【ポケモンSV】電気統一パ、報告レポート【ダブル】
あいさつ
どもども、いちかです。電気統一パでS3ダブルのマスボ級で戦ってきました。スプラとか映画ドラえもんとかの影響でクソ遅刻()。簡潔にまとめると、惨敗です。戦いの世界は甘くないですね……。各ポケモンの選出率やKPなど、その報告レポートを以下に記します。
構築の基盤は前に投稿した記事に詳しく載っています。こちらに目を通してからの方が解像度が上がるかとかと。ではどうぞ「
戦績
モンボ級から始めて59戦目で勝利しようやくマスボ級に昇格。
マスボ級では6勝19敗、最終順位は42550位。特に最初の10戦は1勝9敗と、精神崩壊寸前の戦績である。この結果を真摯に受け止め、不本意ではあるがメンバーや技構成などの変更を実施した。
変更点
<メンバー交代>
IN ヒートロトム →OUT パーモット
やはりイダイナキバ、ガブリアスを始めとした地面タイプ及び’じしん’持ちに対してあまりにも苦戦がすぎたので、’ふゆう’持ちのロトムを投入。
<構成変更>
バチンウニ……【技】’アクアブレイク’を’まきびし’に変更
パチリス……【持ち物】ゴツゴツメットに変更
タイカイデン……【努力値】CS振りに変更 【持ち物】きあいのタスキに変更
個別データ
KP・KPAとは
表中のKPとは”Kill Point”の略で、各ポケモンの貢献度を比較したくて私が勝手に導入した指標である。相手ポケモンを'ひんし'にしたらKPが1加算される、といった具合で計測した。調査兵団で言う「討伐数」、スプラで言う「トドメ数」。
APたる指標も導入したかったのだが、基準がムズイ&計測がメンドイため即刻廃止となった次第。
もちろん、ダメージ量=貢献度(強さ)ではないので、あくまであまり見ないカタチのデータとして。実際まとめてみるとちょっと面白いでしょう?
お察しでしょうが、KPAは”Kill Point Average”。GPAと同じ文法だね
以下の画像は前の記事でも紹介したVGC Helperから。
1.バチンウニ
このチームのコンセプトたるエレキフィールドを展開する始動役となってくれるはずだったが、蓋を開けてみればこの有様。選出もあまりしてあげられず、勝率もこの中で最低。ごめんね~
選出ができなかった理由としては、テツノカイナの存在が大きかった。相手のカイナはほぼ100%で選出されるので、バチンウニを選出した場合’クォークチャージ’を発動されて手の付けようがなくなる。また、選出したとしても、1ターン目から何もできずに倒されてしまうった時に、単純な物量勝負で負け、という流れが多かったか。
強かった点としては、どうにかして生存して1:1交換または’おきみやげ’で後続に繋げられれば良い感じ。ちなみにKP3は、グレンアルマ、ゾロアーク、ハバタクカミで、全て’びりびりちくちく’+’ふいうち’の2COMBOが炸裂。マイナーならではの不意をつく’ふいうち’が決まりやすかった。
初め搭載していた’アクアブレイク’は、地面への打点だったが、その余裕があったら’おきみやげ’の方が良いと気づいたので、どんな状況でもヒマになりにくい’まきびし’に変更した。
2.パチリス
ちゃんと使えるし、強いんだなという事がわかった逸材。途中参加のロトムに次いで勝率が高かった。
これといった弱みも特になく、どんな相手にも何らかの妨害・サポートをこなせるのが優秀。なんといっても’このゆびとまれ’が便利なことで、’ほうでん’使いの特殊攻撃要員勢と並んだ時の持続力には目を見張るものがあった。まさにサポートの要としての役割を全うしてくれた。
イルカマンの’ジェットパンチ’やカイナの’ドレインパンチ’、カイリューの’しんそく’を吸う機会が多かったため、オボンのみからゴツゴツメットに変えてみたが、どちらが良かったかは諸説あり。
3.パーモット
