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1st Full Album「No.I」:全曲レビュー


# 記念すべき1stフルアルバム

前回、No.O -ring-の全曲レビュー記事を書いてから早4ヵ月、、ですか。

5月末からGOAT EPとNo.O-ring-、合わせて14曲を聴き続け、8月中旬からINZMが仲間に加わり、ついにフルアルバムの登場、なんか感慨深いですね。
No.Iのリリースで新たに10曲も宝物が増えて(なんと待ち焦がれたソロ曲も!)、とっても嬉しいはずなのに、なんとなく感傷的な気分になっているのは、彼らの楽曲とともに日常生活や彼らとのイベントの思い出が強く残っているからでしょうか。
私は有明のライブには行ってないのですが、有明から始まり、ロッキン、運動会、サマソニ、、もっと細かいところもいえば、音楽番組やラジオなどなど本当に色んなイベントがありました。
No.O-ring-期本当に楽しかった!!(;o;)
Number_iさん、Number_iスタッフさん、Number_iとともに楽曲制作をしてくださっているクリエイターの方々、いつでもどこでも、私たちに寄り添ってくれる素晴らしい楽曲を作ってくれてありがとうございます。
こんなに一つのアーティストの曲を聴き続けていることなんて人生でなかったので、自分でも驚いてます。
それでは、No.I楽しんでいきましょう!!

# 事前曲調予想

全く音楽に詳しくない私が、曲ジャンルを表現したいときに大頼りする「musicmap」さんというサイトを活用しながら、GOAT、No.O-ring-同様、今回もこんな感じじゃないかな?あんな感じじゃないかな?と好き勝手予想してから楽曲を聴きたいと思います。
あれこれ音楽のことを調べるので地味に勉強になるし、面白くて好きなんですよね、この時間。
興味ない人は飛ばしてください。

なんかHEAVEN[岸優太プロデュース楽曲]
作詞:Pecori
作曲:MONJOE、SHUN、Number_i
曲タイトルからして神曲の匂いしかしないのに、作詞作曲がNiの勝ちパターンの面々が揃っていて、聴く前優勝をしてしまったこちらの楽曲。

MONJOEさんが発表している楽曲のうち、Number_iでこういう浮遊感のある曲調のものはまだ聴いたことがないので、オルタナティブ的な感じかな、、?
なんかHEAVENってタイトル的にゆらゆらとどっかに飛んでいけそうな感じ、ばりばりするし。
でも、2曲目しかもINZMの次にゆったりとした音楽持ってくるか?とも思うのですが、Niはもってくる可能性がある。なんてったって、楽曲のバラエティパックのアルバムしか出してないからこの人たち。


ICE[岸優太プロデュース楽曲]
作詞:Vi11Ain、Jintae Ko、Cecilia Gault、Mai Haylee、Yui Kylee
作曲:Vi11Ain、Jintae Ko、Cecilia Gault
クレジットが長い。。。!!作詞5名ついに来たかと思いました。(?)あと初めてみる名前が陳列している、すごい。
岸優太さんが一番Niの中で音楽に造詣が深いと思っているので、岸くんプロデュースの楽曲が一番わからなかったりします。岸ラップ宜しくとんでもないところから、とんでもなく良い球が飛んできそう。
sound croudにいらっしゃったVi11AiNさんが同一人物であるなら、ゴリゴリのエレクトリック楽曲のようです。

また、「ICE」というタイトルってどんな楽曲が多いんだろう~とspotifyで検索してみましたが、意外とヒップホップの楽曲が多かったので驚きでした。ヒップホップの可能性もある。
ちな聴いてみた「ICE」の中で↓のやつが一番好きでした。


Streetlights[平野紫耀プロデュース楽曲]
作詞:Number_i、JiN、Seann Bowe
作曲:JiN、Ruben Cardenas、Seann Bowe、Number_i
JiN、Seann Boweさんといえば直近で北山さんに「Wobble」という楽曲を書かれてましたよね。

