日々を抱きたい
感情や思考は日々変わっていく。小さい子どもだった頃や高校生の頃は日々に一生懸命というか、日々をこなしていくのに精一杯だった。
知らないうちに、サンタさんはいないと認識して、知らない間に人の死を受けて苦しみを経験した。知りたくなかったけれど、どんなに好きでも叶わない恋もあるということまで知ってしまった。
こうやって今の自分と過去の自分を振り返って照らし合わせると、思考も感情も全部が移り変わって流れている。もちろん変わらない軸のようなものはあるのかもしれないけれど。
懐かしいキンモクセイの香りや、1年後に同じ季節が戻ってくるというサイクルで過去の自分との変化に気づいていた子どもの頃の私。
1歩離れた視線で、自分との距離を保ちながら、思考や感情の移ろいに気づくことができる大人になった私。
自分の思考が日々移り変わっているのを自分で認識している、なんて考えはじめたときにはもう大人になっていたのかもしれない。
いつまでが子どもで、いつからが大人かなんて曖昧で、
生まれた瞬間から続く時間の連鎖の中で、一定値に到達したから急に大人に変わるなんてこともないような気がする。
それでも、こなしていく日々の中での移ろいに目を向けて、優しく見つめることができたと気づいたときに大人になったものだと感じた。
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