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家飲みが楽しくなる♪ 酒場ライター パリッコ「つつまし酒~あのころ、父と食べた「銀将」のラーメン」~カイワレ大根

 

つつまし酒~あのころ、父と食べた「銀将」のラーメン

酒場ライターパリッコさんのエッセイ集。
「つつまし酒」第2弾のようです。

甘いもの好きですが、お酒も大好きな私ですので、パリッコさんの存在は

以前から気になっていたのだけど、なかなか本を手にする機会はありませんでした。壇蜜さんの旦那様である清野とおるさんの漫画にも登場していたんですよね。思い切って購入。
興味津々です。

コロナ禍の中、家飲みが増えてきたので、お家飲みを楽しめそうな内容です。そう、このコロナって、なんだかお酒が悪いみたいな風潮で、居酒屋で飲みことを躊躇しなければならない立場に陥りました。

そうなったら、お家で飲むしかないですよね。パリッコさん、自宅周辺で様々なシチュエーションを駆使しながら、お酒を楽しもうと奮闘します。

いや~~、とにかく面白い!!
読み進めるにつれ、飲みたくなってしまいます。

コンビニ弁当をわざわざ曲げわっぱに詰め直してみたり、(これが意外にも詰め直したほうが美味しくなるようです)たこ焼きとお好み焼きをそれぞれ逆の形に焼いてみたり、公園でドングリを拾ってつまみにしてみたりと、真似したくなる事がたくさん詰まっています。

カイワレ日記

こちらはパリッコさんが「カイワレ」に目覚めたお話。

私も実はカイワレってあんまり使わなかったんですよね。何となくどうでもいいというか、なくてもいいものだったのです。

パリッコさんは、人生初のカイワレで色々お酒のつまみになるものを作ります。これが簡単で美味しそうなんですね。

その中でサーモンを使ったカルパッチョ。

カイワレたっぷりカルパッチョ。
作り方は簡単。

サーモンを細切りにして、カイワレとざっくり合え、ちぎったクリームチーズを散らし、オリーブオイルと塩、胡椒、レモン汁をたっぷりかけるだけ。


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他のお刺身とか、サラダチキンとかわかめとかちくわなどでも、何でも応用できそうですね。

冷やした白ワインと合わせたら、もう最高!!

まずはオリーブオイルで全体コーティングさせた後に塩、胡椒した方が、混ざりきらずに所々塩味が楽しめて美味しいです。

私は少々レモンの皮のすりおろしも加えました。

カイワレって少し辛みがあって、シャキシャキして、確かに冷蔵庫にあるものと合わせるだけでサラダやあえ物、スープや炒め物等何でも出来ちゃいますね。

ちなみにパリッコさんは納豆に一番合うのがカイワレだということに気づいたのだとか。

私もカイワレ侮っていましたが、これを機に我が家でもカイワレを2パック常備するようになりました。

何といっても安いし、手軽に使えますし、彩にも重宝な野菜です。

使ったカイワレは水耕栽培でもう1回楽しめそうです。

「つつまし酒」には、とにかくお酒にかかわるシチュエーションや、グッズ、おつまみや飲み方、楽しみ方などバリエーションに富んだエッセイが詰まっています。

父と食べた「銀将」のラーメンとは、子供のころお父さんと食べた「銀将」のラーメンとの再会をほのぼのと描いたお話になっていて、最後の締めにぴったりのエッセイになっています。

お酒好きの方だけではなく、人生を楽しみたい方にもおすすめの1冊です。

ただあまりにも飲みたくなってしまう描写なので、くれぐれも飲み過ぎには気を付けましょう。

お酒と人生は楽しくね♪

お酒好きの方であれば1冊手元に置いておきたい本です。


 


 


 


 

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