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結婚に踏み切れない男性の意外な悩みとは?


今回は、自己紹介の続きをしながら、
「なかなか結婚に踏み切れない
男性のエピソードをお話ししますね。

婚活男性の心理を知る参考にして下さい!

婚活市場でモテまくりハイスペック男性の迷走

ブライダルインテリジェンスを始める前の
別の結婚相談所設立の時のエピソードです。

前回の自己紹介でお話ししたように、
自身の婚活の経験を経て、
「結婚適齢期の出会いには、
お見合いによる出会いがベスト!」

と感激して、ある企業に支援してもらい、
結婚相談所を立ち上げたまでは順調でした。

オーナー会社の意向もあって
「エリートと結婚できる結婚相談所」
という看板を掲げました。

ですが、順調に見えたのも束の間、
思わぬ事態に遭遇しました。

希望や理想に叶ったお相手を
ご紹介はできても、
なかなか結婚に結びつきませんでした。

自分自身が成功したやり方でアドバイスしても、
みんながみんな同じようにはいかずに、
内心とても焦りました。

女性目線で見たら、
とってもいいお嫁さんになりそうな子なのに、
男性にいくら紹介しても、
「うーん、ちょっと違うんだよな」
と言われてしまう…

葛藤の中で、
なかなか成婚に結びつかないまま、
時間だけが過ぎていきました。

そんな中、良いお付き合いを3ヶ月間
続けているエリート男性がいました。

お見合いならいくらでも組める
年収2000万円クラスの40代前半の
豪快な男性でした。

結婚相談所では、
出会いから3~6ヶ月で
成婚、つまり、プロポーズをするか
決めることがルール。

早すぎると思うかもしれませんが、
結婚願望が高い2人が恋に落ちて、
私たちのサポートがあれば、
3ヶ月でプロポーズまで至るものです。

3ヶ月のスピード婚は、
結婚相談所では、ごく当たり前の日常。


結婚秒読み!?
かと思いきや、実は、その男性、
2人の女性の間でずっと迷っていたのです。

ふたりの女性からは、
とてもいいお付き合いをしていると
それぞれに報告が入ってきていました。

もちろん、彼が天秤にかけているなど
夢にも思っていません。

立場上、私は彼女たちに、
他にもお相手がいることを
言うことはできません。

そんなことは、知らなくていい事実なのです。

それより大事なことは、
この男性に早く決断させて、
彼女たちに無駄な時間を過ごさせないことです。

彼は結局どうしたいのか、
何が結婚の決め手に欠けるのか、
一刻も早く解決しなければならないと、
徹底的に彼と話し合いました。


ふたりの女性を天秤にかけたエリート男性が選んだ女性は?

本音での話合いの中で、今さらながら、
結婚前に男性が抱く不安を
知ることになりました。

上辺だけでない、誰にも言えない本音の数々。

お金のこと。
仕事のこと。
住む家のこと。
妊娠・子供のこと。
セクシャルな魅力のこと。

なかなか結婚に踏み切れない人というのは、
「そんなことで!?」
というようなことで、迷っているのです。

例えば、お金のこと。
年収1000万円の人でも、

「結婚するには、自分の給料じゃ足りない」
「自分に何かあった時、彼女に稼ぐ能力がない」
「貯金が1000万円ないと結婚してはいけない」
と悩みます。

はたまた、容姿のこと。
顔より中身だと最初は言っていたくせに、

「もう少し待てば、
もっと美人が現れるのではないか」
と言ってみたり…

それと、男性の本能のこと。
早く結婚して落ち着きたいと言っていたのに、

「今の彼女は、優しくて家庭的。
結婚するには良い子であるのは分かるけれど、
正反対の大胆な子に惹かれてしまって、
選べない…」
と、どちらにもいい顔をしてしまう人。

