ホテルのガラス張りのバスルーム

 現在北京のホテルに滞在しているのだが、風呂トイレがガラス張りである。

室内が反射して写ってしまうので変な角度から
バスタブとトイレが丸見え
中からブラインドを下ろすとこんな感じ。

 このホテルに限らず、中国のホテルのバスルームはガラス張りのことが多い。室内とバスルームがガラスで隔てられていて、バスルーム側にカーテンやブラインドが設置されている。このため、閉めれば視覚的には一応遮られるのだが、なんとなく気になることは否めない。
 日本だとガラス張りのバスルームと言うと、いわゆるラブホテルやレジャーホテルのイメージが有るような気がするが、そういうわけでもないらしい。

 そういえば、以前秋田に葬儀で行った際に、弟と駅前のホテルに一泊したのだが、そのホテルのバスルームは室内が見渡せる窓がついていた。正直少々気まずかった(笑)

 なぜガラス張りにするのかを調べてみると、部屋が広くなる、広く見える、掃除という点でメリットがあるらしいことがわかった。中国については以下のサイトに分析?があった。おそらくそうした理由の他に、それがスタンダードになったから再生産されているというのもあると思う。

1.空間的に「映える」ため?!
一般的なホテルの部屋は住宅の部屋と比べてやや小さいので、ホテルの部屋を少ししでも大きく見せようとしてたどり着いたのが、ガラスの壁だったそうなのです。さらにガラスは普通の壁よりも薄いので、物理的にも面積を取らず、奥行きがある部屋を演出するのに最適だと認識されました。

2.費用を抑えるため!
2番目の理由はとても簡単。ホテルとして営業するには利益を出すのが必須なので、サービスの質を落とさずにできるだけ費用を抑えることが大切になってきます。ガラスの壁はコンクリートの壁より材料費も建築費も安いので、多くのホテルではガラス壁のトイレが一般的となっています。

3.日当たりのよさを考えて
通常、ホテルのトイレには窓がないので、部屋の照明だけを頼りにして掃除すると、暗いところが綺麗に掃除できないといった恐れがあります。スケスケな壁によって自然光を通し、掃除しやすい環境にしているという理由もあるみたいです。

中国人はなぜ辛いものが好きなの? 日本育ちの中国人が「中国人あるある」を分析してみた(かいし) | FRaU

 ちなみに、以下のサイトでは、ホテルでのメリットとして「盗難防止」を挙げている。しかし、知らない人を部屋に呼んで、且つ風呂に入る場合とは一旦なんだろうか。さっぱり検討がつかないなぁ。

知らない方を部屋に呼んだ場合、ご自身がお風呂に入っている間に貴重品が盗まれる心配もありません。

ガラス張り風呂の魅力を徹底解説!恥ずかしくない方法も教えます│ヌリカエ

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