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10 - 最強の軍師

今日、やっと忍たまの「ドクタケ忍者隊最強の軍師」を見てきました。

小説の原作を読んだ時から「土井先生って本当に強い忍者なんだ」と感動していたお話だっただけに、映画化を知った時は大層喜び、また見終わった後も興奮しっぱなしです。

原作至上主義者としてはちょこちょこと改変があったのが心残りだけど、映画ならではのクオリティの高さに満足いく作品でした。


(以下、ネタバレ)


まず、映画というだけあって映像がとても綺麗。いつものアニメは10分とはいえ週5で放送されているだけあって、背景は簡略化されています。

だけど、時間をかけられる映画は建物、木々、雲までも描写がしっかりとされていて、解像度が高い。書き込み量が段違いで、背景だけ見れば違うアニメを見ているのではないかと思うほどです。

もうここで「すごい!これは映画なんだ!」と、謎の感動を覚えました。

もちろん、いつもの背景が嫌いという訳ではなく、「力の入れ方がすごいな〜!本気で作品を作ってくれて嬉しいな〜」というただの感想です。

原作が大好きなお話だっただけに、スタッフ陣が気合いを入れてくれているんだろうなと視聴しながら嬉しくなりました。

(ただ、個人的には尊奈門から滴る汗が下アングルのカメラ(?)に落ちるシーンやドクタケの歌など、やりすぎに感じた部分もありますが・・・)



そして、オタク的に興奮したのが6年生のお着替えと攻撃のシーン。

いつもは、忍者の服と私服を着替えるシーンは映らないけど、今回の映画ではバッチリ映ってて・・・

「え、そんなところでお着替えしてたんだ?!」「文次郎って武器を毎回現地調達してるの?!」と新鮮な驚きがありました。

「忍務に備えて、忍者の服を持ち歩いているのかな?」と、アニメでは描かれていない要素にも想いを馳せるいいきっかけになりました。



で、で、で!今回の映画はとにかく攻撃シーンが良くて!

今までの映画も攻撃シーンは臨場感があってとっっっっっってもよかったんだけど、今回は格別でした。

土井先生VS6年生のシーンがあったから、武器の扱い方が視覚的に分かりやすいのも良かったし、忍術学園の強さのパロメーターが見えたのが良かったです。

先生たち>6年生>5年生のように実践慣れして強い様子が描かれていて。忍術学園の先生たちは戦場を経験した猛者たちで、上級生たちは過酷な時代で忍務という名の実践授業を経た生き残りということが伝わる内容でした。


ただ、伊作推しとしては少し気になるところもあって・・・

天鬼(土井先生)との戦いで、武器を持たずに石を投げているのはなぜだろうと。忍たまの世界では上級生になるほど人数が減っていて、室町時代というか忍者として生き残る難しさがあるように思います。

つまり、生き残っている上級生は実力があると思うのだけど、最上級生である伊作の攻撃手段が石投げ・・・?と困惑しました。

戦闘向きというより、保健委員の知識を生かした暗殺の方が得意なんか・・・?


と、まあ推しの解像度が上がったり、分からなくなったりしたけど、すごくいい映画でした。


で、最後に言わせてくれ!!!!
利吉さんは土井先生に対して「お兄ちゃん」と呼んだ過去はあるのか???!!!

アニメであった「お兄ちゃん回」の流れで言っただけなのか、本当に子供時代は「お兄ちゃん」と言って慕っていたのか!!!!?
そこの事実だけで助かる命がある!!!


あと!!!最後みんなで帰る時に、5年生だけ跳ねていたのはなんで???!!!!多分、登場人物が多すぎて映らないからだと思うけど、5年生たちが順番に飛んでいたの可愛かったから、理由があったら教えてくれ!!!!






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