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知ると面白い!?アメリカの政治用語でよく使われるスラング英語


今回はいつもと少し違った
リアルな英語をご紹介します!

今回は政治用語のスラングですね


アメリカの政治ニュースを観ていると
出てくる単語とか、スラングをご紹介!


1. Gerrymandering (ジェリーマンダリング)

まずは「ジェリーマンダリング」。これ、選挙区を自分たちに有利に変えちゃう行為のこと。たとえば、特定の政党が勝ちやすくなるように、選挙区の境界線をグニャグニャに変えるイメージです。
由来は、1812年のマサチューセッツ州知事エルブリッジ・ゲリーって人が、サラマンダー(トカゲ)みたいな形の選挙区を作っちゃったことから。このゲリーとサラマンダーを組み合わせて「Gerrymander」って呼ばれるようになったんです。

2. Filibuster (フィリィバスター)

次に「フィリバスター」。これは、議員が採決を遅らせるためにひたすら長い演説をすることを指します。延々と話して、時間切れを狙うわけです。
由来はスペイン語の「filibustero(海賊)」から来ていて、議会を「掠奪」するように妨害するイメージが元になってます。海賊っぽい、ですよね。


3. Lame Duck (レイムダック)

「レイムダック」は、大統領や議員が任期終了間近になって、もうあんまり影響力がない状態のことを指します。要するに「政治的に足の不自由なカモ」って意味で、もう次の選挙には出ないとか、もう力がなくて何もできない状態のことです。
由来は、18世紀のイギリス証券市場で、負債を抱えたトレーダーを「レイムダック(足の不自由なカモ)」と呼んだことからきています。それが政治に転用されて、影響力のない政治家を指すようになったんですね。


4. Swing State (スウィング スゥテイト)

次は「スウィングステイト」。大統領選挙で、共和党と民主党どっちに転ぶか分からない、接戦の州を指します。選挙ごとに結果が揺れ動く州、ということで「スウィング」って呼ばれます。
由来はシンプルで、選挙結果が「揺れ動く(Swing)」ことから来ています。まさにそのままですね。


5. Beltway (ベルトウェイ)

「ベルトウェイ」は、ワシントンD.C.周辺にいる政治エリートたちを指す言葉です。アメリカの政治の中心にいる人たちがこの言葉で呼ばれます。
由来は、ワシントンD.C.の周りを囲む高速道路(ベルトウェイ)から。この道路の内側にいる政治家や官僚を「ベルトウェイ」と呼ぶようになりました。


6. Dark Money (ダーク マニー)

「ダークマネイ」は、どこから出てるか分からない、匿名の政治資金のことです。透明性がなくて、誰が政治家にお金を渡しているのか不明なため、「暗いお金」って意味でこう呼ばれます。
由来は、そのまま「Dark(暗い)」から。出所が不明確で、裏で誰かが資金提供してるかもしれない、という不透明さを示す言葉です。


7. Deep State (ディープ スゥテイト)

「ディープステイト」は、選挙で選ばれていない官僚や軍が、裏で政府を操っているという陰謀論的な考え方を指す言葉です。
由来は、トルコで使われ始めた言葉で、政府内部に隠された権力を示しています。アメリカでも、こうした「見えない権力」が政府をコントロールしてるんじゃないか、という陰謀論で使われています。


8. Dog Whistle (ドッグ ウィッソー)

最後は「ドッグウィスル」。表向きは普通の発言に見えるけど、実は特定のグループにだけ分かるような隠れたメッセージを送っているときに使う言葉です。
由来は、犬笛(ドッグホイッスル)から。人間には聞こえないけど、犬には聞こえるっていう仕組みから、特定の人にだけ分かるメッセージを指すようになりました。


いかがでしたか?


おそらく初めて聞かれた単語も多かったと思います。


意味や由来、語源を知ると理解が深まって面白いですね!


次にニュースとかでアメリカ政治に触れるとき、
ぜひ注意して聞いてみてください!



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