神奈川新聞の矛盾する小田原市批判記事に疑問②~悪質な切り取りで事実を歪める記者~
前回、神奈川新聞の小田原少年院跡地整備を巡る小田原市や守屋輝彦(もりやてるひこ)市長への批判記事が、過去に神奈川新聞が出した主張と180度違っているということを指摘した。
前回の投稿↓
神奈川新聞は、守屋市長や市に対して「二段階一般競争入札方式が決定したかのように公表したことは市民に対するミスリードではないか」と批判記事を出したが、その記事に使われている写真に悪質と言わざるを得ない切り取りがあることが発覚したので紹介したい。
問題の記事↓
記事に使われている写真を見ると、不自然な形でチラシが重ねられている。
X(旧Twitter)では、この問題とされているチラシを掲載しているポストがあった。
神奈川新聞の記事に同調し、チラシ全面を公開して守屋市長を批判したこのポストだが、「待った」と言わんばかりに別のユーザーから下記の指摘が入った。
なんと、神奈川新聞の記事で隠されていた部分に「基本構想(案)」としっかり書かれているのである。
大事なことなので再度説明するが、今回の神奈川新聞の記事は「二段階一般競争入札方式が決定したかのように公表したことは市民に対するミスリードではないか」という批判記事を展開している。
その記事に使われている写真では、「基本構想(案)」と書かれた部分にチラシを重ねて見えないようにし、「決定したかのように公表した」と批判していたのだ。
記事では「市民に対するミスリードではないか」という言葉を使っているが、今回もブーメランとして自身に返ってきている。
ちなみに、この問題の記事を執筆した記者名は紙面にもウェブ版にも明記されているが、「深沢剛」という記者らしい。
事実を伝えることがメディアとしての役割のはずだが、是非今回の記事に関して神奈川新聞社と深沢記者の見解を伺いたいものだ。
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