新入社員研修
前回に引き続き、4月に実施した研修についてです。
『「信用・信頼」に繋がる心を込めたビジネスマナーの基本を習得する』ことを目的とした新入社員に向けての「電話対応・ビジスマナー研修」を実施しました。ブライトシフトでは、2019年より、毎年テーマに沿った研修を行っています。
6月に入りました。電車の中で、「あ、新入社員だな」と思える光景も、あまり目に留まらなくなりました。社会人になり3か月目。受講生のみなさんはどのようにすごされてるのでしょう?そろそろ入社した会社に馴染んだ頃でしょうか。
馴染むとはどういうことか、少し考えてみました。
辞書を引いてみると「物事や場所になれて親しみを持つ」「味わいや調子などが一つに溶け合う。ほどよく調和する」とあります。
4月当初、社会人として新しい組織に入り、何もかもが初めて。学生時代、就活中に知識として学んだかもしれない社会人としてのマナーも、実際に入ってみると戸惑うし、しっくりこない。そういった姿のあらわれが、どこか違和感として電車の中で目に留まったのかもしれません。
私たちブライトシフトの大切にしていることの中に「質の高いコミュニケーション」があります。コミュニケーションから考える『「信用・信頼」に繋がる心を込めたビジネスマナーの基本を習得する』ことを目的とした今回の研修では、「信頼・信用とは?」を考えるところから始まります。なぜ信頼関係を築くこと、信用を得ることなのか、そのために何が必要なのか。
ビジネスマナーを、単なるお決まり事や堅苦しいことではなく、自分事として、しっかり身に着けていただく。そのための取り組みは前回のnoteで紹介させていただいきました。
「信頼・信用」を自分事として考えて日々をすごしたことが、気が付けば、意識せずともあたりまえの振る舞いとなり、職場の風土、文化の中で、職場の一員としての日常があたりまえになっている。そのために研修では徹底して実際に声にだすワークの時間を大事にしています。
もちろん、職場によって、いろいろな違いがあるのも承知の上。実際に職場で先輩にわからないことを教えていただくときも大事なコミュニケーションの場。研修中のワークで繰り返し声にして懸命に取り組まれたことが、そのまま活かされ、ビジネスマナーを駆使し信頼関係を築いてきているところでないでしょうか。
6月に入って入社して3か月目のもなると、新しいことを覚えたり、挑戦したりは続いているけど、戸惑いが減り、落ち着いてできることが少しづつ増えてきてるころかもしれません。所属している組織に親しみをもったり、社会人としてほどよく調和し始めた姿がその人の佇まいとして、傍から見て違和感なく、目に留まらなくなってるのかもしれません。
「信用・信頼」に繋がるコミュニケーションを通して、職場に馴染み、仕事に馴染み、社会に馴染み、その先の成長につながることに、4月の『「信用・信頼」に繋がる心を込めたビジネスマナー』研修が役に立っていたら幸いです。
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