ITパスポート受験記録
先日、ITパスポートを受験してきましたので、その記録。
ITパスポートとは
IPA(情報処理推進機構)が主催して実施している試験でちゃんとした国家資格です。
ITに関する幅広い知識が問われる試験で、IT業界の入門編というべき建付け。
ITの仕事をすでにやっている人というよりかは、これからIT系の仕事をやろうと思っている人向け。
ITの知識を習得したい非IT系の仕事をやっている人が多く受験している試験。
出題分野は幅広く、IT入門の資格だからといって油断していると痛い目をみる試験とも言えます。
そんなITパスポートの難易度はどんなものかというと、けっこう難しいです。
何が難しいかというと、やはり出題範囲の広さが一番といった感じでしょうか。
幅広く勉強しないといけないため、全く知識のない人が勉強して合格する目安は100時間だそうです。
ITパスポート受験記録
さて、そんな私ですが先日ITパスポートを受験してきて合格してきました。
ちなみに私は趣味でパソコンいじっている程度なので、本職ではありません。
そのため、知っていることもまぁあるものの、知らないことがほとんどでした。
肝心の勉強法はというと、ITパスポートの本を1週読み込んで、まずは用語を覚えることからスタート。
何せ範囲が広すぎるため、1ページずつ丁寧に読むというよりは、用語がどんな意味かを理解することに重きをおいて読みました。
そのあとは、こちらのサイトで過去問を解く。
こちらも過去問は平成21年からありますが、令和からの過去問だけを解いてました(あまり昔過ぎると、テクノロジなどは情報が古いものがあるため)
もちろん、余力があれば昔の問題も解いてよいと思いますが、まずは直近(令和)に出題された問題を解いた方が効率的でしょう。
取り組み方は、問題と答えを覚えるというよりは、問題で問われているポイントを理解できるようにしていきます。
というのも、このITパスポートは過去問から同じ問題が出るケースは少ないため、問題と答えをセットで覚えてしまうと、本番に全く見たことがない問題でパニくってしまう可能性があります。
なので間違った問題は何故間違ったのかをちゃんと理解するようにしていきましょう。
受験した者の感想としては、全く同じ問題は全然なかった気がしますが、似たような問題は結構あったかなといった感じでした。
ITパスポート合格のためのポイント
ITパスポートが難しいと言われる中で躓く人が多いところが、おそらく計算問題でしょう。
ITパスポートは用語だけ問われるんじゃないの?
と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、損益分岐点を求める問題や二進数を求める問題など、意外と計算問題が出題されます。
私もぶっちゃけ理数系ではないため、計算問題と聞いただけで拒否反応がでます(笑)
よく、サイトなんかでは計算問題は捨ててよいという風に書いてあるところもありますが、計算問題全部捨てはさすがに厳しいかもしれません。
もちろん、他の用語系の問題をパーフェクトに近いぐらい答えれば合格できると思いますが。。。
なので、計算問題も全部の公式を覚えるというよりかは、ある程度ポイントを絞って公式を覚えておくことをお勧めします。
私が覚えた公式は、損益分岐点、発注量、プロジェクトの工数の3つ。
これらは過去問でもよく出る問題でしたので、確実に答えられるようにしました。
あと、受験して思ったことが、全く勉強していない用語が出てきたこと(汗)
最近ですと、AIの話題を耳にしますが、AIの問題も結構出てた気がします。これらの最新問題はぶっちゃけ、知ってる人しか答えられない気がするので、勘で答えるしかないです。。
そのため、計算問題は少しは解けるようにしておくことをお勧めします。
以上、ITパスポートの受験記録でした。
ITパスポートを受験しようと思っている方がいる人の参考になれば幸いです。