「四国クラウドお遍路」5年分のイベント画像とTシャツ制作の裏話 −2019-2024−
クラウドの技術や活用の勉強・情報共有・交流の活動をしているJAWS-UG(Amazon Web Service ユーザ会)というグループが全国各地にあるのですが、その中で、四国4県が合同で開催しているイベントがあります。
その名も「四国クラウドお遍路」。毎年四国4県で開催場所を変えて行われており、それを四国霊場八十八か所を巡るお遍路さんになぞらえて名称した模様です。
このイベント画像の制作を2019年からJAWS-UG愛媛運営の影浦(以下夫)から依頼されて毎年制作しております。
2024年で5年目。ということで画像も5種類と溜まってきたのでここで一旦まとめてみようと思います。
2019年(徳島開催)
この時は夫との旅行先の北海道のホテルに1人缶詰状態で作りました(ちなみにこの時、夫はJAWS FESTA 2019 SAPPOROに参加)。本来ならFESTAに間に合わせるべきだったのでしょうが、頼まれたのが直前でさすがにスケジュール的に無理だったのであきらめました。
なお、徳島ということで阿波おどりイメージです。踊りをシルエットで作るのって案外難しかったですね。初めての制作でもあるのでそこそこ苦戦してたのですが、あらかたできた時に「『すだちくん』入れて」とオーダーが来たので「それは最初に言うてや!」とツッコんだ記憶😂
イベント用Tシャツもこの時は2色でしたね。渦の形がうまいこと整わなくて地味に調整したのも懐かしい。
2020年(オンライン開催)
この時はコロナ禍でオンラインでのイベント開催隆盛期ということもあり、もちろんこのイベントもオンラインに。
なお、このときの夫からのオーダー
お遍路さんにPC持たして、そのPCに「同行二人(※1)」の文字入れて
雲で四国をかたどってほしい(クラウドを表したい)
ITとお遍路さんとクラウド。
良く言えばチャレンジ、悪く言えば無茶振り。
まあまあハードル高いことをさらっと言ってきて速攻で「ちょい待ち!」と突っ込みましたね。お遍路さんとITという相性が悪そうなキーワードをどう組み合わせて描こうか、雲の位置はどうしようか、あと、タイトルや日程などもいれることなども考えないといけないので、構図にはかなり悩みました。
この回はTシャツだけでなく、コロナ禍らしくマスクも作りました。
マスクもこの時初めてデザインしたのですが、立体なのでまあまあ難しかったです。
なお、実はマスクのみイベントに間に合わず後日配布になっています。
というのも、入稿先は夫が手配する関係で私に伝わってなかったこと、Tシャツよりもマスクの方がさらに印刷に時間がかかることがわからなかったためです。一応入稿期限も夫に聞きはするのですが、厳密に言わないんですよね。
仕事じゃないので、そこはゆるくしてるのだと思いますが、だとしても制作人としてはイベント開催に間に合わせることが(やむを得ない事情がない限り)必須だと思うんですよね。
今思えば、入稿先だけでも聞いておけば私自身でタイムリミットを決められたのでその方がよかったなぁと反省しきりです。
ただ、依頼されたのが妊娠8〜9ヶ月頃で、出産までに何としてでも仕事を終わらせたかったので、特に納期希望がなければ仕事優先にしちゃってたんですよね。ボランティアとはいえ、期限はしっかりせねばと思った一件でした。
2021年(オンライン開催)
この年もオンライン開催。また新しく作るのかと思いきや、去年と色違いでとのオーダー。この時、娘(当時0歳)の育児疲れもあったので負担が軽くて良かったのですが、個人的には物足りなくも感じた年でした。
Tシャツも前年との色違いです。マスクはありませんでした。
2022年(香川開催)
この年からリアル開催が復活します。
夫からは香川での開催なので緑ベースとうどんとのオーダー。うどんとクラウドをどう結びつけるかでしばし悩んで、うどん(麺)でCloud(クラウド)を描くという無茶なことをやってみましたが…。麺らしさがうまく出なかったのでそこは心残りです。
なお、テーマの中に「ノーコード」という文字があったのであえて背景にうすーくコードを入れてます。わかった方いらっしゃるでしょうか?