Wobbleはゴリヒップホップですが、Streetlightsと聞くと私はR&B系の音楽を思い浮かべるので恐らくそっち系統なんじゃないかな~、、??
これでヒップホップだったらどうしよう、逆に凄すぎるかも。しょぉがプロデュースならあり得るかもしれない。ていうか、今回のアルバムからNumber_iさんのクレジットがほぼ入ってて熱い。


Bye 24/7[KEEN(C&K)プロデュース楽曲]
作詞:KEEN(C&K)
作曲:KEEN(C&K)、Carlos K.
神宮寺勇太さんのソロ楽曲ということで、この日の為にC&Kさんのアルバムを時間があるときに聴かせていただいておりました。
バラードのイメージが強いC&Kさんですが、本当にC&Kさんって色んな楽曲をやられててレゲェからなにからなにまで網羅しているの、凄すぎてよくわかりません。
直近のアルバムから神宮寺っぽいな、これ!と思った曲を何曲かメモしたのでここにて発表させていただきます。(はい)

神宮寺勇太さんといえば、過去のプロデュース曲を辿るとシティポップ、ハウスミュージックという印象があるので、定石通りなら今回もどっちかかなという気がしますが、どうしても神宮寺勇太さんのジャズ、聴きてえ~~~!!ジャズってお前帝劇の神宮寺を感じたいだけだろって言われたら、そうだよなんか文句あんのかって逆切れしてしまいそう。すみません。
あと90'〜00’R&Bもかなりだいぶすごく聴きたい。90'〜00’R&Bの神宮寺勇太さん死ぬほど聴きたい。

KEENさんが色気を感じるはずですってツイートしてたので、ムーディーな楽曲なはず。


JELLY[神宮寺勇太プロデュース楽曲]
作詞:Pecori
作曲:MONJOE、SHUN、Number_i
JELLYってタイトルだけ見るとかなりR&B臭がしたので、3種の神器(Pecori、MONJOE、SHUNさんたちのこと)メンバーじゃないと思ってたけど、3種の神器なんだ、、!
前述した通り、神宮寺さんといえばシティポップ、ハウスのイメージですが、シティポップはもうNo.O-ring-でやりましたし、INZMでハイパーロックをかましてきたので、その流れを汲んで意外とポップロックの可能性がある。
もしかしたら、INZMの曲作ってる過程でデモで聴いた曲が気に入ったみたいな感じなのかも知らん。


透明になりたい[Vaundyプロデュース楽曲]
作詞:Vaundy
作曲:Vaundy
Vaundyさんといえば、Vaundyさんなので、Vaundyさんだとおもいます。東京フラッシュが好きです。


Numbers[平野紫耀プロデュース楽曲]
作詞:Pecori、Number_i
作曲:MONJOE、SHUN
Numbersという自分たちを恐らく歌ったであろう楽曲で、3種の神器さんたちと一緒に楽曲を作ってるの涙が出ませんか?
しょぉ、お前の気持ち伝わったよ。多分ヒップホップです、これは。


Recipe[岸優太プロデュース楽曲]
作詞:SHUN、Allyn
作曲:Yuta Kishi
編曲:Yuta Kishi、BIG AIR
岸くんが作詞してないことにまず驚きました。音だけで作っていくタイプなんだ。流石、感覚派の天才。
BIG AIRさんといえば、TOBEの楽曲に結構関わってくれている人ですね(IMP.「Backbeat」、北山宏光「JOKER」「赤い夜に」「雨上がりのロンド」、Number_i「Is it me?」)
岸くんって、私のなかだとかなりポップソングなイメージなので、ポップソングかとみせかけて、Bananaみたいなチルミュージックかもしれない、多分どっちか。


iLY[Number_iプロデュース楽曲]
作詞:Number_i
作曲:Number_i、KENTZ
1個聴きたいんだけど、この曲を作るまでどれだけお互いぶつかり合った???どんだけ曲調で喧嘩したか教えてほしい、頼む。Number_iスタッフ、次回から制作の様子を映像に収めて私たちに販売してね、宜しくね。
どどどバラードかと思ってたんですけど、作曲にKENTZさんが入ってるので、↓のようなもうちょっと軽快なミュージックかもしれない。

