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海外のコーチングITツールをエンジニアが調査してみた

コーチとしても活動していて、コーチングDXツールを作っているエンジニアのなるといいます。
我々は「コーチングを民主化する」をモットーにコーチングのDXツールを制作しております。
普段からコーチがどのようにビジネスを展開でき、どうやったらコーチングが日本に広まっていくのかを考えています。
しかし、コーチング自体海外から入ってきた考え方です。その市場規模も大きく、既に多くのツールも使われてコーチングがより一般化されています!
ぜひ参考にしたい!ということで今回は海外のコーチングツールを研究していきます。

ターゲット

  • コーチングに多くの時間を使っている方

  • コーチングを自分の事業にする方

海外のコーチングツールを調査してみましたので解説していきます。

Learn Worldsをご存知でしょうか?
「Coaching Tool」などで調べるとまず出てくるツールです。

オンラインコーチングやeラーニング事業を簡単に立ち上げ、効果的に運営できる包括的なプラットフォームです。
競合との比較: teachable、Kajabi、Thinkflicなどの類似サービスと比較しても、LearnWorldsは「群を抜いてお得で使いやすい」と評価されています。

perplexity

今後、「teachable、Kajabi、Thinkflic」なども解説していきたいですが、まずは最も名前を聞くLearn Worldsを解説し、そのメリットとデメリットを洗い出していきます。

なにができるのか?

Learn Worldsの機能

機能が非常に豊富です。。。むしろ把握が難しいほどです。
だからこそ慣れてきたら、カスタマイズもできます。しかし、自分で触っていて挫折しそうな情報量があります。正直、コーチングの用途だけであればすべてを利用する必要もないので、コーチが使いそうな機能に絞って説明します。

ホームページ制作

  • カスタマイズ可能なテンプレート: コーチングビジネスに特化したテンプレートを用意しており、簡単にカスタマイズできます。

色の選択

これは良い!個人的に一番好きな機能です。
既にカラーバランスの良いセットが並んでいるということは、素人が間違えてわかりにくいUIを設定することもありません。
あまり深く考えずに「あ、この色は自分のイメージと合ってるかも」とテーマカラーを選択することができます。

フォントの指定

ホームページの制作

やや難しい印象です。
おそらくデザイナーでない方は「とりあえず見たことのあるフォントにしよ。。。」や「ぱっと見で悪くないやつにしよ」くらいにしか考えられないかもしれません。
(もちろんわかる人からするとカスタマイズができること自体有効)

しかし、ここで一番問題になるのは日本語です。
海外ITサービスで最も難しい点と言ってもおかしくありません。日本語の特殊性により対応ができているフォントが少なかったり、英語とは違った日本語のスペースを作らない書き方などに対応が難しかったりします。

テンプレート機能

これを望んでました!
テンプレート機能があることによって一番イメージに近いものを選べるようになります。カテゴリーもかなり充実しているので対応力が高いと感じられます。

試しに上記のテンプレートでサイトを作ってみました。

結論:カスタマイズできる種類が多くかなり自己表現をしながら、実際のビジネスに必要な機能を使えそうなイメージ。

  1. ユーザーの登録

ユーザー登録

団体としての名前と自分のURLを決めるサブドメインの設定です。
(プランによっては完全に自分のものを設定できるカスタムドメインもできるようです。)
学校名を聞かれていることが気になりますがそのまま進めます。

Logoの設定

2.ロゴの設定
ページの左上に置く自分のアイコンを設定することができます。
確かに、ここを設定するだけでかなり「自分のサイト」という印象が作れるので効果的に感じました。
(Faviconの設定もありますが、そこはよしなにやって欲しいな〜という印象です)

3.ひたすらにコンテンツを入れていく

テンプレートがあるのはかなり助かる。デザインを熟考しなくてもよく、まず即座に下地ができたのが良かったです。けども、テンプレートが充実しているが故に修正する箇所が多い!1ページを修正するだけでもすべての修正に断念したのに、全15ページもあり、それらすべてを自分のコンテンツ用に切り替える。

細かいカスタマイズ

SEO対応

Googleの検索上位に載ってくるための対策(SEO)の設定などが簡単にでき、何度も変更を容易に行える。WordPressのようなカスタマイズが容易です。個人的には嬉しい機能!

しかし、今回はコーチの方が主眼で誰もが利用できるかを論点にしたときには複雑度が高すぎる。
SEOの対策やCookieポリシーの設定、アフィリエイトの設定まであり、設定のカスタマイズ性がありすぎて難しすぎる印象です。
他のサービスのように自動的に最適化してくれる方がありがたいかもです。

その他便利な機能


コミュニティ機能

コミュニティ作成機能

自分のコミュニティを作成し、その中でSpaceを作って会話ができる機能。(Slackに似た機能)完全クローズドのコミュニティ形成などには利用できるイメージです。
しかし、コミュニティメンバー全員がこのアプリを使うことを強いるため、少し使いにくいイメージです。まず、日本語設定が弱いので英語を読む必要は必ずしも発生し、中には利用ができないメンバーも出てくると思いました。

メッセージ機能

一斉送信機能

現実的に考えるとこちらのメール一斉送信機能の方がより使いたくなる機能に思ます。すぐに送ることもできるし、テンプレート機能や送信日時を設定することもできる。これであれば日本語対応をそこまで考えずに自分の言葉で表現するメッセージを送ることができそうです。

モバイルアプリなんて機能も

モバイルアプリ設定画面

ここまでリッチに対応してくれるのか!と驚嘆しました。
やはりクローズドなコミュニティで活用されることが多いと感じ、学校名などを入れることも考えるとオンラインスクールなどが相性が最も良いのだと感じました。
コーチ個人として活用することもできますが、「かわいくない値段」を考えると学校単位で使われる機能だなと感じます。

モバイルアプリ利用機能

いまのレートだと45,000円ほどしちゃいますね。。。

このサービスを日本用にカスタマイズするならどうするか

エンジニア視点の話

Webhooksというものが用意されていました。
これさえあれば他のアプリに繋いで通知を送ることもできます!
Zappierなどの通知連携ツールにも繋げられそうなので、公式LineやSlackなどの日本でも多くの人が愛用しているツールに繋ぎ込み、このツールの旨みを享受することができると思います!

しかし、実際問題エンジニアが扱うようなAPIを理解しカスタマイズすることは一般的ではありません。こういった点からも海外で多く使われるリッチなビジネスお助けツールが日本では浸透しづらい壁を感じました。。。

まとめ

ダッシュボード

メリット

  • ホームページ作成から支払い・コミュニティ形成までできる高機能

  • コミュニティ/オンラインビジネスがこれさえあればできる

  • 4,000円以下から始められる安心価格

デメリット

  • カスタマイズできる箇所が多すぎて初心者向きでない

  • 基本英語だけなので人によっては使えなさそう


いかがでしたでしょうか。
このように海外でより盛り上がっているコーチングだけあって、だいぶ前からツールが存在しかなり出来上がってる状況がわかってきました。

我々Brightyもツールがたくさんでてくるほどに日本のコーチング業界を盛り上げていくつもりです!

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