変化できる者
チャールズ・ダーウィンの名言.
「生き残る種は強者ではない。極めて賢い者でもない。変化に最も柔軟に対応できる者だ。」
100年以上もの歴史を持つ「株式会社大泉工場」。
今では権威のある世界大会で優勝を飾るほど、コンブチャ製造工場として大きな注目を集める。
しかし、現在に至るまでの道のりは決して簡単なものではなかったはずだ。
鋳物工場から始まり、不動産事業、食品事業、寺子屋事業と時代の潮流に合わせ姿を変えて来た。
代々受け継がれて来た製造工場の閉鎖。
このような前例のない出来事にも、トライ&エラーを繰り返しながら乗り越えられて来た.
そして、大泉工場が拠点を置く埼玉県・川口市に広がる「ものづくりの空気感」を大切に、未知の世界への挑戦を続けて来られた.
過去の自分から変わろうとしてみるものの、自分が自分でないような感覚になる怖さ。
既存の方法から、新しい方法になかなか踏み出せないもどかしさ。
変化に伴うリスクを考えると、結局現状維持を選択してしまう情けなさ。
変わることって一見簡単に見えて、とても難しいことなのだと改めて感じた。
私自身、ラグビー選手を引退してかれこれ4ヶ月が経つ。
最初は人生の半分以上を占めて来たラグビーを辞めることは正直、怖かった。
何も残らないような、心の中にぽっかり穴が開いてしまうような気がしてならなかった。
けれども、ピッチ内の選手(現役選手)からピッチ外の選手(引退後スポーツビジネスを学ぶ人)になって以降、見える世界がぐっと広がった気がする。
変化を恐れず、いかに未知の世界を楽しむことができるのか。
絶えず変わり行く状況に柔軟に対応し、生きていきたい。