# 聴いてみる

なんかHEAVEN

イントロからめっちゃ好きな音作りで流石MONJOEさんとSHUNさん、本当に2人の音作り大好き。
ジャンルからしたら予想と一致してると思うんですけど、もうちょっと明るめの曲調かと思ってたので、ダークな感じでびっくりした。なんかHEAVENって言われたら、天使が舞ってる情景を思い浮かべるじゃん、そりゃ。
Number_iの皆さんって、「あ~こう来るんだ」って思う曲やりすぎかも。
この曲が岸くんプロデュースなのが、心に来すぎて一曲目から(INZM抜かして)大鬱病になりそうです。
OK Complex現象がまた来てしまった。
私は岸くんのことを好きになったら沼って人生が終わると思って、岸くんを避けてきた人間なので、岸くんのことをあんまりよく知らないんだけど、私が知ってる岸優太さんって気丈なイメージなので、楽曲でこんな風に心の奥底にあるであろう岸くん等のドロっとした感情をぶつけられるとかなりくる。
でも、この感情は辞めてほしいのほうじゃなくて、最高だから一生やれ!表現者は制作物で感情をぶつけてきてくれ!のほうです。楽曲を通して、普段だったら言葉に出来ないことも表現してほしい。それで救われる人間が何千万人もいるので。
「Hey luv me」「道玄坂千切れた手紙」っていう歌詞でジャニーズ辞めた頃の先が見えない漠然とした不安(道玄坂=渋谷=ファミクラを連想した)、
「daydream believer〜」あたりの歌詞で上手くいくことを願っている空想、
「君の居場所がわかるように光っていたい」あたりの歌詞でファンに対する気持ちが見えて苦しくなった。全然彼女に焦がれている曲とも受け止められるけど。
ファン側がアイドルに対して、何も彼らのこと分かっていないと絶望することは多々あるけど、アイドル側もファンに対して、そう思うことがあるのかなと思うと救われますね。
また歌唱面について、今回の曲で改めてNi各々のボーカルの個性、役割を再認識しました。
ざらっとした低音で聴かせてくる平野さん、トリッキーで唯一無二のボーカルが光る岸くん、芯がありつつも透明度が高い中高音で響かせてくる神宮寺さん、シンプルなトラックだとさらにボーカルの良さが際立つなと思った一曲でした。
それにしても大鬱神曲である。


ICE

岸くんってガチもんの天才なのか?
なんかHEAVENで感情に浸ってた気持ちが即回復して笑顔。
R&B(ソウル)のジャンルに当てはまるのかなと思うのですが(全然違うかもしらんごめんなさい)、ここまでダークな曲調のものはなかったじゃないですか。
しかも、楽曲からもう3人がどう演出して、どう踊ってパフォーマンスするか目に浮かぶので、Number_iさんにガッチリハマり、且つやってなかった曲調をここで持ってこられる岸くん本当に神として崇める。
上から白色のスポットライトをがっつり浴びて白シャツ黒パンツで踊ってる3人見えてんの、こっちは。早くステージ用意しな。
こういう楽曲のダンスって岸くんが大正解叩き出してる未来が確定しているので、私たちは予定調和の結果を口開けて待ってるだけでいいんです。簡単でしょ。なんかしたほうがいいかな?
I'm too hot I need more ice〜」から神宮寺勇太さんのパートだけど、本当に本当にファルセットが綺麗でずっと聴いてられる。I'm too hotのところ掠れ気味に入ってくる声が堪らない。
それから、2番の「I just wanna put it all on ya.」の神宮寺さんパート、先ほどの掠り声入りに続いて声を抜く時にひっくり返る歌い方が死ぬほど大好きなのと、「~all on」で芯がある強い歌声になるのも大好きすぎて大ご褒美パートになっている。こんな繰り返してくれるなんてICEさん本当にありがとう。
しょぉはやっぱり、こう歌ったらとても良く聴こえるっていう勘が物凄く良いのが聴いてても伝わってくる。
「螺旋咲かせる〜」の咲かせるが本当に大好き。


