型にはめる学級経営
小学校の担任は、自分のやり方(学級経営)に子供たちをはめ込んでいくことを無意識に行なっている。
経験を重ねれば重ねるほど、その傾向は顕著である。
決まった掲示物の位置、決まった朝の会、帰りの会、様変わりしない係活動、前回やったやり方で行う授業。
例を挙げたらキリがないほど、多くの型で子供たちをはめ込んでいく。
担任はやり方を変えたがらない。
変えることが怖いとも思っていない。
そして、子どもたちは変わっているのに無理矢理型にはめ込んでいくのである。
なぜこのようなことが起こってしまうのかというと、型にはめ込みクラスが落ち着いているように見える担任が評価されてしまう現状があるからだ。
教師は、子どもたち一人一人の性格や特性を理解し、マネジメントし成長させていくことが仕事である。
だからこそ、毎年学級経営のやり方は変えていかないとならない。
もちろん、芯となるものは大切にしてである。
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