ホワイトチョコ(余白)を拾う冒険!
こんにちは、MIMIGURIコーポレート/経営戦略部の小川です。
2年ぶりのMIMIGURIのアドベントカレンダーDay15 記事です。
今年は、MIMIGURI代表の安斎さんの新著『冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』にちなんで、みんなで #わたしたちの冒険 をテーマに書いています。
1on1でリフレクションをじっくりしてくれる戸田っちのおかげでカキカキしたくなったんです。
描いた未来の修正
MIMIGURIにホワイトチョコのようなほっこりした余白があるなと思っているこの頃です。
ホワイトチョコ(余白)を集めながら組織やMemberにほっこりさせられる毎日を過ごした何気ない冒険記録をお届けします。
さて、今からちょっとだけ部屋を暗くするような話を拓きますね。
遡ること1年前2023年は自分なりにMIMIGURIらしさを理解しはじめMemberと一緒に、Valueである「開き」「巡らせ」「結び合わせる」をやっていく!!(のちに「開く」が「拓く」へと進化)
自分らしくいることでMIMIGURIらさも体現していくことを2024年の目標にすると意気込んでいましたが、年末の健康診断で描いていた未来を修正することになりました。
そこから生まれたホワイトチョコのような余白を集める冒険が始まりました!
昨年末、半ば義務で健康診断を受診したところ、当日に病院を紹介されすぐ検査となりました。
昨年なかった場所に、腫瘍ができていたんです・・・
義務だと思った健康診断が、日々健康でいることを確かめる大切なイベントであるという認識に変わりました。
その腫瘍は、「トリプルネガティブ乳がん」というものでした。
まずこのネーミングを聞いた時ふざけてるなと思いましたが、実際は乳がんの中でも厄介と言われる部類のものでした。そして脇にも転移しておりました。
診断された時テレビドラマでよく見る泣き崩れるやつを見事にやりましたよ!!(女優にはなりきれず目を腫らし鼻水ぐちゃぐちゃでした!!)
元々私は癌家系でもなく、出産もしたし、絶対かからないであろう自信から癌になるという重さを理解していなかったんです。
その後、純粋にがーん「ガン」だったみたいなつまらない駄洒落も出てきてしまったことも💦。
私の人生は、「楽しくあれ」がモットーで仕事も趣味も子育ても忙しく楽しむシングルマザー!!子どもの前でも最高に自分を楽しんでいる生き方をしている親でありたいと思っています。とにかく明るくありたいというものです。
告知された瞬間色々なことが一気に頭を駆けめぐると同時に、あたためてきたものが崩れるイメージもあり、悔しさで溢れて大泣きしてしまいました。
「なんで私は病気になったの?」
(1リットルの涙で、「神様、病気はどうして私を選んだの?」の言葉が・・重くのしかかりました)
今は、丸っと1年が経過し順調だから振り返れます!!
冷静に考えると癌患者は2人に1人の時代になってきていてみんながいつ疾患してもおかしくない生活習慣病の一種ですもんね。客観的に整理すると少し楽になります。
私の場合は、ここ数年圧倒的に休養が足りていなかったと反省。
何よりもSNS等で発信してくれる人や周りの人の経験を聞くと頑張るしかないと少しずつ気持ちを変化させていくことができました。
2024年どうする?~私の選んだ道~
癌治療と闘いながら仕事をすることを選びました。
その選択を受け入れてくれたMIMIGURI に感謝です。
そして、小川の2024年の冒険が決まったんです!!
冒険の根底にあったもの
2023年に多様な背景を持つ仲間が集うMIMIGURIの潜在力を引き出すべく、文化を編むPJを通して言語化しました。
私はこのPJのおかげで「ありたい姿」が明確になり、何よりも拓くことができるようになってきたんです。
コーポレートが大切にしたいことは
「MIMIGURIsみんなが長く一緒に学び合い続けることができるよう、 それぞれの人生に寄り添えるMIMIGURIを一緒につくっていきたい。」
癌になっても、人生に寄り添ってくれる安心感があったんです。
だからこそ今後同じようなMemberがいても会社がどこまで支えてあげることができるんだっけ?という挑戦の意味を込めて1つの働き方モデルケースになりたいと伝えました。
ただ、想像以上に辛かった
年明けから抗がん剤治療が始まりました!!