Bye 24/7
一旦飛ばします、心の準備できてませんでした。


JELLY

夏の終わりのアルバムにこの曲をプロデュースして入れた大有能人間はどなた??神宮寺勇太さん??
リップスライムさんを彷彿とさせるチルいヒップホップご馳走様です。
この曲は私たちの夏をともにしたNo-Yesと一緒に聴くと飛べるんじゃないかと思うのですが、一生振り向いてもらってない^_^笑笑笑
なんで、JELLYで確信したのは、Niの楽曲でPecoriさんが作詞してるはNumber_iっていうグループの擬人化なんだということ。
俺の人物像が、好きな女がいるのにアピールにも気づかない、上手くアピールも出来ない不器用なやつ、だけど真面目で一生懸命で、夢実現のために心を燃やして頑張ってるやつ、なんですよね。Number_iさん3人をギュッとしてできた人間まさにそのものというか。
Pecoriさんからしてみても、Niさんってなんでこいつら上手くやろうとしないのかなぁ、不器用でもどかしいなぁ、でも一途に懸命に頑張ってるからなんか手助けしたくなる、そんな風に映っているのかなと思うとかなり愛おしいです。全部私の妄想なんですけどね。

フロウにも、こうNumber_iメンバーの性格が反映されるんだなってJELLYを聴いてめっちゃ思ったんですけど、ダンスと同じなんですよね受ける印象が。
神宮寺さんは聴きやすさが抜群な万人受けする優等生ラップで、平野さんはグルーヴを大事にする超一級ラップ、岸くんは努力と天賦の才から生み出される変幻自在ラップ。
この全く被ることのない個性が混ざり合って、最高のケミストリーを生み出しているので、もう何回この言葉をいったのかわかりませんが、Number_iさんって本当に相性が最高。
「君がコンビニ前で~」という神宮寺さんの入りでぐっと掴んで(コンビニ前で~のリズム大好き)、続く平野さんの「Tシャツと一緒に跳ねる心臓だピョン」っていう聴衆を飽きさせない遊び心のあるフロウ、「人1倍努力した俺はPlayer」と緩やかにすっと入ってくる岸くんの優しい歌声が気持ちよくて一生聴けてしまうやつに仕上がってる。
とにかく、私は「もう腐ってる?」っていう高めのパートがラスト以外すべて神宮寺さんが担っていることに大大大笑顔かましてんだ。
絶対綺麗めの高音パートは神宮寺さんがやって!!


透明になりたい

Vaundy曲は外れないよね〜!!しょぉがVaundyさんのような歌い方をしていて、Vaundyさんへの最大限のリスペクトを感じで非常によかった。
曲内容について書こうと思うと平野に対する馬鹿でか感情が溢れてしまいそうになるので、よしたほうがいいかもしれない。
純粋さをもっていたはずなのに、いつのまにかそれが消えていた悲しさと、取り戻そうとしてなのかもう一度空想を始める様子がなんともメランコリックな気持ちにさせられる。
平野さんってずっと人気でスターだけど、等身大の気持ちを忘れずに持ち続けられているところが本当に凄い。恐らく、恩師にスターにしてもらったみたいな気持ちが強くあるからなのかなと思ったり、思わなかったり。
ここでの君はファンと読むのが自然のような気がしますが、ビックスターになった後でもこうして身近な存在でいたいと感じているであろう平野紫耀さん、紛れもなく世界一のアイドルです。


