祈りのカルテをもっと知ってほしいはなし。
わたしはドラマが好きだ。
今話題の「silent」は期待度1位のとおり最高の作品だ。
noteでも長文で書いたが。。。
だが、わたしの期待度2位
日本テレビ「祈りのカルテ」はもっと話題になってもいいのに
1つにしか話題にのぼらないのはもったいない
もっとたくさんの人に知ってほしいので、ここに記す。
研修医のおはなし
研修医って、いろんな科をまわるのは知っていたけど
1ヶ月でけっこう回るのね~~~
得意不得意ってあるもんなんだなってのも分かりやすい。
人との関係を作るのが上手な諏訪野先生だったが、
最初の研修先の精神科の指導医立石先生に
「もし君が精神科に来たら5年以内に診察を受ける側にまわるだろうね。」
と言われる。
人間関係を円滑にするためにこの「空気を読める、相手の感情を感じ取る」能力はとても必要で使える。
でも、その武器は医者にとって、特に精神科医には弱みになるのだ。
雰囲気を感じ取って、相手が欲しい言葉を、してほしい行動をしてしまえば楽なのはとても分かる。わたしもやりがちだ。
彼なりの彼の心の守り方だったはず。母親の再婚相手と上手くやるにはそれしかなかった。それが医者にとって致命的になることがあったとしても。。。
コードブルーってすごい
コードブルーはドラマがあったから、救命救急医の専門用語なのかと勝手に思っていたけど
あんなに病院のお医者さん全員を集める単語なんだと驚き!!!
しかも結構リアルらしい。。。
大学病院に入院したことがないからわからないけど、
急患に誰が対処できるのか分からないからあんなに全員呼ぶのね!!?
全員が走って駆け付けて、ほとんどの人が見学しているのはシュールだったけど、そういうところが丁寧に描かれているっていいな。
LEDパネルで病室の窓から見える風景をリアルに再現
最新技術が使われているらしい。
病室の窓から見える風景がLEDパネルの映像の時があるらしい。
病院での撮影も限りある中、技術でカバーできるのはすごいし
しかもスタジオの撮影なのに、昼夜や季節が窓から感じられると演技にも響くだろう。
グリーンバックじゃ味気ないけれど映像が表示されているならいいよな。。。
はじめてドラマに使われたらしい、すごい時代だ。。。
患者さんとの向き合い方が新鮮
正直医療ドラマはこれまでもたくさんやってきて、
今期は3つ以上あるという大混戦。
それでも1つの科に集中していないこと、
科がどんどん話ごとに変わっていくこと、
研修医が突然担当する患者のカルテから気持ちに寄り添い、読み解くこと、
これは新しい視点で観れるドラマだと思う。
第1話の精神科の患者は、DV加害者ではなく被害者だった。
救急で毎月運ばれてくる患者、やっかいな患者、死ぬ気ではない患者、
諏訪野先生を拒否している患者(先生が避けてしまう患者)、
嫌な面ばかり、
ただ違う面から見れば
助けての言い方が分からない患者、毎月運ばれてくるには理由がある
そこを感じ取る力も必要なんだろうな。。。
秘密を暴いて嬉しいか聞かれたときの諏訪野先生の涙は心が洗われる気持ちがした。
今後、原田泰造の役どころもきになるところだけど、、、
主題歌「想花」
Kis-My-Ft2が歌う主題歌「想花」の入り方もとても良かった。
12月14日発売、売れますように。