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市子

杉咲花さんを認識したのはいつだろう?
気がついたら、この役者さんの出る映画は気になるようになっていた。
しかも×若葉竜也。

若葉さんは正直この映画の時点ではきちんと、そういうお名前であることも認識していなかった。
しかし、きちんと調べればえ!?これも!?といった、いい意味で若葉竜也が消せる、すごい役者さんだったんですね・・・。

突然目の前から消えた恋人を探す中で、自分の恋人の複雑な家庭環境と生い立ちがわかっていくストーリー。
杉咲花さんって、静かにそこに居る人、というか・・・

主張していないけれども確かにそこにその役が実際に存在している。
そんな感覚で画面に見入らしてくれる役者さんなんだよなー。

この映画はどちらかというと淡々と進んでいく。
ただ、主人公を知っていくっていう点で各章に分かれていて、その時々に描かれる語り手の目線がその時々の市子のことを知る人で描かれるていくのが、すごく個人的に斬新だった。
(語り手が変わりながら市子の今までを知っていく感じ)

最後は、まぁ・・・ありがちなぼやかしたラストだったけど・・・
見てよかったなー。


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