Numbers

やっぱ絶対ヒップホップだよね、ヒップホップじゃなかったら怒ってたガチで。
あからさまに自分たちのこと歌ってるタイトルで、デビュー曲から寄り添ってくれたクリエイターと一緒にやる曲ヒップホップ一択だろ。
この曲展開の仕方といい、SM曲(Kpop)っぽさもあってまじで大好きだ、たまらん。
こういう曲をまじでNumber_iで聴きたかったのね、でもこれをリード曲持ってきたら被りっぽさがあってつまらないから、アルバム曲で披露してくれるの本当に本当に本当に需要分かってて全身が震えた、大好きすぎる。この曲のプロデュースは一体だ、誰〜〜〜?????
ひ、ひ、平野紫耀さんだ〜〜!!!
てかイントロの不思議で可愛い音たち錬成したの絶対MONJOEさんですよね?MONJOEさん本当に大好き一生Niのそばにいて!!
何回、一生彼らに着いてくって決意したら分からないけどまた十字架をきっちゃったよ〜(;o;)
こんな最高楽曲を毎度ご提供されてしまっていいんですか〜??ありがとうございます〜〜(;o;)
ていうか、Pecoriさんの歌詞ってな〜んでこんないつもいつも最高なんだろう、あり得ない話。
「My name is HIRANO / 背負う時代」
で平野紫耀と続けていくところ洒落すぎだろ!!
やっぱさ、時代は紫耀(背負う)なんだよね。
寿司パンパンに詰め込んでるところは、とべばんの岸くんかもしれない。
過去曲からそれぞれ歌詞を引っ張ってるのも鳥肌すげぇ、Pecori詞の奴隷になる、私。
がちゃがちゃネットでうるせーカスどもを音楽で黙らせてくれるのまじで気分が良くて、この楽曲を抱きしめられてる私という自己肯定感だけで生きていけてる、正直。
なんか、うっせーなアイツらって思えている。
岸くんと平野のパートは重低音きかせてるのに、神宮寺さんだけメロディアスになるの分かってて好きすぎる。
神宮寺さんの歌詞だけ私視点尖りが少なくて可愛いの大好きすぎちゃうかも。神宮寺は可愛いさんなので。
「視界はぐわんぐわんぐわん回る」「未来へRunRunRun汗だく」の神宮寺勇太さん、めっちゃ最高で飛べるんですけど、この音域でのがなりが入ってる歌い方する神宮寺さん聴くの初かもしれない。
まじでめっちゃいい
Pecoriさんがいってた一番かっこよく見せられるキーってここのことかな?

岸くんに何回ウワァがちで凄い、天才だと思わせられればいいのかわからないし、何回この言葉を言ったことか。聴いてください。岸優太は天才です。
一番音数が少ないオケで満を持して平野紫耀さんがご登場するの流石に王がすぎる。


Recipe

はぁ、これが岸優太さんが作曲した曲ですか、、素晴らしすぎますね、、
才能という言葉で済ませるにはあまりにも簡単で避けたいですが、シンプルに岸優太さんって天才なんですよね、、
心地よいギターリフと岸くんの優しい歌声から始まり、料理を作るようにどんどん加わってくる楽器と華やかになっていく岸くんのボーカル(コーラス)が、温かいスープを飲んだ時のようにじわじわと広がっていき豊かな気持ちにさせてくれます。
延々とリピートしていても良い気分にしてくれる素晴らしい曲に仕上がっていて、もっと岸くんの音楽の世界を見せて欲しくなる。
曲調とは裏腹に歌詞はまた葛藤が見え隠れするものですが、岸くんの腹のうちを楽曲を通して開示することで私たちに寄り添い、私たちもまた楽曲を通して岸くんを理解することができ(烏滸がましいのでもっと適当な表現があるはずですが)、楽曲に共感することで慰めになり勇気になる、そんな曲を岸くんは制作したいのかなと感じました。
岸くんのボーカルは本当に最高なので言うことないです、岸優太さんは天才ボーカリストです。


