ブライツ パートナーズ|戦略・ヒト・組織・文化

ブライツパートナーズ株式会社は、組織・人材・人事・戦略を強みとするプロフェッショナル集団です。外資系戦略コンサルティングファーム、外資系人事専門ファーム、Big4系総合ファーム、経済産業省の出身者を擁しています。 https://brightz.group/

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最近の記事

これからの人員削減(リストラクチャリング)|第3回.希望退職のオモテとウラ、実効性を握るカギ

2020年以降、戦略・事業ポートフォリオに最適化された組織の実現、また、健全な人件費構造の実現に向け、多くの企業が希望退職、退職勧奨など人員削減を積極化しています。今後も劇的な経営環境の変化が見込まれる中、人員削減を使いこなすことの必要性が高まっています。 この潮流を踏まえ、「人員削減」や「人件費コントロール」に焦点を当てた記事を複数回にわたってお届けします。 前回のコラムで触れたように、本年は昨年を大幅に上回るペースで人員削減が上場企業によって進められ、その手法は「希望

    • これからの人員削減(リストラクチャリング)|第2回.ハイペースで広がる人員削減、その要因

      2020年以降、戦略・事業ポートフォリオに最適化された組織の実現、また、健全な人件費構造の実現に向け、多くの企業が希望退職、退職勧奨など人員削減を積極化しています。今後も劇的な経営環境の変化が見込まれる中、人員削減を使いこなすことの必要性が高まっています。 この潮流を踏まえ、「人員削減」や「人件費コントロール」に焦点を当てた記事を複数回にわたってお届けします。 今回の記事では第2回目として、人員削減の前提となる「求める人員構成」の検討における視点をご紹介します。  〇 年

      • これからの人員削減(リストラクチャリング)|第1回.5つの主要論点

        2020年以降、戦略・事業ポートフォリオに最適化された組織の実現、また、健全な人件費構造の実現に向け、多くの企業が希望退職、退職勧奨など人員削減を積極化しています。今後も劇的な経営環境の変化が見込まれる中、人員削減を使いこなすことの必要性が高まっています。 この潮流を踏まえ、「人員削減」や「人件費コントロール」に焦点を当てた記事を複数回にわたってお届けします。 今回の記事では第1回目として、近時の潮流や重要なポイントの概要をご紹介します。  〇 人員削減に対する考え方の変

        • 参加受付中|3/22 セミナー|24年春 人事の最新トレンド、ジョブ型人事のカギ 『職務評価』とは?

          近時、日本において企業規模を問わず、ジョブ型人事が着実に浸透し、新たなスタンダードになりつつあります。 現政権や経済団体も“あらたな資本主義”や“労働市場改革”の文脈のもとで環境整備と展開に注力しており、このモーメンタムは今後も着実に続く見込みです。 本セミナーでは、2024年3月時点の最新のトレンドをお伝えするとともに、ジョブ型人事のカギとなる『職務評価』について、その仕組みや実務に焦点を当てます。 数百社の職務評価実績をもとに、予算・リソースに制約がある企業の方々

          トータル・リワード戦略によるエンゲージメント向上

          ブライツパートナーズ株式会社 従業員の会社に対する #エンゲージメント は、単に金銭面の報酬の充足だけでは高まりません。 働き手の価値観の多様化に沿ってエンゲージメントを高めるためには、仕事そのものの面白さ、働きやすい職場環境、組織文化、能力・キャリア開発、福利厚生、ワーク・ライフ・バランスなども組み合わせた、独自の魅力的な報酬パッケージ(トータル・リワード:Total reward)が求められていきます。 そのため、会社としては、トータル・リワードを戦略的に把握・設計

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          エンゲージメント・サーベイを「武器」にするためのポイント

          ブライツパートナーズ株式会社 近年の人的資本経営ブームも相俟って、従業員エンゲージメントの重要性が認識され、今や従業員エンゲージメントなしでは企業の組織・人事は語れなくなりました。 従業員エンゲージメントとは、「自分が所属する組織と、自分の仕事に熱意を持って、自発的に貢献しようとする社員の意欲」と定義されます。 これは従業員満足度と異なるもので、企業業績の向上につながる従業員の自発的・積極的な貢献度合いを示す指標といえます。 従業員エンゲージメントの指標は統合報告書等

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          アクティビストへの備え|『役員人事』に関する5つのポイント

          ブライツパートナーズ株式会社 ”アクティビスト”と呼ばれる、株式を保有して企業に要求・提言を行う機関投資家の動きが活発化しています。対立が深まり、株主総会の決議に注目が集まるケースが2023年は多くなっています。 アクティビストの要求・提言は株主価値向上、という名目ではあるものの、長期的な観点を有しているものばかりではありません。そのため、アクティビストに付け込まれる隙を与えないことが会社側としては重要になります。 その際、執行部門(人事部、経営企画部、総務部、秘書部、

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          ジョブ型人事制度の『落とし穴』|流行に騙されないための心構え

          本稿は、ジョブ型人事制度の本質を知ることで、これまで導入検討を様子見してきた人事ご担当者に向けたものです。 決して「ジョブ型人事制度を導入すべき」といっているわけではありません。 本質を捉え、自社の組織・人事課題を直視したうえで、自社に必要な改革を達成する”一手段”としてジョブ型人事制度の導入を検討いただきたいとおもいます。 1.官民一体となったジョブ型人事制度ブームは足元も継続中 2020年ごろから、政府、経団連などの業界団体などで日本型雇用の課題に端を発したジョブ

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          2023年 労働市場改革|これからの組織・人事の潮流を先読みする

          1.組織・人事と企業価値 働き方改革をはじめ、2010年代半ば以降から続く人事の環境変化の対応に追われている人事ご担当者も多いのではないでしょうか。 2020年代になって以降も、例えば、ジョブ型、人的資本経営、シニア人材に関する議論が盛んであり、これからも当分は変化が求められる様相にあります。 企業の実態を見ると、状況は各社各様です。 組織・人事の取組みが企業価値の維持・向上を効果的に支えていることが見てとれる企業もあれば、そうでない企業もいます。 両者の決定的な違

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