2年半ぶりに仕事して1ヶ月経って思ったこと

 こんにちは。昨年7月に海外赴任の帯同生活を終え、12月から2年半ぶりにフルタイムで仕事をしています。

 今回は復帰してみて思ったことを、思いつくままざっくり書いてみたいと思います。


ブランクについて

 就職活動中に一番不安だったのはこのことでした。正社員だと週40時間は仕事をしているわけで、それをしなくなって2年半だと、40×52週×2.5年なのでざっと5200時間……。しかも法律も変わっていたり、ソフトウェアは日々進歩したり。私は経理関係なので、離職中にインボイス制度やら電子帳簿保存制度やらが始まっていたました。

 が、意外と大丈夫でした。これにはいくつか考えられる理由があります。

①職場の人が親切だった

 正直、これまでの経験上転職後の業務の説明は雑なことも多かったです。業務に関する基本的な知識があることを前提とされるのはわかりますが、社内ルールなんかは会社ごとに当然違うので、本来丁寧に説明するべきだと思います。でも、「こうやっているからこうして」みたいな感じで、理由がよくわからず、その会社の考え方を理解するまでに結構時間がかかっていました。でも、今回の職場はかなり丁寧で、聞いたら教えてもらえるし、離職中に始まった上記のような制度についても、説明してもらった上に業務時間中に会計システムを提供している会社のYoutubeを見る時間をもらえました。
 また、社内の方がいい人ばかりで、コミュニケーションが取りやすいというのもよかったです。

②一度覚えたことは結構忘れていなかった

 制度が多少変わったところでやること・必要な知識はあまり変わらないので、以前覚えたことがほぼそのまま使える感じでした。書類を見たりシステムを触ると、自分で思っている以上に覚えているものだなぁと思います。経験てゼロにはなりませんね。
 あと、しばらく離れていたことで、当たり前だと思っていたことが一旦リセットされるので、気がつけていなかったことに気づけたりもしました。当たり前にやっていた処理が他の方法もあることを知れたり、よりよい集計方法を考え出せたり。

③新しいシステムで仕事をすることになった

 これまで3社で仕事をしていましたが、偶然3社とも同じ会計システムを使っていました。今回は全くことなるシステムを使うことになったのですが、アウトプットは一緒でもインプットの方法が異なるので、過去にやっていたことを思い出しながらというよりは、新しいことをやっている感覚です。
 ちなみに以前は勘定奉行という結構かっちりしたシステムを使っていたのですが、今はfreee会計という新し目のシステムを使っています。freee会計は知識がそんなになくても経理ができるので、経理というものに対する考え方が変わりました。勘定奉行は紙でやることをデジタル化したという印象だったのですが、freee会計はデジタルなもので経理をやるというのが個人的な印象です。ただ、個人的には勘定奉行のほうが好きです😂

出社について

 しんどい(笑)。まず、決まった時間に家を出て、決まった時間に帰るという生活から離れていたので、時間に追われている感じがしんどい。
 あと、満員電車。以前は時間をずらしてかなり早めに出社していたのですが、今は朝ご飯を作る必要があるので、この調整ができず……。始業時間が少し遅めなので、本当のピークではないのはまだ救いなのですが、それでもやっぱり人が多くて疲れます。これは徐々に慣れていくしかないかなという感じです。

その他

定期的に収入があると精神的に安定する

 離職中は定期的な収入がないので、お金が出ていくことにかなり神経質になっていて、必要最低限なもの(服と本)しか基本的に買っていませんでした。
 厳密にはまだ最初の給与をもらっていないのですが、もう結構散財しました😂 ちょっと高い文房具を買ったり、古くなったコートを散歩用にして仕事に行く用に新しいコートを買ったり、ちょこちょこ食器を買ったり。
 減っていく貯金をあまり気にせずに、ちょっといいなと思ったものを買えるということがこんなに良いことだったとは……。

新しい目標

 仕事に関連する資格を取りたいと思いました。せっかくもらった状況なので、より仕事に活かせるものを勉強してみたいと思います。
 モチベーションも、「資格を取得する」というところから、「知識を得て活かす」というところに変化したので、継続的にやっていけそう。


 まあ、こんな感じです。かなり不安でしたが、意外となんとかなっています。結局、私の場合周りの人の影響を受けやすいので、本当に職場の人間関係がよくてラッキーでした。短期での転職も経験しているので、今回は長くいられるといいなぁ……。

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