Tシャツは白黒反転してます。背景のコードも入れようと思ってましたが、さすがに小さすぎて印刷できんやろなと思ってカットしました。
2023年(愛媛開催)
愛媛での開催ということで、おなじみの「みかん」とのオーダー。とはいえ、さすがにみかんだけというのもどうかなと思い、テーマの「モノサシ」にひっかけてみかんとメジャー(巻尺)を組み合わせてみたのですが…。
メジャー描くのって案外難しいですね。今だから言えますが立体感出したかったのですが、時間の都合で平面化になりました😓
あと、正直言うと、オレンジは扱いにくい色なんですよね。特にオレンジ地に黒文字だとよほど明度を上げる、または黄色に近づけないと見えづらい(と私は思ってます)。なので、本音を言うと少しでも見えやすいように黒と白でしたかったのですが、予算の都合で黒1色に。改めて、愛媛での開催時には他県以上に改良が必要だなと思った一件でした。
2024年(高知開催)
そして今年(2024年)。高知なので当然の如し「かつお」オーダー。
とはいえ、まだ私が作る前に開催された2018年の高知開催バナーも実はかつおなんです。さすがに別のものにした方がいいのでは、と思い「かつおのたたき」にしようと思い立ちました。
正直言うと、高知というと酒飲みとたたきのイメージの方が強いんですよね。それに大体イベント後は飲み会だし、たたきが出てくるし。そういう理由でたたき推しだったのですが、スケッチブック上で筆ペンでかつおとたたき2種描いて夫に見せると「うん、かつおで」。
たたき敗北😿
でも、もともと居酒屋イメージで作ろうとは思ってたのでそこだけは譲らずに作りました。ただ、今年はプライベートで色々ありすぎたのと、ここ数年出産してから自分が思うようにあれこれできないことで少々頭が吹っ飛んでたせいもあってかなり弾けたものになりました。というかIT色どこいった😅
Tシャツは居酒屋のスタッフが着るようなイメージにしたかったのと、少しでもなにかの変化を加えたかったのであえてイベント名を縦書きに。さすがに2024を漢数字にして縦書きするのはバランス問題で横にせざるを得なかったのですが、いい感じに仕上がったと思います。
なお、今回のTシャツは、印刷会社側の手配ミスにより、指定した日時に届かないというトラブル発生(データは余裕を持って夫がお盆前に入稿)。なんとかお届けできたのがイベント当日終了間近になってしまいました。
登壇されたみなさま、おまたせして大変申し訳ありませんでした。
(この配送対応に関しては色々思うことがありましたが、話が長くなりますのでまたどこかで)
四国4県らしさとITをどう組み合わせて表現するか
一般的にWebやIT関係(最近だとAI関係も)のバナーは非常にシンプルなものだったり、近未来的だったり、ビジネス色が強いものが多いですが、そこに地方の特色が加わるとなると表現のハードルがぐんと上がります。
「四国クラウドお遍路」に限らず、これまでにも色々地方系イベントのタイトルバナーを作ってきましたが、この狭いサイズのタイトルバナーだけで、どういう内容のイベントか、どういう特色のある地域でイベントがあるかを表す必要があるわけです。もちろん必要な文字情報も入れるとはいえ、やはりぱっと見のイメージとインパクトは大事です。そこは毎回作る時に気をつけてはいるつもりです。
依頼された時は必ずテーマやイメージは聞いてるのですが、仕事と違っておまかせ状態がほとんどです。好きなように作っていい反面、数少ない情報を自分で集めて作るのも私の役目であり、自分の力を試す「訓練」かなと思ってます。
娘が生まれてから、何かと左右されることが多いため制作するのが難しくなりましたが、AIの進化のことも考えると今後変わるかもしれませんが、ご要望がある限りは作り続けたいと思います。
ー最後に。
自分が作った画像やTシャツが使われていたり、着てもらえたりするの見るとありがたいやら恥ずかしいやら。みなさまいつも本当にありがとうございます。
この場で改めてお礼を。
お読みいただきありがとうございます。ご支援いただけると大変ありがたいです。