iLY

申し訳ございません、2番パートの神宮寺勇太さんのここ(以下参照)、
「そっか 愛をなぞって/やっぱ 愛に照れて/妄想内の言葉じゃ伝わんないみたい/なんて伝えればいいの 言葉の綾は下手でも/ずっと手を繋いでて」
や〜〜ばい声綺麗すぎワロタ
神宮寺さんってずっと声の音量落ちないんですよ。生歌聴いてて本当に実感するんですけど、あんっなに細いのにどっから声出てんのかってくらい声出るしマイクに声が乗る。
私はミックスボイスをだすときの鼻にかかったような(鼻に響かせてる)歌声になる神宮寺勇太さんが大大大好きなんだと再々確認しました。
後半の神宮寺勇太さんのコーラスもめっっっちゃくちゃ最高だ(;o;)この人ダンスもお歌もどんどん上達する凄い、見てて本当に楽しい大好き!

iLYはパート割も最高だな〜と思うのですが、
「会えなかったあの日から僕らは/曖昧な関係」の岸くん、
曖昧な〜を少し笑って入るのこれ岸くん考案でやったのかな、、??
なんでこんな歌唱ができるの??普通に意味がわからない怖い
それと、ラップパートを全部しょぉがやってるの大正解、それ俺ら全員聴きたかったやつ。
Pecoriさんお墨付きなだけあって本当にラップがお上手だ、平野紫耀さん。


Bye 24/7

イントロから吐きそうになってしまった
ムーディーな楽曲だと思っていたので、こんな、こんなこんな天使が羽ばたいてるみたいな、神宮寺勇太さんがまんま楽曲になったような讃美歌だと思わないじゃないですか。
神宮寺勇太さんってソロ曲も綺麗でお美しい曲を提供されて、本人もそれはもうこの世のものとは思えないほど美しいなんて本当は天界に住んでる人なのではないでしょうか??白状して、怒らないから。
あの、既に演出が見えてます、天使の羽を味方につけて舞う美麗すぎる神宮寺勇太さんが、それをみて号泣してる私が。
楽曲を色で表すと、白、青、白、水色、光、光、光。
死ぬ間際に絶対この曲を聴いて、安らかに眠りたい。

C&Kさんらしい曲+神宮寺勇太のエッセンスを入れて欲しいという話でしたよね、確か。
勿論神宮寺さん側からのFBがあったと思いますが、楽曲ベースは他人からみた「神宮寺勇太」像になるわけで、とするとKEENさんからみた神宮寺勇太って純白でいて、穏やかで、優美で、包み込むような温かさを持っている人間に見えているんじゃないかと思うんですね。
え、分かる。神宮寺勇太さんって本当に女神で〜とかKEENさんの隣で喚き出す面倒臭い人間になるところだった、あぶな。

タイトルの「Bye 24/7」、つまり毎日からのさよならという意味から、色んなシーンでの大事な人との別れの曲と解釈することができますが、神宮寺さん的には前事務所、メンバー、ファンの方たちへの感情も入っているのかなと思います。
神宮寺さんは一回心の鍵開けたら、その鍵を「はいっ!」って相手に渡して、その鍵を相手が締めるまでニコニコ開けっぱなしにする人だと思っているので、「部屋の灯りを24/7 点けたままでいつも待ってる」〜あたりの歌詞がとっても優しくて温かい神宮寺さんらしくて大好きです。
神宮寺さんって、本当に人に悪意を見出さない人間なんだなというのもこの楽曲を通じて強く感じました。これってかなりの人が出来ないことだと思うんですけど、、
色んなインタビューで、楽曲に対して「沢山反響があって嬉しい、時には厳しい意見もあるけどそれは素直な感想なので等しく有難く思っている」「たまに根本から斜に構えた意見があり、それは悲しい」といった旨の発言をしていますが、神宮寺勇太という作品の感想においても同じようなマインドで受け止めているのかなと。
私目線、元KP担でもなんとなくNiに対して悪意を見出しているような人多いと感じていたので、
神宮寺さんにはそれがなくて(バイアスがなく一部だと認識していて)、自分はまだすごく大事に思っているけど、向こうはどうなのかな?と一途に待っている様子が伺えることがまず驚きでした。
私はかなりひねくれている自身があるので、こういう神宮寺さんのピュアで温かなところをみると、本当に尊敬、尊敬、尊敬って感じなんですよね。神宮寺勇太、大好きだ。