しかし抗がん剤と体の相性が悪く、高熱が出たり、アナフィラキシーショックを起こしアレルギーが出るほど体が拒絶をし、半月入院しその後も、入退院を繰り返す時期がありました。
腕に針を刺しすぎて血管が潰れたり、血管痛で腕が半年痛かったり、毛が抜けるなど、見事副作用のオンパレードでした。
(坊主姿=ICONIQさんのように割と綺麗だった((自慢))
抗がん剤の回数を増やすごとに、体が言うことを聞かなくなり、
1回抗がん剤を打つと10日間は寝たきりのポンコツ状態になることでした。起き上がっているだけでも辛く、3月~5月の間は身体中から薬漬け匂いがするし、自分との戦いになり、思考することができなくなりました。
病院行くたびに具合が悪くなるので本当に病院へ行くのが辛かった時期でしたね。
Slackから飛んでくる短文のmessageも理解ができないほどになりました。
流石にその際は自分がMemberやクライアントに及ぼす影響が大きすぎると判断し、できないときは無理してやらないを鉄則にやらないことを選択させていただきました。
その分をマネージャー熊さんや人事の戸田っちが心も仕事もカバーしてくれていました。(負担もすごかっただろうなと想像がつく・・・)
諦めずに一緒に目標に寄り添ってくださり本当に感謝が尽きないです。
6月には無事に手術も終えました。それから後半治療はまだ続いているものの体調も復活し始め、仕事も通常運転ができるように体力も戻ってきました!!髪の毛もモコモコ生え始めました!!
なのでこの話を初耳なMemberが、「え〜そだったの?全く知らなかった」という感想が出たら儲けもんです🎶してやったりです💪
気づいたら拾い集めたホワイトチョコが溜まっていた話
今まで軍事的世界観で働いてきた自分は、自分の体も後回しにしてしまうほど余裕もなく、余白もなかった。むしろ余白を作ることを恐れていたのかもれない。余白の作り方を知らないだけだったのかも。
MIMIGURI は平均年齢が30代半ばになり、今年はMIMIGURIS Babyの出産ラッシュです。ライフステージがどんどん変わるMemberと新たな世界にようこそのKIDSたちを見ていられる幸せ💞
Slackでは色々なチャンネルが自由に立ち上がります!!その中でも#C-kosodateがあり、子どもの投稿がありほっこりさせられる毎日で愛おしいんです。
コーポのメンバーは子どもの名前を覚えているほど家族大事文化が根付いているなと実感します。
MIMIGURIのSlackは「家族優先!!がんば!!応援!!」など何かあればすぐ暖かいスタンプを押してくれます」
すぐみんなの背中を押し合い、サポートする文化なんですよね。
ライフステージにあった福利厚生制度「MIMIGURI LIVES❤️」があります。何かあればその都度アップデートされるMemberや家族に優しい制度だなと感じます。
「拓き、巡らせ、結び合わせる」が出来ているかはわからないですが、自分は一緒にやっていけば行くほど、安心して挑戦していける場所だなと思います。
みんなが背中を押してくれる安心感があるからだと思います!!
2024年はあっという間でした
この1年で自分が感じた余白や暇つぶしとは、心の安定だなと思いました。
心の安定が探せる組織に入れることの幸せ!!あったかほっこりな余白を拾い集めることができるって最高じゃないですか?
もちろん業務上葛藤するところ、自分のできなさ不甲斐なさは常にあるけれど、心があったかいだけで仕事の考え方が変わってくるよなとほっこり思うのです。
そうやって一緒に冒険をしていける感じがホワイトチョコのようなほっこりとする心の余白を生み出してくれているんだなと実感した年になりました。
最後に・・・
MIMIGURI代表の安斎さんの新著『冒険する組織のつくりかた「軍事的世界観」を抜け出す5つの思考法』の予約が開始されました!
手元に届くまでもアドベントカレンダー並みに待ち遠おしいです。
まだまだ続くアドベントカレンダー🤶🎄
ワクワクするMEMBERをのぞいてみてください。明日の16日は米田さんです。