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新卒ゴールドマン、ブラックロック、Citadelへの最短距離!新卒年収5000万円の世界。金融工学大学院最高峰カーネギーメロンMSCFとは?アドミッションの話を聞いてみた!

こんにちは!アルファアドバイザーズで就職活動、転職、留学のサポートを行っているアドバイザーの黒岩です。

アルファアドバイザーズは17年にわたって就職活動、留学などのキャリアサポートを実施しています。特に最近多いのが、大学生の海外大学院留学に関するご相談です。

その背景にあるのは、企業のグローバル人材需要の増加です。
外資企業や商社では、留学経験がないとエントリーシート(ES)すら通過できなくなってきています。就活業界でよく「学歴フィルター」という言葉が使われますが、現在は「留学フィルター」に変化しており、留学経験の有無が就職活動で志望できる企業の範囲を決定づけています。

そんな中、外資系金融、ヘッジファンド、アセットマネジメントを目指す学生から「どのような大学院が良いですか?」と相談を受けることがあります。いくつかおすすめのプログラムがありますが、特に理系の大学生に目指してほしいのがカーネギーメロン大学のMS Computational Finance(CMU MSCF)です。


カーネギーメロン大学Computational Finance(CMU MSCF)

MSCFはいわゆる金融工学プログラムです。昨今、外資金融やアセットマネジメント、ヘッジファンドのような運用会社はテクノロジー人材を求めるようになっています。特にヘッジファンドは運用の自動化に伴い、テクノロジー人材を高額な年収で引き抜く傾向が強くなっています。

具体的には、シタデルやJane Streetなどのヘッジファンド(HFT)は、大学生インターンに対して月給200万円を提示することもあります。インターン時の給与は通常、新卒年収の12分の1(1ヶ月分)とされているため、換算すると年収約2,400万円相当となります。

これらの企業への内定獲得に最適なのが、金融×テクノロジーを学べる金融工学プログラムです。

その中でも、カーネギーメロン大学は工学やコンピューターサイエンスなどのテクノロジー分野で高い評価を受けている大学として知られています。以下の点で特におすすめです。

(1)圧倒的な就職実績
- 初任給の平均は年間13.5万~13.8万ドル(約2,000万~2,200万円)
- 最高年収は年間30万ドル(約4,500万円)、ボーナスを含めると5,000万円を超える例も
- 卒業生の93%が米国で就職、そのうち約70%がニューヨークで勤務
- 主な内定先:

(投資銀行)
・ゴールドマン・サックス
・モルガン・スタンレー
・バンク・オブ・アメリカ
・バークレイズ
・シティ
・JPモルガン
(資産運用会社・ヘッジファンド)
・ミレニアム・マネジメント
・ブラックロック
・シタデル
・フィデリティ
・Point72

2023年キャリアレポート

(2)Duolingoでの受験が可能
カーネギーメロン大学は、比較的スコアを取りやすいDuolingoテストでの受験が可能です。アルファアドバイザーズの受講生の多くは、TOEFLではなくDuolingoでスコアを取得しています。

TOEFLとDuolingoの主な違いは以下の通りです:
(1) 試験時間
・TOEFL iBT:約3時間
・Duolingo:約1時間

(2) 試験形式
・TOEFL iBT:
- Reading(54分)
- Listening(41分)
- Speaking(17分)
- Writing(50分)
・Duolingo:
- 4技能(読む・聞く・話す・書く)を統合した形式
- 受験者の回答に応じて難易度が変化するアダプティブ方式
- 実践的な複合タスクによる評価

(3) 受験料
・TOEFL iBT:約245ドル(約36,000円)
・Duolingo:49ドル(約7,300円)

このように、費用、難易度、所要時間のいずれの面でもTOEFLと比べて受験しやすい特徴があります。実際に、多くのアルファアドバイザーズの受講生が3ヶ月以内にスコアを取得しています。

Duolingoテストを受け付けている

(3)アルファアドバイザーズのネットワーク
アルファアドバイザーズはカーネギーメロン大学のアドミッションオフィスと強いネットワークを築いており、これまでにキャンパスビジットツアー、授業見学、特別ウェビナーなどを開催してきました。当社にご相談いただいた方には、履歴書の添削やアドミッションオフィスへのご紹介も可能です。

海外大学院の入学審査は総合評価制です。日本の入試とは異なり、テストの点数だけで合否が決まるわけではありません。

例えば、当社が毎年開催しているキャンパスビジットに参加した出願者の多くが有名大学に合格していますが、これは「アドミッションオフィスとのネットワーク構築」が大きな要因となっています。

簡潔に言えば、アドミッションオフィスとの良好な関係構築が重要です。当社を通じて出願することで信頼性が高まり、さらにキャンパスビジット、学校説明会、授業見学などの機会を通じてアドミッションオフィスとの関係を深めることで、合格への可能性が一気に上がります!

CMU MSCFとの合同ウェビナーでは50人以上が参加し、大盛況!

まとめ
カーネギーメロン大学のMS Computational Finance(MSCF)は、以下の3つの大きな特徴を持つプログラムです:

(1) 外資金融就職に強い
(2) Duolingoでの受験が可能
(3) アルファとのネットワーク

特に外資金融、ヘッジファンド、アセマネを志望する方に強くお勧めできるプログラムです。

ただし、合格に向けては以下の点に注意が必要です。

【文系学生の出願について】
文系出身者の場合、まずプレリクイジット(必須要件)の充足が課題となります。MSCFのような金融工学プログラムでは、数学とプログラミングの基礎知識が求められます。

カーネギーメロン大学が要求する具体的な単位:
・微積分I・II(Calculus I and II)
・線形代数(Linear Algebra)
・微積分に基づく確率論(Calculus-based Probability)
・オブジェクト指向プログラミング言語(C++、Java、Python、C#など)の授業を最低1学期分(複数学期の履修が推奨)

注意点として、Courseraなどのオンライン講座のみでは単位として認められない可能性が高く、体系的な学習計画が必要です。

【出願のポイント】
出願において最も重要な要素はPersonal Statement(エッセイ)です。エッセイでは以下の点を論理的に説明する必要があります:

(1) キャリアビジョン(将来どのような仕事を目指すのか)
(2) その目標を持つ理由(なぜその道を選択するのか)
(3) MSCFで学ぶ必要性(目標達成のためになぜこのプログラムが最適なのか)

特に重要なのは、長期的なキャリアビジョンの構築です。「ゴールドマン・サックスに入社したい」といった表面的な目標ではなく、より本質的な career aspiration(キャリアの志)を示す必要があります。

以上のように、CMU MSCFは難関ですが、文系・理系を問わず、明確なビジョンと十分な準備があれば、合格は決して非現実的な目標ではありません。ただし、入学から就職までの道のりは決して容易ではなく、戦略的なアプローチと万全の準備が必要です。

MSCFへの合格に向けた具体的な準備方法や戦略については、以下のページで詳しく解説していますのでぜひご覧ください!⬇️

【アルファブログ】カーネギーメロンComputational Financeで年収5000万を目指せ!東大/京大/東工大/早慶大学生は金融工学大学院→ゴールドマン、ブラックロック、Citadelへ!  
https://www.alpha-academy.com/courses/96/Knowhow/topics/13308


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