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氷河期世代「死ぬまで踏み台」?

はじめに:私は氷河期世代です

こんな記事を読みました。氷河期世代「死ぬまで踏み台」 若手だけ給与上昇、格差あらわに

私は、まさに就職氷河期世代の一人です。(氷河期世代とはバブル経済が崩壊した1993~04年ごろに入社した人たちを指します)バブル崩壊後の厳しい時代に社会に出ることになり、「就職活動が本当に困難を極めた」「セクハラパワハラ当たり前」──そんな現実を味わってきました。

もしかすると、あなたも同じような経験をしているのではないでしょうか?

・就職できずにフリーターや派遣を続けるしかなかった
・「正社員になれ」と言われても、もう遅い気がする
・頑張って働いてきたのに、待遇が全然良くならない
・下の世代からは「甘え」と言われ、上の世代には「自己責任」と突き放される

「このまま一生、社会の踏み台なのか……?」

そんな気持ちになるのも無理はありません。でも、だからといって、私たちの人生がここで終わるわけじゃない。

この先も人生は続きます。だったら、少しでもいい方向へ進んでみませんか?

この記事では、氷河期世代が生き抜くための「働き方」「お金の守り方」「これからの人生の考え方」について、一緒に考えていきます。


1. 氷河期世代が直面した現実──なぜ「踏み台」にされるのか?

1-1. 就職氷河期の壁

バブル崩壊後、企業は採用を大幅に絞りました。私たちの世代は「たまたま運が悪かった」だけで、仕事に就くことすら難しい状況に置かれました。

・新卒で正社員になれないと、その後のキャリアが詰む
・実務経験がないと「未経験お断り」で転職もできない
・頑張ってスキルを身につけても、若い人の方が優遇される

「もう社会は自分たちを助けてくれないのか?」と絶望することもあったのではないでしょうか。

1-2. 社会の変化に振り回された20年

それでも、何とか生活を立て直そうとすると、また次の波が来ます。

・リーマンショック(2008年)で、転職市場がさらに厳しくなる
・東日本大震災(2011年)で、景気が悪化
・コロナ禍(2020年)で、非正規雇用が大打撃

「もう一度やり直したい」と思うたびに、新たな壁が立ちはだかる。

正直、何度も「やってられない!」と思ったかもしれません。でも、ここで諦めたら、本当に何も変わりませんよね。


2. それでも人生は続く──氷河期世代が生き抜くための方法

今からでも遅くない。少しでも「マシな人生」を目指すためにできることを考えていきましょう。

2-1. 仕事・キャリア編:今からでもできること

スキルを身につける
→ ITスキル(プログラミング・動画編集・デザイン)など、独学でも習得できるものは多い

副業を始める
→ ブログ・ライティング・アフィリエイト・せどりなど、収入の柱を増やす

資格を取る
→ 宅建、社労士、簿記、FPなど、就職や転職に有利な資格を狙う

正社員にこだわらず、柔軟に働く
→ 派遣や契約社員でもキャリアアップのチャンスがあるところを選ぶ

「今さら遅い」と思うかもしれません。でも、今が一番若い日です。何もしなければ、1年後も同じ状況のまま。少しでも動けば、1年後には違う景色が見えてきます。

2-2. お金編:資産を守り、将来に備える

支出を減らす
→ 家賃・通信費・保険を見直し、固定費を削減

投資を始める
→ つみたてNISAやiDeCoで、無理なく資産形成

老後資金を考える
→ 年金だけに頼らず、今から少しずつ貯める

「お金の知識」を持つことで、不安を減らすことができます。


3. 「死ぬまで踏み台」にならないために

社会に振り回されず、自分の人生を生きる
→ 誰かのせいにしても何も変わらない。自分のために動く。

変化を恐れず、新しいことにチャレンジする
→ どんな時代でも、変化を受け入れた人が生き残る。

「氷河期世代だから」と諦めない
→ 過去に縛られず、未来を考える。


4. まとめ:氷河期世代だからこそできること

過去に囚われず、これからを考える
できることから少しずつ動いてみる
人生を諦めず、希望を持つ

「氷河期世代は、死ぬまで踏み台」

──そんなの、つまらないし悔しいです。

今からでも、できることはある。

少しでも「いい方向」に進めるよう、一緒に頑張っていきましょう!

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