【ライブ日記#26】 『WEST SIDE STORY』
舞台に興味あるんだよね〜といろんな人に言いまくっている。
だって本当だから。全く同じ公演はひとつとしてない、その儚さがいい。
特にこの作品は演技とダンスだけでなく、生演奏もある。
みんなが今日のために練習して、その成果を見せようとしてるだけで私は泣きそうになってしまいます。
今回は、私よりも演劇に何倍も詳しい友達に誘ってもらった。
劇団四季の会員らしい。すげ〜。高校の時にこの公演に行きたかったのに行けなかったのがずっと心残りだったらしい。そんな公演にあんまり知らない私がホイホイ行っていいのだろうか。本当に申し訳ない話、予備知識ゼロで来ちゃいました。
少し早めに着いたので席に座る前に舞台前へ行く。すると不思議なことに誰もいない舞台から楽器の音がするではないか。近づくとなんと舞台の下にオーケストラメンバーがいる! まさに「半地下」の場所。こんなステージ初めてみた。
そして初めてのものがもう一つ。それは字幕。全編英語なので舞台端の電光掲示板をみながら話を掴んでいく。これは慣れるのに時間かかりそう。
早速本編が始まる。舞台装置は最小限で一つのセットが家になったりお店になったりする。よく考えられている。一番驚いたのが、とってもバッドエンドだということ。最初あんなに綺麗にダンスしてたのに、蓋開けると3人死んでた。終わった後友達にそんなことを言うと、この作品は舞台の中でも代表的な悲劇作品らしい。先に言ってよ。(普通自分で調べるか)
元気がなくなった私をみて友達が、「マンマミーアはずっと明るいから今度観てみて」と教えてくれた。ありがとう、観ます。
内容自体良かったのが一番記憶に残っているのは、カーテンコールの時、役とか関係なくみんなが並んで、曲に合わせて一斉に「マンボー!」と叫んでたところ。多分みんな仲良しなんだろうなあ。
終わった後友達が飲み会があると言うので、薄暗いカフェで丸くて気品高いチーズケーキ食べながら時間を潰して帰った。
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