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なぜ淡路島出身の設定なのか?【硲道夫】

ことの経緯

硲道夫のことを寝てる時以外考えていたら、
「なんで淡路島出身の設定にしたんだろう?」と素朴な疑問が湧きあがりました。

10分後、
友人のエミリオさん(アスラン=BBⅡ世P)

「えっ、これ勝手な妄想があるんですけど、DMしてもいいですか?」

と、考察DMを送ってくださいました。
今回の記事はそのDMをご紹介するものです。


なぜ淡路島出身なのか?

※以下、敬称略。

>エミリオ
SideMのコンテンツスタート時(2014年)に32歳設定だったことより、生年月日を算出。この場合、1982年1月13日生まれということになります。

ということで、それを元に実際に起きた出来事と照らし合わせてみました。

https://saruwakakun.com/tools/wareki-seireki/1982/

さて、1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生しました。子ちおは1月生まれなので、震災発生当時は中学1年生ということになります。

https://www.ajcp.info/heart311/text/furukawa1.pdf

こちらのPDFは臨床心理士の方によって【阪神淡路大震災時における学校再開までの動き】がまとめられたものです。中学校勤務だったようです。

当時どのようにして授業再開までこぎつけたかが記されています。

>エミリオ
勉強が好きだったことは恐らく元々の設定としてあったとしても、ここに淡路島出身ということが重なることで、「学べる環境にあることの尊さ」を実感として知っている人物になり得るのが、硲道夫であり、教師を志すきっかけとしても十分すぎるくらいに強い熱意を抱く体験をしていたのではないかと推測されます。

これは他の出身地では持ちにくい性質であり、ただ数学を教室で教えるだけでなく「すべての人々にエンターテイメントを通して勉強の楽しさを伝えたい」と教師を辞める(≒教室でない場所で受けた授業の経験から、教室そのものが必須とは考えていない)決断に至ることにもあまり無理が生じないように思われます。

そんなわけで、道夫氏は教師になりたかったわけではなく「学びの楽しさを伝える人」になりたくて、その選択肢としてこれまでは教師というものしか知らなかったけど、Jupiterのライブを観たことで自分なりの道を見出したのではないかと想像しました。

以上、なぜ道夫氏の出身地が淡路島なのかについての勝手な妄想でした!笑

>苔娘。
学校再開までのPDF…事実が書いてあって読み取りやすかったです。でもここに書かれてない心情が被災者の数だけあるんだなと…。。凄いものを見せてくれてありがとうございます。

授業を1時間だけやることがこんなに苦労する。教室があって、プリントがあって嬉しい。
あと道夫の父も教師なので、このPDFの先生みたいに奔走されてたんだと思います。それを道夫は知ってるはず。
だから生徒も先生も凄いって道夫が思ってるのかな〜。

>エミリオ
ですね、きっと親御さんも奔走されていたし、みちお氏は生徒側・教師側の両方の大変さを知っていたのではないかと推測しています。

ちなみに、子ちおの誕生日の4日後に震災発生ということになりますね…自然からの祝福と破壊をほぼ同時に感じているようなものなので相当な体験だったことが想像されます…

けれどそれでも学びに対する姿勢を失わなかったのは、お父さんが教師としてしっかりと動いていたことを見ていたことも大きな要因だったように考えられます。それによって、教師という職業に希望を持てたのかもしれませんね。


考察を聞いて
-災害の記憶を受け継ぐ

硲道夫の考察、SideMをきっかけに、改めて阪神淡路大震災、そして災害が人に与える影響について考えてみたくなりました。

たまたま今朝、NHK 『ドキュメント72時間』
「兵庫・西宮 “マンボウトンネル”にて」
視聴してましたが、
マンボウトンネルの利用者さんの言葉が印象的でした。

「地震で建物は崩れ、家々を立て替えた為に、町は地震以前の面影が無くなってしまった。けれどこの”マンボウトンネル”はそのまま。このトンネルを通ると地震前の町を思い出せる。」

自分は阪神淡路大震災の時は幼く、遠方に住んでいたこともあり、これまではニュースの中の話として聞いてしまっていました。

当時の先生たちが生徒の心のケア、授業再開の為に奔走されていたことが読み取れますし、実際自分が災害にあったら「小さいことからでも、やれることをやれたら。」と思えました。

それを思うと、
普段から教室があって、先生がいて、プリントがあって、鉛筆が持てる。
校舎で勉強ができることがどんなにありがたいことか。もし道夫先生にそんな背景があったとしたら、熱心になるのも頷けます。

でも環境があっても、きっかけや楽しさがなければ勉強への意欲に繋がりにくい。
決して「学校に行きたくても行けない子もいるのに…」と自分を責める必要はないです。
(下記事にもそんなことを書いてました。)

どんな子も、のびのびと勉強できるようになるといいなと思いました。(個人の感想過ぎますね)

どこでも、どんな時でも
勉強のきっかけは転がってると思います。
遅すぎることなんて何も無い。

CONNECT WITH STAGE!
S.E.Mストーリー読み返そう……。。(宣伝)

終わりに

エミリオさん、考察を即DMして下さりありがとうございました!
自分の中で衝撃と共に、
人の心の動き、ケアについて、今後も考えたいと思わされました。

これを読んでくださってる方に向けて

以上の記事は、
一般P(一般P?)の一つの考察ですので、これを鵜呑みにしないでください。
今後も自分の中の妄想を発電してください!わたしもします!!

日頃の防災!心にFRAME!
ありがとうございました!

苔娘。

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