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好きな街を紹介する 郡上八幡編
これまで行った街の中で、気に入ったところを紹介したいだけの記載。
郡上八幡
街並み
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本当にiCloud同期のために消えた写真を返して欲しい…
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フルーツ牛乳瓶のキーホルダーが可愛くて買った。
壊れてしまった今も気に入っている。
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私は育ちが海の近くであって、海には親しみがあったのだが川遊びというものを地元でやったことがない。清流など皆無のドブ川のみの地域に住んでいたのである。なので昔から綺麗な水のある場所が好きで、それが街に溶け込んでいるなら風情はそれだけで最高である。
郡上八幡は街中を用水路が走る、山間の小さな街である。素朴な街であり歴史も感じるが、街中を歩いても寂れた地方都市のような気分にはならない。それに一役買っているのは恐らく用水路に流れる清流のせせらぎであり、生活に溶け込んでいる様なのだと思う。料亭の確保なのだろう、用水路で岩魚や鮎が泳ぐのを見た時は驚いた。錦鯉が泳ぐ用水路は飛騨古川や島原などでも見た事があるが、岩魚は他では見たことがない。もちろん川魚ということもあるだろうが。
街並み以外にも食品サンプルのお店や郡上八幡城など見所のある街であるので、半日散策するぐらいで寄ってみることを勧めたい。一度も宿泊したことはないが、あまり夜出歩くような街では無いと思うし、そこまで広くない街であるので、明るいうちに散策するぐらいで良いと考えている。
他にも気に入っている高山や下呂と共に、何年かに一度行きたくなる場所である。
食べ物
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卵と熱することで酸味もマイルドになり食べやすくなる。
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やや失礼なことを言うかも知れないが、食べ物に関してはあまり大きな印象は無い。強いて言うなら漬け物ステーキや鮎は食べたことがある。
鶏ちゃんや朴葉みそも食したが、これらは下呂と高山のイメージがあるので郡上のものなのかはよくわかっていない。
だが味噌は気に入っていて、味噌汁が美味かったために郡上味噌は自分への土産として購入した。
あとはこの地域に行くと明宝ハムを買いたくなるのもよくあること。道の駅で焼かれているフランクフルトが美味だったと記憶している。
郡上踊り
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郡上八幡を語る上できっと外せないのが郡上踊りであろう。厳密にはもう調べないが、確かシーズンは毎日踊りが開催されるという狂った祭りで、うちお盆の4日ほどは朝まで踊る、徹夜踊りが開かれるという狂いっぷりである。
いつか行こう、いつか行こうと後回しにしていたが、ようやっと数年前に訪問することができた。
徹夜踊りへの訪問にあたり何点か留意点を残しておく。
▪️早めに行って小学校の駐車場を確保する
→踊り会場から、ゆっくり休憩できる場所を近くしておきたいため。あとは駐車場確保のため。若干記憶が曖昧だが、確か12時前に到着すれば埋まり具合は2割ぐらいだったと記憶している。
体育館横にベンチがあり、私は訳あって腰が悪いためにベンチで横になれるのは大変ありがたかった。車で休んでも良いが、後述の通り汗だくになるのでベンチが良いのである。
▪️2Lペットボトルの水分を確保しておく
→私は汗っかきなので2Lで2本を早々に購入した。特に現地調達するなら早く行かないと、車を停めてしまうと踊り会場付近では買い物をする場所にも困るため、コンビニが頼りになるが水分は早々に売り切れてしまう。自宅付近で買っていくことを勧めたい。
▪️浴衣を持っていく
→この手の参加型の祭りは、絶対に衣装から入ったほうが良い。多くが浴衣を着ているので恥ずかしいことなんてない。
初心者は踊りに慣れていないから体の使い方も不慣れで体力を使うし、踊りも切れ目がないし、夜とはいえ真夏で暑いので汗だくになること請け合い。なら着替え欲しいよね?じゃあ浴衣で踊って普段着で帰れば良い。というのもある。
▪️(未訪問の場合)下駄を買う
→浴衣もあるんだから下駄も持っとるわい、という方もいるだろう。私もその口であったのだが、ご当地の踊り用の下駄があるのである。だから買おうということである。
モノは普通の2枚歯の下駄であるが、踊りは下駄を鳴らして踊るもので、歯の部分がアスファルトで削れまくる。ご当地人はこの下駄を擦り減らして踊るものらしく、1シーズンで終わらせる人もいるらしい。
また郡上踊りの印字がされているなどあり、浴衣の自由度に比べ下駄のご当地感は高い。郷に行ってはでもないが、こういうのは気分が大事である。
▪️(ガッツリ踊りたいなら)Youtubeで踊りを練習しておく
→正直、踊りが始まったら周りの真似をしながら始めれば良いのだが、10種類の踊りを繰り返すため、休憩を挟むタイミングではあまり経験できない踊りもある。すると踊りを覚えきれずに帰ることにもなるので、やや消化不良にもなるという実体験から。
また春駒のように、キレを出そうとすると大変体力を使う踊りもあるので、自分なりの加減を事前に把握しておくのも良いと思う。祭りのテンションでやり続けると下駄の影響もあり膝をやや痛めた、というこれも実体験から。
終わりに
思ったより書けることがあったので満足。街並みに拘らず好きな観光地なども書いていきたい。