歌唱でもまた凛とした歌声を響かせてくださっていますが、この曲自体、そもそも音程が高くてロングトーンが続く難しい曲ですよね。
それを、んまあ〜〜〜とってもお上手に歌いこなしてて流石といったところです。


Streetlights

う、うわ~~私これ大好き!お洒落なハウスミュージックぶち込んでくれてありがとう平野さん(;o;)
「解けた靴紐みてるくだりぃ」パートの神宮寺勇太さんあまりにも甘く歌われるので頭が真っ白になってしまった。声が良すぎるどう考えても。神宮寺さんの声の抜き方につやを感じて大好きなので、歌声をなぞるようにきいてしまう。ここに声🐷誕生って感じ。
「ステップの数だけみえかけてた ただ」のパートはその甘い歌声からハリのある声にクレッシェンドしていくのが最高なわけ。ありがとうございます本当。

Streetlightsは「Midnight City」と同じニュアンスの歌詞になっていると感じたけど、こういう泥臭く努力している情景が思い浮かべられる楽曲大好き。
Number_iさんの夢が実現していく様を近くで見させてくれて本当に嬉しいし、楽曲を通して自分たちのことを打ち明けてくれるのも本当に嬉しい。なんか、特別扱いされているなと思う。
毎日毎日、昼夜も問わず奔走して私たちに最高のエンターテイメントを届けてくれて毎度のことですが感謝しています。
あとこういう曲を聴くと、いつもヒロムのことが頭に浮かぶ。絶対ヒロムも見てくれてるはずだからね。

#聴かせるHIPHOP

今回のアルバムを一通り聴いて、フロウを聴かせるHIPHOP曲が増えたと感じました。
言葉が間違ってるかもしれないのですが、今までのNumber_iさんのHIPHOP曲って「GOAT」「BON」「INZM」等、、BPM早めでラップにおいてもリズムの選択肢がないような曲が多かったと思うんです。「SQUARE_ONE」くらい?
それが、NO.Iでは「なんかHEAVEN」「JELLY」と二作も誕生していて、おお、、進化している、、とちょっと感動しました。彼らのヒップホップ力もめきめきと成長していっているのがアルバムから分かるの熱い。
聴いてる自分もいままでラップをここのリズムが良いな、とか歌唱を意識して聴いたことがなかったので、ヒップホップ界隈の方々が口にするフロウの上手さみたいな感覚が分かってきたのも若干嬉しいです。

#終わり

No.O-ring-のnoteでも同じことを書いたのですが、今回も本当に本当に本当に捨て曲がなく、また名盤が生まれちまったかという顔をしてます。
Number_iさんの楽曲制作に懸ける思いを本人の言葉だけじゃなくて楽曲からもガンガン伝わってくるので、絶対絶対絶対この人たちに着いていこうと何度も何度も決心してる。
アーティストの一個の楽曲についてこんなに向き合う事って、今までのオタク人生でも無かったので、こういう機会をくれるNumber_iさんに大変感謝してます。
一生懸命制作してくれてることを知ってるから、向き合って楽曲に込められた思いをちょっとでも感じたいって思えてます。

No.Iの楽曲たちとこれから沢山の思い出が刻まれていくと思うと今からワクワクするな~~!!
本当はもっと細かくここのパートのここの歌い方が好きって書きたかったのですが、文章だとなかなかどんな風にかけば読み手に伝わるのか難しいのと大変なのとで書けなかったので、ツイッターに投稿してこうっと。

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