期間がずれてる気がする
何年後かになったら、12月でも蚊が平気でいたりして。地獄。

カニだらけ。

海沿いは、青い屋根に 白い外壁に 大きなバルコニーだとか、赤い屋根に レンガチックな外壁に 小さな出窓だとか。
凄くおしゃれで変わったおうちが、建ち並んでます。
今時で洋風チックな建物なのに、焚口があったり、ピザ釜があったり、外にバスタブがあったり、いわゆる別荘ですね。

やっぱりたまに泊まるためだけの家となると、デザイン重視になるのでしょうか。
とっても素敵な家々で、歩いてるだけで絵本の中みたい。青い海に合いますね。
しかし外にバスタブがあるのは、なんとまあ破天荒な・・・。別にうらやましくなんてない・・・。

この唐揚げから始まり、この唐揚げで終わった今回のキャンプ。

港にある 田中屋さん。
24時間無人営業の売店と、イートインスペースのあるお店。唐揚げが絶品で、来た時も帰りも食べてしまいました。

出航まで1時間以上あり日も照って暑い中、屋根のある場所で休ませていただいて、おいしいお酒とごはんを頂きました。

店主の方は、どうやらもともとタイでお店を営んでいたようで、今は四国でもイベント等で屋台を出店されているそう。
タイは物価も安く、出店で食べていけるという話を聞いて、タイに移住しようかなと思います。

もちろん冗談ですが、何か新しいことを始めるのに歳は関係ないと思うので、そんな将来もありかなあ・・・。

キャンプ場を営んでいる人も、飲食店を営んでいる人も、自分の好きなことや得意なことが形になっていて、
他の人とは少し違うことをしていることがカッコイイと思う。

私のお母さんももともと不動産会社で働いていたけど、祖父が病気を患った時にお世話になった看護師さんをみて、40歳超えてたけど看護学校に行って看護師になった。
自分の仕事が無意味だとは思わないけど、そういう、自分に正直な仕事も憧れるときがあります。
人生のターニングポイントって誰しもあるのかなあ、と考えてみたり。

重たくは考えてないけど、未来を見据えてちょびっと不安になったり、かと思ったら自然を見て能天気になったり
そんなキャンプでした。

今日もありがとう。

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