大学生活(2年生~編)
続いては大学2年生~を追っていきます。
申し遅れていましたが、今私は大学4年生です。
そして今は卒業研究に取り組んでおり、来年には大学を卒業して、就職する予定です。
私は理系の大学生ですが大学院には行かずに就職します。
就職などについては次の記事に書いていきます。
大学2年生は一言で言えば平穏でした。大学1年生と比べた時よりかは気分も安定しました。
では時系列ごとに追っていきましょう。
4月、免許を取りました。また2年前期の授業が始まりました。
前回免許で苦労したことを記載しましたが、とうとう免許を取得しました。
次に5月、アルバイトを始めました。大学内のアルバイトです。
また夢を見つけました。今回はこの夢について詳しく説明していきます。
2年6月以降はアルバイトをしながら平穏な大学生活を過ごしていきました。
アルバイトについては人間関係に恵まれて今現在まで楽しくやっています。
また、アルバイトのリーダーをしております。
では、その夢ですが前提として私は大学では建築、都市、環境などを学べる学科にいました。
私が入学当時から関心を持っているのはそのうち環境や都市についてです。ちなみに前のブログで嫌だった必修授業というのは建築分野の授業についてなどです。
そして今現在までその都市や環境に関する分野に関心を持っています。
その中でも私は環境分野に関心を持ってこの大学に入学しました。
環境分野それは環境問題に関心がありました。地球温暖化などです。
環境問題に関しては入学してから常に関心がありました。
そして2年の5月、環境問題について調べている中で、エネルギーや畜産などの分野で大きな環境負荷があるということが分かりました。
そして、そうした環境負荷削減できるような、環境問題を解決する技術に関心を持ちました。
例えば核融合技術、培養肉技術、後は海洋プラスチックを解決する技術などです。
そしてそれぞれの技術について調べていきました。
核融合技術であれば、トカマク型・ヘリカル型・レーザー核融合、D-T反応、ローソン条件、ITER、プラズマ、重水素、三重水素などです。
培養肉技術であれば、培養、組織化、大型化、バイオリアクター、消費者受容、培地の開発、細胞株などです。
海洋プラスチック技術であれば、Ocean Cleanupというオランダに本拠をおく非営利団体の技術などに着目していました。
以下がOcean CleanupのHPです。
これらのことを調べている中で特に私が感心のあることに特に集中して取り組んでいきたいと思うようになりました。
取り組むことを選ぶ中で将来に渡って関心を持てそうか、私でも出来そうであるかを考えました。
その中で核融合に関してはITERなどの国際プロジェクトが進められているものの原理を理解するだけでとても難しく、またプラズマを数億度に加熱、ローソン条件を満たさないといけない、そして1950年度から現在まで約70年以上も優秀な科学者によって多額の資金を投資して研究が進められているものの、現時点ではまだ発電段階には課題が山積みであるという状況を聞いたこと、また核融合発電は二酸化炭素を排出しないもののそうした発電には既に実用化している原子力発電があり、出力数もそれほど高くない、その割には核融合発電所の建設費用が高額でコスパが悪く実用化するかは不透明と考え、直接的な環境問題の改善にはつながらないだろうと考え、核融合の分野に足を踏み入れることは止めました。
核融合技術が自体は核分裂ではなく核融合を用いて発電することで地震などの緊急時に化学反応が止まることで原発事故の発生を抑制し、安全性の面では既存の原子力発電と比べてメリットがあるそうです。
また海洋プラスチック技術に関しては海洋プラスチック問題には関心がありましたが、どちらかというと地球温暖化そのものに関心が強かったことや発生源抑制(発展途上国などで川などから海へ流れ出るゴミの排出を減らさなければゴミを回収してもまたゴミが増えてしまう)をすべきだと感じたのでこちらに関しても足を踏み入れることは止めました。
そしてもう一つの培養肉技術に関しては現状畜産の環境負荷が大きい状況で家畜から細胞を取ってきて体外で細胞を培養して肉を作ることで、これまで畜産にはたくさんの土地や水やエネルギーや人手が必要だったのが削減できるかも知れないということでとても関心を持ちました。またこちらは研究が世界で大々的に始まったのが2013年のマーク・ポスト教授が培養肉によるハンバーガーを作ったのが転機だということでまだ、10年程度しか研究をしてないことから、非常にこれからの研究と市場の発展に期待できること、まだそれほど投資が進んでいない(投資が進んでいないと言うことは多額の投資をすればより研究の成果が出やすくなるのでは)と考えこちらに足を踏み入れることにしました。
また、培養肉技術で解決できる問題は環境問題だけでなく、代表的なものに動物倫理問題も解決しうること、また培養肉で培った組織工学的な技術は再生医療などの分野にも応用可能であることからこちらに足を踏み入れてみようと思いました。
そして培養肉に関心を持ち、取り組んでみようと決めました。
まず始めに培養肉や培養肉を含めた細胞によるものづくり全般を指す細胞農業に対しての知識をネットなどを使って習得しました。その中で培養肉の作り方も調べました。そしてなんとか培養肉を作ってみたいと感じて作り方を参考にして作ろうとしました。
しかし細胞培養や生命化科学専攻ではない私はうまくいきませんでした。
そもそも生物選択ではなく物理選択でした。
確か始めに作ろうとした培養肉は市販の肉を買ってきてそこから細胞を抽出して、培養液につけたら出来るだろうとか考えていました。
当時は市販の肉の細胞は既に死んだ細胞であり、細胞培養には使えないこと、また培養に必要なクリーンベンチ下などの衛生環境や温度・湿度についての培養条件を知らずに培養しようとしていました。
しかしあっけなく失敗してしまいました。細胞農業や培養肉に関する知識だけはネットや本などで調べているうちに身について来ましたが技術に関しては分からずにいました。
そこで私は調べていく中で見つけたShojinmeat Projectという培養肉や細胞培養に関する研究を自宅や都内の研究拠点でしている市民科学団体に入りたいと思い入ることになります。以下が団体のリンクです。
そこに入って活動することになりました。
(長くなってきたので要点をまとめていきます)
私は都内まで少し距離があったのでほかの人に支えられながら自宅で細胞培養実験をしてみました。そして活動していく中で細胞培養の方法や培養肉に関する背景知識などを深めることが出来ました。
またShojinmeat Projectからスピンオフした特定非営利活動法人 日本細胞農業協会(CAIC)での活動も始めることになります。
以下が団体のリンクです。
こちらは培養肉などを含めた細胞農業の社会普及を行っているNPO法人で、主に細胞農業会議などの学術集会などの開催を行っています。こちらでは細胞農業会議の開催などの業務や細胞農業のイベントなどを開催しました。
私はこれらの経験を通して細胞農業に関わることが出来てとても嬉しかったです。
そしてこの培養肉や細胞農業を社会普及させ、地球温暖化などの環境問題を解決することが私の夢となります。
次の記事では3年生~(就活や今後について)などを書いていきます。
読んで下さった皆様ありがとうございます。
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