クラスをマネジメントする①
子供たちを1人1人を正しく知る。
子供たちを一人一人正しく知るためには、常に注意深く観察する必要がある。
元気だけどみんなの前で注意されると塞ぎこむ。
本当は頑張りたいんだけど、家庭が複雑で気持ちが切れてしまう。
人前で話すことは苦手だが、ノートをまとめるのは得意。
あの子と仲良いが、普段から少し遠慮している。
など、全員の特性や性格を理解し、接し方や声かけを変えていくことは当たり前のことである。
言葉にすることは簡単だが、正しく理解するためには子供たちとのコミュニケーションは必須である。
毎日朝、おはようございますと挨拶するときの表情や声のトーンなど変化があればすぐにコミュニケーションを取り、様子を注意深く観察する。
また、みんながいる時に呼び出すことを嫌がる子には、手伝いを頼むという理由で廊下を歩きながらコミュニケーションをとる。
ここまでなら多くの教員が意識してできるところだと思う。
子供たちを正しく理解できるようになってきたら、授業中や休み時間に担任がMCの役割を果たし、その子の良さをみんなに伝えていくことが必要になってくる。
折り紙や絵が上手なら、休み時間に折り紙会を開催する。
不思議な発言する子が、授業中に発言したら
癒されるなーあなたがいるからクラス盛り上がるなー
など、クラスにはあなたの居場所や役割があるということが伝わるようにしていく。
そうすると、子供たちはクラスでの自分の存在意義を自覚し、自己肯定感も向上する。また、クラスを自分の大切な場所だと気付くといじめや陰湿なトラブルは激減する。
なにより、クラスのために行動しようという雰囲気がでてくるため、全体的にプラスな効果ぎ生まれてくる。
とにかく、一人一人としっかりとコミュニケーションを取り、一人一人を正しく理解していくことは担任の努力によって精度が上がってくるものである。
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