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One In A Million/LEVEL42
大学生のときのこと。バイト先の近くにある図書館でCDを借りるのが好きだった。友達ともメル友とも違う感性の人が集めたとも思えるその図書館のCDコレクションが好きだった。
左端から順番に借りていたのでそのときまでは気づかなかったが、わたしの大好きなLevel42のアルバムを偶然見つけた。
『Forever Now』(1994)。。。これは彼らの最初の解散の時のアルバムだった。
(現在はマーク・キングさんがLevel42の名前を引き継いでます)
ほぼ傷のないケースと歌詞カードは、誰も借りていないことを示していた。
わたしは早速それをカウンターまでもっていった。
家に着くとさっそくCDをプレイヤーにかけて聴いてみた。
その中で「One In A Million」という曲が気に入り、何度も聴いた。
サビでマイク・リンダップさんのファルセットにしびれた。
「彼女はどこ? 僕の夢を満たしてくれるのは一体誰?
それとも僕の手の届かないただの幻想なの?」
「たった一人の人を探して。。。人生をかけた探索は終わりがない」
聴いていて、こんな風に探されて出会う人は
一体どんな相手なんだろうと思った。
それから十数年。今でもこの曲が気に入っているのは変わらない。
わたしは、あなたを見つけたけれど。