1-1. 小学生時代とカードゲーム
学生時代について、私は大学に進学するまで大阪で過ごしていました。元々一人っ子でしたが、一人で何かするというのがとにかく嫌いで学外では殆ど友達と遊ぶことに費やしていました。その頃から同級生とは体格の差があり、スポーツで何一つ活躍できず悔しい思いをしたことを今でも覚えています。
しかし、そんな当時(小学生)の私でも友達と何か競うことのできる遊びに「カードゲーム」がありました。一見本題とずれているかもしれませんが、私はそこで単に有名且つ強い(皆が欲しいと思う)カードを集めるのではなく、ニッチであまり強くはないカードを集め、自分なりに戦略を立てることに熱を注いでいました。元々周りとは異質な環境・境遇で育ってきた私にとって周りに少ない手法で勝ち筋を見つけるというのはある意味、性にあっていたのかもしれません笑。
そのお陰もあってか、友達からは「強い」という眼差しよりも「何このデッキ!?見たことない」といった反応を受けました。当時の私にとってはある意味、自分が輝ける瞬間を見つけたときでもあり、この上なく嬉しかったのを今でも覚えています。カードゲームは当時の私にとって、友達と仲を深める上で欠かせないツールでした。
※次回は学校生活を送るうえで経験したこと(低身長に関する嫌がらせ等)、また教員を目指す前に考えていたことを話したいと思います。