365日の質問059 :どんな世界になることを想像しますか?

おはようございます。てっちゃんです。マツダミヒロさんの「1日1問答えるだけで理想の自分になれる365日の質問」という本にある質問に、毎日自分なりの答えを投稿してます。

ミヒロさんの質問に答えのルールは
・どんな答えでも正解
・答えはでなくても正解
・どんな答えでも受け止める
の3つです。

きょうの質問は「どんな世界になることを想像しますか?」です。

小さいころはプリンの海がある世界で泳いで暮らしたい、と思ってたな~。食べても食べてもプリンがなくならない夢の世界。

いま取ってる新聞に昨年末にお亡くなりになった経済アナリストの森永卓郎さんのインタビュー記事が毎日掲載されています。

たまたま昨日の記事の中で、記者が森永さんに
「未来の日本経済をどのように見ているか」と尋ねたところ、森永さんから「資本主義が終わると思っている」という答えが返ってきた。

とても興味深かったのでその部分抜粋します。

「資本主義が終わりグローバリズムというものがなくなり、世界中に無数の小さな経済循環のクラスター(集合体)ができる。世界中が小さい村の集まりみたいになる。大半のものはそこで地産地消するようになるだろう。海外との輸出入も減るだろう。
みんなが自分で電気を作って、地元の大工さんが作った家に住む。
これは私(森永さん)が言い始めたのではなく、マハトマ・ガンジーが提唱した経済社会の姿。そうなると思っている。」

ということでした。

いまの栓をひねれば暖かいお湯がでてくる世界とは真逆の世界ですね。いま当たり前にできることが、ほとんどできない。

倉本聰さんの名作ドラマ「北の国から」の最初のシーンでも似たようなシーンがありました。

急に北海道の山の中の廃屋に親子3人で済むことになった息子の純と父親五郎との初日の会話。

純「電気がない!」(電気どころかガスも水道もなかった)
純「電気がないと暮らせませんよ!」
五郎「(作業しつつ)そんなことはありませんよ」
純「夜になったらどうするの!」
五郎「夜になったら寝るんです。あかりはランプでとって、ご飯は薪で炊くんです」

強烈なシーンだったのでよく覚えています。

森永さんの言っている世界はそういう世界ですね。

フランスの映画で「美しき緑の星」というのがあってこれも当時かなり話題にはなりましたが、同じような世界を描いていました。

ただ、五郎さんの家も、緑の星も、俺は暮らせないなと思いました。

こうやって家の中から電気と回線をつかって外の世界と繋がった空調も効いたいわゆる快適な世界はやっぱり捨てがたい。必要なものはお金をだして調達する、あるいは消費する。だからどこまでいってもお金が要ることになる。ないと生きていけない。どこかで違和感はあるも、そこはもうそういうもんだとして活きている。

でも、どこかで五郎イズム、緑の星世界観も大事だと思っている。
かつそれはガンジーが提唱し経済アナリストが予測する世界でもあるので、ひょっとしたら単なる夢想の世界でないのかもしれない。

うーむ、そだな~。

とりあえずしょっちゅう空のおっきさを眺めることにします。

今の世界でも、変わったあとの世界でも、空のおっきさだけは変わらない。

そのおっきい空の下には、森永さんやガンジーや五郎さんがいう世界が広がっていることを想像して、とりあえず気分だけでも慣らしておくことにしよ。

軟弱やな~、なんという軟弱やと思うけど。かんにんしてちょうだい

ではきょうも元気でいってらっしゃい!

通勤ラッシュがない世界になればいいですね。

てっちゃんでした

PS‥森永さんは私と同じ67歳で癌で亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りします。

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