海外赴任帯同生活後の就職活動②:就職活動前にやったこと

 こんにちは。今回は就職活動を始めるにあたって、主に自分に関すること、やったことを書いていこうと思います。


私に関すること
・三十代後半男性
・転職活動時の職歴 合計約六年
・転職回数 約三回
・海外赴任帯同に伴うブランク 約二年半
・以前の職種 事務職

帰国前

 帰国前に具体的な就職活動はほとんどしていませんでした。実は帰国直前まで、知り合いのツテで就職先を確保していたからです。その話は帰国の数ヶ月前に誘ってもらっており、結局帰国の数日前にだめになってしまいました。
 ただ、帯同前から帰国後の職探しのために資格の取得はしておいたほうがいいと思っていたので試験勉強はしており、帰国後にまとめて受験しました。この点は結構面接でも聞かれる事が多く、わりと好意的に受け取っていただいているように感じました。

強みと弱みの把握

 基本ですが、自分の強みと弱みの認識から始めました。

弱み

 まず弱みとしては職歴の短さ、転職の多さ、ブランクがあることが挙げられます。
職歴が短いのは大学院に行っていたためなのですが、同世代が大学卒業後に社会人になった場合と比べて半分以下しかありません。数年前に転職しようと思ったときには、特にこの点をエージェントに指摘されました(「同じ年齢なら職歴が長い方を採用する可能性が高いです」等)。
 また、転職が多いのも結構ネックかなと思いました。以前採用関係の事務もしていたのですが、その会社では転職回数が多い場合基本的に書類選考時点で落とされていました。会社ごとに考え方に違いがあるため一概には言えませんが、特に中途採用の場合は長く働ける人を探す傾向にあると思います。前述の職歴の短さもあり、これも結構マイナスだよなぁ……、と思っていました。
 ブランクもプラスに見られることはあまりない気がしました。理由がはっきりしている場合はそうでもない、とはエージェントにも言われましたが、とはいえ実務から二年以上離れているというのは、私自身も不安要素でした。

強み

 一通りバックオフィスの業務を行えることは強みとして強調すべき点だなと思いました。大きな企業のように役割がはっきりしているのでなければ、いろいろなことができる人がいたほうが便利です。あと、人材の流動性が比較的高い場合、フォローできる(一時的に穴埋めができる)というところもあります。
 また、帰国直後に資格を複数取っていたため、知識習得の意欲という点もアピールポイントかと思いました。

働く理由、目的

 どの会社の面接でも、働く理由や目的は共通して必要となってくる(聞かれる・聞かれないにかかわらず、志望動機の背景になる)と思ったので、これも考えをまとめておきました。
 ありがちですが、社会貢献、自己の成長といったことを考えました。まあ、社会に貢献していない会社なんてほぼないと思うのですが。これを軸に、会社の経営理念や事業と絡めて志望動機を考えました。

将来像

 プレイヤーでいたいのか、マネジメントがしたいのか等は考えておく必要があると思いました。私は管理職それ自体に強いこだわりはありませんが、事務職の仕事では企業内での成長は必然的に管理職につながるものだと考えているので(専門職の場合などはまた別だと思いますが)、最終的には経営に具体的に関わるというのを一つのゴールとしました。

今後のこと

 今回の就職活動が配偶者の海外赴任帯同であったということもあり、今後どのような生活を送る予定なのかは考えておく必要がありました。実際、どの面接でも聞かれました。

家族との相談

 妻と働き方や給与等の条件について話し合いました。転勤の有無や給与は、今後の生活に直結するポイントなので、膝を突き合わせてというほど大仰ではないですが、方向性の確認はしました。あと、また海外赴任があったらどうするかとか。落ち着いたら犬飼いたいねとか😂

次回は利用したサービス等について書きたいと思います。


 前回まではこちら


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