女性からしたら、正直言って、
「こんなことで!?」
というような理由ではないでしょうか。

男性は、普段なかなか
自分の悩みを口には出しません。
ですが、男性の想いや葛藤は、
思いのほか、深いのです。

私は女性ですから、当然、
女性の気持ちはよく分かります。
ですが、女性の気持ちだけわかっていても、
結局は、プロポーズするのは「男性」。

女性か男性かどちらか一方の視点だけでは、
決して最終的な縁結びの後押しが
できるようにはならないのです。

なかなか成婚がまとまらなかったのは、
男女の中立な視点で、
ものを見ることができていなかった
私にも責任があるのかもしれない。

そんな反省を踏まえて、
とことん彼の悩みを一緒に考えた結果、
彼は迷いを吹っ切り結婚していきました。

その女性に決めた理由は、

「自分が働けなくなったり病気になったり、
困難な局面に遭遇した時に、
絶対に変わらず側にいてくれる」
と確信したからだそうです。

それには、こんなエピソードがありました。

彼女と一緒に、
戦争映画を見に行った時のこと。

その映画の中で、
こんなエピソードがありました。
ご主人を戦争で亡くしてしまった女性が、
後に別の男性と結婚して、
新たな人生を切り開いていく。

それを見た彼女は、
「私なら、絶対に再婚しないで
旦那さんのことだけを愛し続ける」
と泣いていたのだそうです。

その姿を見て、
どちらの女性にしようか半年間悩んでいた
エリート男性は、
この女性に決めることにしました。

どうしたら、この男性の決断を
後押しできるのかずっと考えていましたが、
「なるほど!」と腑に落ちました。

男性にとっての結婚の決め手は
これなんだと。

「人生の悪い局面の時に、
どれだけ寄り添えそうか」

そういうことで判断しているのだなと。


男女の考え方の違いを知ることが婚活の近道

「人生が困難な時でさえ、
愛し続けてくれる奥さんと一緒にいたい。」
そんなことをピュアに胸に抱いていた
エリート男性のエピソードをお話をさせて頂きました。

女性も、思っていることは同じ。
「私のことを大切にしてくれる人と結婚したい」

もちろん、それ以外にも、
結婚の決め手には様々な要因がありますが、
これは、本当に大事なことですよね。

女性はどちらかというと、
子育てとか、結婚式とか、
「人生の幸せな局面」をイメージして、
結婚を決めることが多いと思います。

でも、男性は、
「人生の困難な局面」を想像して、
彼女とならその時のイメージが湧くか、
ということで、結婚相手を決めている。

それがはっきりと分かり、
私のブレイクスルーとなりました。


婚活のサポートを仕事にするということは、
異性目線で導いてあげることが、
プロの役割なのだと。

この時から、流れが完全に変わりました。
驚くほど、ご成婚が生まれるようになったのです!

まさかと思うような
奇跡のスピード婚が、
たくさん生まれました。

結婚相談所の仕事は、男女どちらかではなく、
カップル双方のお手伝いをすることです。

男女の考え方の違いを
折り合わせたり、
微妙な心のすれ違いを
埋めることが大切な役割。

恋愛コンサルや、コーチングとも一味違います。

この時、私は決意しました。
とにかく、徹底的に、
婚活男女の心理を研究し尽そうと。

それから、私は、
当時の「エリートと結婚できる結婚相談所」
を信頼できる別の人に託し、
新たなフィールドを開拓したのです。


理系の草食系男性専門の結婚相談所でのこと

それは、ある企業の社内ベンチャーとしての
結婚相談所の立ち上げでした。

その顧客層には、
結婚したいけど、なかなか出会いがない
優秀な男性がたくさんいました。

彼らに、女性を紹介するのと同時に、
模擬お見合や模擬デートも行い、
女性が喜ぶ会話術やエスコートを
レクチャーすることにも力を入れました。

その過程で、
男性が女性とデートをする時に、
何を見ていて、どう考えているのかも、
同時に研究・分析を進めました。

「良い奥さんになりそう」とか、
「性格がいい」とか、
「美人」とか、
そういうことではないところで、
男性は、結婚相手を選んでいるのです。


婚活に悩むかたへのメッセージ

そうして、ようやく、
これまで携わってきた結婚相談所での
現場での経験と実績を踏まえて、
新たに立ち上げたのが、
ブライダルインテリジェンスなのです。

婚活をどうしていいか分からない人が、
もう迷わなくてすむ。
まっすぐに運命の人に向かっていけるような
安心できるスタート地点を用意しています。

『あなたを大切にしてくれる
未来のパートナーにあなたを手渡す日まで
しっかりと手を繋いでサポートする』
そんな気持ちで、
日々、会員様をお見守りしています。

さて、次回からは具体的に、
初めての婚活の人でもわかりやすい
婚活成功の秘訣について、
お話ししていきますね。

「次の誕生日までに結婚したい!」
「1年以内に結婚したい!」
と心に決めたみなさんに、

結婚相談所という
最も真剣度の高い婚活の現場から、
リアルなお役立ち情報を
お届けしていきます!

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