帯同生活【@上海】振り返り⑧:日本との時差
前回の続き。
中国と日本は1時間の時差がある。日本が7時のとき、中国は6時。
中国は広いのに国内に時差はない。世界地図で見るとそれほど横幅の変わらないアメリカには4つもタイムゾーンがあるのに。ちなみにロシアは11のタイムゾーンがあるらしい。さすが世界で一番面積が大きい国だ。
国際的な取引をしている会社では、会議時間の設定が難しいという話は効いたことがある。外資系の企業に勤めている知人は夜10時過ぎに会議を入れられたことがあるらしい。
妻に聞いたところ、日本との違いは時差よりも祝日とのことだった。日本は祝日でも中国が平日の場合、届くメールの数がぜんぜん違うらしい。
日常生活でも時差を感じる時がいくつかあった。
プロ野球のゲーム開始時間
プロ野球はナイターは18時、デイゲームは14時開始が多いと思うが、上海で見るときには17時からもしくは13時から試合が始まる。
うっかり18時からの感覚で家事をしたりしていると、見始めた時点で贔屓のチームが大量失点していてがっかり、なんてこともある。あんまり関係ないけど、昔も試合開始18時、地上波放送が19時からだったりしたことを思い出す。
※日本のプロ野球の試合は、VPNがあれば、有料・無料の配信サービスを利用して見ることができます。
電話をかけるタイミング
たまに打ち合わせとか相談事で電話をすることがあるが、そのときに「じゃあ15時で」となるとちょっと迷う。こちらが上海にいることを知らない人なら日本時間だとわかるけど、事情を知っている人だと「どっちの?」と考えてしまう。なので、「日本時間の15時で」のような言い方をするようになる。
あと、朝の7時台に連絡が来ると「いや、早いだろ……」と思うけど、日本では8時台だからおかしくはない、ということもある。逆に、こちらから遅い時間に連絡しようとしたときはちょっと躊躇する。
株式市場の取引時間
東京証券取引所の取引時間は日本時間だと9時~15時なので、上海から情報を見る場合には8時~14時という感覚になる。なので、日本に一時帰国したときとかに、今日はどうなってるかなと思って8時過ぎに見ても一切動きがないと一瞬戸惑うことになる。
サイトの更新
日本の「0時情報解禁」とか「◯日8時更新」とかのサイトは、上海だと7時に見ることができるので、ちょっと得した気分になるが、実際のところなにも得していない。
日本への一時帰国時のフライト時間
海外旅行あるあるだと思うけど……
中国から飛行機で日本に移動する時、
・出発は現地(中国)時間の14:00
・到着は現地(日本)時間の17:00
だとすると、自分が何時間飛行機に乗っているのか混乱する。
逆に日本から中国の場合で
・出発は現地(日本)時間の14:00
・到着は現地(中国)時間の17:00
もよくわからなくなる。
「上海から羽田まで何時間くらいですか?」「えーっと……」
そもそも時間てなんだっけ……(哲学)