マスターフォースの横道8
39話の感想です。
ハイドラーとバスターの兄弟は、ジンライと初めて戦った時から煮え湯を飲まされっ放しというのが、終盤間近になっても続いています。
特に兄のハイドラーが、劣等感を拗らせていたのかって、思えるほど。
最終的に考えついたのが、人間を捨てる事。
弟のバスターも兄に従います。
二人はデビルZに頼み込み、超生命体として生まれ変わる。
その事に驚愕するギガ。妻のメガも動揺します。
強い相手と戦いたいと思うのは、男の性なのだろうか?
その一方で、デビルZも本格的に人類抹殺へ乗り出します。
サイバトロン側は救助活動もしつつ、デストロン探し。
その後、アメリカのグランドキャニオンにいるのが判明。
ゴッドマスターとヘッドマスターJr達で動きます。
まず立ち塞がったのは、ゴッドマスター兄弟。
ジンライに対し、人間を捨てたと宣言した通りに手強い。
その発言には激怒してたが。
一方、ヘッドマスターJr達の移動及び、護衛用に残していたゴッドボンバーがジンライの危機に反応。
ゴッドボンバーと合体したジンライがゴッドマスター兄弟とぶつかり、互角に持ち込みます。
何とか退けてJr達と再び合流したまでは良かったが、今度はオーバロードがジンライに立ちはだかるところで話は終了。次回に続きます。
ここからは感想
主役のジンライが司令官モード定着している状態。最終決戦が近いから当然だけど。
後、ミーティングシーンでは、グランドが久し振りに巨大化。
艦内に誰もいなければ、といえばさっくり変形するのは当たり前だけど、スーツモードで外に出るよか早い。フォートレスの時と違って、普通に変形の一貫として扱われていたしね。
ジンライに話しかけてるシーンを見てると、相棒味あるなぁ。期間限定だけど。
27話の初回放送日が1988年11月1日だったので、約3ヶ月以上、間が開いてた。
ゴッドジンライとグランドマキシマスの身長差があんまり開いてない、と公式配信のコメ欄で言われてたけど、ただ単に、作画上の問題だったのでしょう。
ゴッドマスター兄弟
二人の出身国と言うか、母国が東ドイツ。
一応、若くして俳優とラジオ番組司会者という設定だった。
放映当時は東西冷戦末期だったが、あの二人、どうやって政府の監視を誤魔化していた?
仕事を放棄する事が目立って来たら、絶対不審に思われるよね。
特に兄のハイドラーは、自分より下だと判断した相手に威圧的な態度に出てたっぽいし。
もしも政権党の役人や、TV局の幹部とスポンサーの機嫌を損ねたりしたら、人気や才能があったとしても仕事を干されそうな気がしなくもないが。
その辺は、どの国でも似たりよったりだと思う。
これに関しては、当時の制作サイドが西側諸国、つまり、資本主義陣営の価値観でやっちゃってたのか?
年月が経ったら色々気になりだしたけど、今更ツッコんだってどうしようもない。
トランステクターも西側の戦闘機を採用してた。
旧東ドイツが採用していた戦闘機の種類もロクに調べてなかったかも。
後、考えられるのは、資料の少なさ。
あの頃だったら、手に入る難度が格段に違うと思います。今も手に入りづらいかも知れない。
冷戦時代の東ドイツもそうだったけど、旧ソビエト連邦を盟主とする共産主義陣営は、国民を監視する事に熱心でした。
その冷戦が終結した後に、資料が破棄されている可能性が無いとは言えない。
東西冷戦の歴史を分かりやすく解説したサイト
と、まぁ、ぐだぐだ書き連ねてみましたが、妙に気になり出しただけなので、重箱の隅をつついてみました。
https://youtu.be/NJTglSivVs4?si=pJezk8jGt_ikvOfV
NHK Eテレの0655おはようソング 重箱の隅をつつくの助2番。
1番の動画を探したけど見つけられなかった。
実は3番まであります。
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