マスターフォースの横道6

今回は37話の感想
デストロン基地を探し回るサイバトロン。
どうやら海の中にあるらしいと、段々分かってきた。
そんな中、クラウダーが秀太の前に姿を現す。
サイバトロン側の基地を壊した原因を作った責任を感じていたらしく、デストロン基地の潜入を持ちかける。
だが、偶然近くを飛んでいたハイドラーに見つかり、逆に罠にかけられて捕まってしまう。
クラウダーに八つ当たりする秀太。
オーバロードがゴッドジンライをおびき寄せる為、秀太を痛めつける様を通信で流す。
そんな中、デストロンヘッドマスターJrのキャンサーが自分の心を持て余していた。
孤児だった自分を育ててくれた拳法の老師を振りきり、強さを求めてデストロンに加入したけれど、段々迷いが生じていた所に秀太が人質として囚われて来たので迷いが爆発。
その後、通信を逆探知した事で居所が判明したゴッドジンライが秀太とクラウダー、そしてキャンサーを逃がします。
ゴッドジンライの方も、キャンサーの離反の隙を突いてオーバロードに足払い。
決着はその内つけると宣言し、自分も脱出します。
感想
秀太。君ね、捕まってた時に言うに事欠いて手柄が欲しかったと言ってたよね。
阿呆ですか。
そんな功名心なんかいりません。
35話の時は、無茶をしなければ生き残れなかった。
だが、今回は違う。
無意識の内に調子付いていたのかもしれない。
亡き父親の思い出を偲ぶ場所を壊された恨みもあったかも。
私も全部見返していないのでよく覚えていないけど、案外、無謀な行動に出る子だったような気がする。
巻き込まれた事がきっかけで首を突っ込んだ子供が一端の兵士気取り。
基本的には恵まれた環境にいた子供がそんな事やってたと言うのは、実はおかしい。
ゴッドジンライは、非常事態続きで意識が司令官モードに定着。
オーバロードからの通信が終了したあと、その場にいたレインジャーがどうするのかと問うた時の答えが『部下一人の命を救えないようじゃ、地球を守れん!』だもの。
            

本当に意識が司令官モード 

一人称に私が混ざるようになってきてるし。
メタルホークは元弟分にして大事な仲間が捕まった事に動揺。キャブとミネルバも不安に。
グランドはその通信が終了した時、こう言いました。『大胆すぎる』と。
続き。
『逆探知されるのを承知で、基地からメッセージを発信してきた事がだ』

明るい場所で立ち姿が少ない

本人は客観的な意見を述べただけなんだろうね。
私から見ると。
このときの面子のなかで、一番付き合いが浅いというのもあったかも。今更気が付いたけどさ。
勇敢な少年だと思っていたら、実は違ってたという訳で。
秀太をジンライ単独で救出すると決まった時、デストロン側も陽動作戦にでてきた。
この頃の地名に時代の流れを感じる。
陽動作戦に出て来た西ドイツという国名。放映当時はまだギリギリ東西冷戦が続いてた頃です。
この年の6月4日に、中国の天安門広場でデモをしていた人々を鎮圧する為に、政府が軍を動かして発砲。
同じ年の11月9日にベルリンの壁が崩壊するという歴史的な展開になりました。

  ドイツ大使館からリンクを引っ張ってきた

   私達が一般的に知ってる天安門事件

#トランスフォーマー #超神マスターフォース
#東西冷戦 #ベルリンの壁 #天安門事件

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