CSS Nite in OKAYAMA, Vol.6「ワンランク上のWeb制作」に参加してきました。(2016.9.14公開)
2016年9月10日(土)に行われたCSS Nite in OKAYAMA, Vol.6に参加してきました。参加するのも今回で4回目。久々にまとめてみました。
(写真撮影はすべてサン・スタジオ 鍋坂樹伸)
MANAさん『Webデザイナーの将来性』
まずは、Web業界にいる人なら知らない人はほぼいないといわれている『Webクリエイターボックス』を運営しているMANAさんからセッションスタート。
本日のテーマの導入として、Webデザインの現状についてのまとめ、そしてこれから何をすれば良いかから。海外で働いているMANAさんから出てきた内容は、新鮮に映った方もいらっしゃるのではないかと思います(特にこの日、学生さんの参加が多かったですし)。
あと。MANAさんらしく、スライドで使用しているフォントもイラストもかわいかったです。
澤田さん『カジュアルにはじめよう!Webコンテンツのアクセシビリティ』
『人はそれぞれ持っているものは違うから、それぞれの視点から考えるのが大事』と言った内容でした。
アクセシビリティ自体、別に難しいことではなく、身近な些細なこと、自分ができることから対応していくことが大事。
『アクセシビリティ』という言葉のイメージからして、難しい印象を受けるかもしれないですが、思い込みを払拭させたり、対応のきっかけとなる話が伺えたのは良かったのではないかと思います。
益子さん『ウェブサイトの原稿の取りまとめ、編集・校正の進め方』
原稿・素材の整理、文章(ライティング)に関しては、本当は一番大事なところなのに、デザイン・コーディングよりぱっとみえないこともあり、制作の中では一番軽んじられてしまう部分。そこにスポットが当てられ、どのようにすべきか、そして、いかに制作側がどれだけ仕事をしているかをクライアントが自然に気づいてくれるようにアピールするかを実例交えてお話してくださったのには心の底からありがたかった。あまりのオープンさに「マジでいいの?!」と心の中で叫んでました(多分社内で許可とっていらっしゃるとは思うのですけど)。
いただいた『プレゼント(リアル度満点サイト設計書/コンテンツシート、ヒアリングシート)』は仕事でがっつり活用させていただきます。『まとめ・整理』が仕事の要と考えている自分にとって最高のプレゼントでした。
※2024年追記:プレゼントは以前、フォローアップの申込でいただけてましたが現在は終了しています。
鷹野さん『知っていれば「早く終わる」「キレイに仕上がる」イマドキの実装テクニック』
話を聞いていて『変化というのはいきなり大きく動かない。些細なところから徐々に変わっていくもの』という文(というか自分の持論)のを思い出しました。
『イマドキ』とタイトルにあるけど、実はかなり昔のバージョンから対応しているものもあって、如何に自分がアプリの機能を使いこなしていないかを実感してしまいました(汗)。
あと、Photoshopの書き出し先フォルダを変更するテクニックで『シンボリックリンク』の話があったのですが、Macでの説明しかなかったため、最後にWindowsでの対応について質問させていただきました。
デザイナーはMac使用者が多いので、Macの解説が優位なのは仕方ないのですが、Windowsでの使用者が全くいないわけではないとは思いますし(実際、私はWindowsユーザーです)。
Windowsの対応に関して、積極的に質問していった方がいいかもしれない、と思った出来事でした。
後いろいろと。
開催も今回で6回目。私自身も『AED(All Ehime Desitalcreators)(※2020年解散)』運営スタッフの一人という立場柄と、『イベントがスムーズに進むも進まないも準備と裏方の動き次第』という考えもあって、イベントそのものよりも裏方スタッフの動きの方をよりみてしまうのですが、最初から本当にスムーズに、最後まで滞りなく進んだと感じました。2か月に1度開催されている『岡山WEBクリエイターズ』をベースに着々と経験を積み重ねてこられているのがやはり大きいかと。
やはり『経験は力なり』ですね。こちらも見習わねば。
あと、イベント後の懇親会でなんと島根から参加してこられた方が。
「島根でも勉強会を立ち上げたい」ということで生意気ながら私なりのアドバイスをさせていただきました。話しているうちに、2年前に自分が成り行きで団体を立ち上げた当時のことを思い出してしまいました。
ぜひがんばって立ち上げていただいて、交流ができればいいなぁと思います。