近所のコーヒー屋さん
近所にコーヒー屋さんができました。
街の中心から離れた地域に住む私の家の周りには、林と畑が多いです。畑の所々に、集落があります、という感じの家の建ち方です。のどかです。
でも、歩いてすぐの国道沿いには、スーパーや書店などがあるし、車で大型店に行けばなんでも揃うし、ネットで何でも買えるし、で、生活にそう不自由なことは無いのですが、
街中に住んでいればあるはずの、いわゆる「近所のカフェ」っていうものが無い。これは少々さみしいことでした。
そんな中、かつての米倉をDIYで改装し、雑貨屋兼コーヒーショップを立ち上げてくれたお兄さんがいます。
そしてまたこれが、よく調べて行かないと辿り着けないような、川沿いの集落の中の、神社のお向かいの場所に。
もう、近所のおばちゃんたち大喜びです。
歩いていける(とはいえ、徒歩18分)場所に、コーヒーが飲める、おしゃれなとこができた!
ということで、すでに常連さんとして認めてもらうほど、定期的に通っています。
とりあえず始めてみよう!という感じの経営で、初めから一通りそろった形での営業ではなく、はじめはコーヒー豆を売り、試飲だけ出してくれていました。
その試飲がびっくりの、普通サイズの紙カップに普通に一杯分。
え、これ試飲ですか?
って、大抵の人は言っちゃうんじゃないかと思う量。
そしてまた、そのコーヒーがとても優しくいい味なんです。
そのまま帰るのは申し訳ないという気持ちもあり、お店に売ってる石けんや雑貨、コーヒー豆を購入しています。
子育て中はとてもそんな余裕がなく、コーヒーを淹れて飲むことなど無かったのですが、
子どもが家を出た今、結構時間の余裕があるもので、
ドリップしてコーヒーを嗜む素敵な習慣が、自分の生活に入って来たのはこのおかげです。
そのお店では、最近になってようやく、下水設備の工事も完了し、飲食の営業許可がおりて、コーヒーが売れるようになったとインスタでお知らせが出ていました。
コーヒー豆のストックも無くなりそうなので、明日は豆を買いに出かけて、晴れてお金を払ってコーヒーを一杯、頂いてこようと思います。