’’電光双撃’×電気テラス×エレキフィールド’は確かに圧倒的ではあったが、逆にテラスタルしなかった場合の安定感の無さがマスボ級では露見した。テラスタルをしないと、’電光双撃’が一度きりしか出せなくなるばかりかシンプルに火力が落ち、相手を1匹分落とすことも難しかった。
’ねこだまし’と’冷凍パンチ’により、2回ほど遭遇したガブリアス×ヤミカラスのコンビを上手く捌けるのは有能さを感じた。が、安定性と決定力の無さから涙の選手交代。新メンバーにその席を譲ってもらうことになった。
失ってから気づく、’ねこだまし’のありがたみ。
4.スナノケガワ
ダントツの選出率とKPを叩き出し、このチームの支柱が誰なのかデータで見せつけた。電柱ではない
やはり強かったのが草テラスタル。地面技を耐える、地面タイプや水ロトムを倒す、粉系の技を透かす、と3つの使い方が主であった。テラスタルしなくとも、単純に電気×地面の技範囲が優秀なのと、ブーストエナジーでのC増強で高火力を常に出せる安定性が一番の強みだと思っている。
唯一惜しかったのが、草タイプへの有効打点が無いこと。草テラスカイナに遭遇した時の絶望感といったら……。
5.テツノイバラ
こんなにもケガワとKPAの差がつくとは予想していなかった。
コータスやハバタクカミ、アルマ×イエッサンを見るためにチョッキを持たせていたが、’まもる’を押したくなる場面が多かった。Aを削ってDに厚くし、エレキシードを持たせて’竜舞’、’まもる’採用もありかな。テラスピースがもったいないため、「岩テラス×’いわなだれ’強いから」なんて免罪符を掲げそのままにしてたが、地面を受ける草や飛行テラスにしてたらどうだったか……。
テラスタルしなくても’いわなだれ’の通りの良さはマスボ級でも健在であり、役割対象のハバタクカミを中心に多くの相手ポケモンをひんしに追いやった。いろんな型が想像できる可能性の獣。
6.タイカイデン
’おいかぜ’サポート型は、テツノツツミにうまく刺さり、対面すればほぼ確実に弱点保険が適用されるため、その後の試合展開を有利に進めることができた。’おいかぜ’展開後は、先行’ボルチェン’で裏に削りを入れられるのを嫌い、’エアスラ’でワンチャン怯ませる動きが安定した。
草への打点強化策①として、途中から構成をガラっと変えてCSタスキ攻撃要員へ転向した。新武器のタスキ×’がむしゃら’でチーム単位で苦手なカイナにも大削りを入れる動きは強かった。飛行技の火力不足感は少し残念。
7.ヒートロトム
草への打点強化策②の新メンバー。ついでにカイナやイダイナキバ、カイリューにも強く出れるようにフェアリ―テラス×’テラバースト’を搭載。ガンガン交代を回していく構築でもなかったため、’わるだくみ’を採用して場に残りながら’オーバーヒート’を複数回打てるようにしたが、何度か’アンコール’で縛られてしまった。
勝率やKPAからも、このメンバーチェンジが良い転換点になったことは伺える。
全体コメント
強かった点
B選出時は、接地攻撃要員のケガワとイバラの電気技によって、相手の想定以上のスピードでHPを削れる
パチリス×’ほうでん’使いの放電蓄電コンボ
全体技の’ほうでん’や’いわなだれ’で2体同時撃破や’いかりのこな’系統の吸収を無視(’ワイドガード’だけ要ケア)
その他個人技
弱かった点
トリル噴火やほろびかげふみなどのベタなコンボへの対策不足
相手にイダイナキバを温存されるとやりづらい
1回しか会わなかったが、テツノワダチに絶対勝てない
まとめ
元々このチームは、「パチとケガワ使いてえ」から始まったので、順当にこの2体が(比較的)活躍してくれて嬉しいです。最初の方は未知の要素にやられて負けた試合が多く、次のシーズンはもっと勝てると思ってしまいますが、この構築とは一旦おさらばして、次のコンセプトパーティを考えようと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。3月中に次のパーティ(おそらくフェアリーか水統一)を作ってまた結果をあげるので、コメントやいいねをしてくれると嬉しいしモチベが上がります。ではでは。