山陰一路西遊記(山陰方面②)
ホテルについてたランドリーで、服の洗濯を終わらせ、鳥取駅へ。
現金が少なくなってきたのでバス移動は控えたい。
ということで砂丘はおあずけだ。
駅の近くにあったすなば珈琲でコーヒーを買う。
スタバとすなばをかけているとか。
スタバはないけど砂場はあると謳っていたそうだが、今ではどちらもある。
高校生がスタバの話をしているのが聞こえてきた。
なんでみんなスタバが好きなのだろうか。
スーパーはくとで倉吉へ
スーパーはくと1号で倉吉へ向かう。
さすがはスピードスターだ。
とんでもない速さで景色か飛んでいく。
しかし線路があまり良くないのか、座席のテーブルがガタガタと大きく揺れる。
テーブルの上に置いといたコーヒーが溢れやしないか不安になる。
沿線の屋根の瓦は赤い石州瓦の割合が多くなってきた。
赤い瓦は日本海によく映える。
倉吉の白壁土蔵
倉吉では白壁の土蔵が見事だ。
この小さな川が、商人町と職人町を分けていたのだとか。
倉吉は里見氏が千葉から転封され、最期のときを迎えた場所だそうで千葉との交流があるそうだ。
南総里見八犬伝からとった八賢士というお酒を買った。
千葉に八犬伝というお酒があるから飲み比べたい。
倉吉から米子へと向かう。
途中、御来屋という駅に停まった。
山陰最古の駅舎らしい。
駅舎にはカフェのようなものが入っていた。
次来たときは訪れたい。
米子についたが駅周辺には特に何もない。
駅前通りも人通りが少なく寂しげである。
米子あんぱんというものが売っていたので買ってみた。
島根県へ
米子から新しい特急やくもで出雲へ。
米子を出るとすぐに島根県安来市に入る。
記念すべき46/47県目は島根県。
島根に入れば瓦屋根が全て赤くなるのではと期待していたが、現代的な屋根の家が増えて瓦が減ってしまった。
瓦を載せてる家も赤と黒で半々だ。
そういえばここはまだ石州ではなかったか。
石見国というのは旧国で現在の島根県の西部らしい。
明日に期待しよう。
宍道湖が見えてきた。
あいにくの天気で対岸が見えない。
湖の縁に鎮座する松江市は、湖越しに見るとビルが一層際立って、かなりの都会に見える。
出雲大社へ
出雲市で一畑電車に乗り換え。
出雲大社は真っ暗だった。
人もいないし何も見えないし。
しかしより一層、荘厳に、神聖に感じられた。
また明るい時に来たい。
出雲市駅に戻り、次の列車まで時間があったので居酒屋へ。
日本酒とお刺身を堪能して駅に戻る。
やっぱ旅はこうでなくちゃ。
今日の目的地は浜田だ。
浜田行きの最終はコイツだった。
バスみたいであまり好きじゃない。
でも美味しいお魚を食べたあとならどうでもよく感じる。
明日は浜田から。
いよいよ最終日だ。
追記
石州瓦は赤だけでなく黒やその他の色もあるらしい。高温で焼き上げ、硝子のような光沢があるものを石州瓦と言うそうだ。