高齢出産でダウン症児を産んだら後悔する?【対策と事例を紹介】
「高齢出産になるし、もしダウン症の子どもを産んだらどうしよう……後悔するかな……」という方へ。
ダウン症などの染色体異常の確率は35歳を過ぎると顕著に増加するため、多くの方が出生前診断などの対策を検討します。
とはいえ、ダウン症を後ろ向きに捉えるかどうかは、親御さん次第。このブログ記事では参考になるダウン症の事例なども紹介しながら、健常児を産むための対策、ダウン症児を育てるイメージなどを紹介します。
※全文は以下のブログで紹介中です。
高齢出産でダウン症児を産んだら後悔する?
高齢出産でダウン症児を産んだら後悔するかどうかは、生まれてきたお子さんのダウン症の症状や親御さんの考えにもよるので、一概には言えないでしょう。
ダウン症のお子さんでも、親御さんが愛情深く育てて健やかに成長しているケースもあれば、合併症が多くて苦労したり、周囲からの心無い対応で大変な思いをされているケースもあります。
後悔しないための対策としては、次のような方法がおすすめです。私たち夫婦も高齢出産のときに取り組みました。
高齢出産で取り組んだこと(取り組んでおきたいこと)
①新型出生前診断(NIPT)を受ける
②葉酸サプリを活用する
③健康的な生活を送る
④臍帯血を保管する
詳細は後半で説明しますが、まずはダウン症とは何か、そしてダウン症のお子さんを持つ方の実際の声などを紹介していきます。
ダウン症とは?
そもそもダウン症とは、先天的な遺伝子疾患で、染色体異常によって引き起こされます。具体的には、21番目の染色体が通常2本のところ、3本存在することによって発症。トリソミー21とも呼ばれます。
ダウン症のタイプ
ダウン症は、主に3つのタイプに分類されます。
①標準型:
ほとんどのダウン症がこのタイプで、21番目の染色体がすべての細胞で3本あります。
②転座型:
21番目の染色体の一部が他の染色体に付着している状態で、21番目の染色体の遺伝情報が過剰になります。
③モザイク型:
一部の細胞にだけ21番目の染色体が3本ある場合です。このタイプは「標準型」「転座型」よりも症状が軽い傾向があります。
ダウン症の特徴
【主な身体的特徴】
・小さな頭部
・平坦な顔立ち
・斜め上に上がった目
・小さな耳と口
・手足の小ささ
【主な発達の特徴】
・知的障害:
個人差があるものの、多くの場合は軽度から中等度の知的障害が見られます。
・発達の遅れ:
歩行や言語の発達が遅れることがあります。
・平均寿命:
最近では60歳前後と言われています。
合併症の懸念
ダウン症の場合、以下のような合併症のリスクが高くなります。
・心臓病
・呼吸器問題や感染症
・消化器系の異常
・視覚や聴覚に問題
・甲状腺機能低下症
・合併症の懸念
(出典:日本医事新報社HP「ダウン症候群」)
ダウン症児の育児を経験された方の話や、高齢出産で後悔しないための具体的な対策については、以下のブログで紹介中です。