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私の好きな日本酒について(その5)

最近購入した日本酒のはなし

私は名古屋市内を走っている地下鉄東山線を利用して日本酒を買いに行きます。名古屋市内には稀少な日本酒を扱っている酒店が幾つかありますが、どうしても車で行くか、最寄りの駅まで行って、その後徒歩で行く形になります。夏の暑い日でも愛用の酒瓶用の袋に入れて持ち運びます。恐らく、何度か私を見かけた人は、この人は余程お酒が好きな人と思われているかもしれません(笑)。
よく購入する場所は、東山線名古屋駅のジェイアール名古屋タカシマヤ地下の日本酒売場、東山線伏見駅地下の酒泉洞、最寄りの星ヶ丘駅前の星ヶ丘三越1階のお酒販売コーナーか、東山線今池駅と池下駅の間にあるリカーショップOHTAKEでした。千葉市に本店を持つIMADEYAが松坂屋栄地下に昨年の12月にOPENし、IMADEYA NAGOYA SAKAE店が私の行きつけの酒店に加わりました。東山線から名城線に乗り換えて矢場町駅になります。ついでに東山線から名城線に乗り換えて久屋大通駅の近くには、mArcohall(マルコホール)というワイン販売店がありますが、ここには恵那山という私のお気に入りの日本酒があります。(私のよく利用する路線は主には東山線で時に名城線になるかも(笑))
会社概要|株式会社 いまでや

IMADEYA NAGOYA SAKAE

私の好きな日本酒について(その3)で触れましたが、IMADEYAを気に入ったきっかけは私の好きな「紗利」があったことですが、稀少な日本酒がみつかるということで、琴線に触れるというか、今では最も気になるお店になってしまいました。IMADEYAの店員さんに、「田光」は無いですよねと尋ねると直ぐにありますよと返事が返って来ました。
「田光」は「たびか」と読んで、三重県菰野町の早川酒造のお酒で、旨味のある酸味と表現されていますが、すっきりとした飲みやすい日本酒です。私は三重県と岐阜県の日本酒は身体に合うようで、多分水に含まれるマグネシウムやカルシウムの濃度が関係しているような気がします。思い込みかもしれませんが(笑)
「田光」を購入しようとしたら、「田酒」が目に入りました。しかもうす濁りの田酒。家内に冷蔵庫の空きがあるかを確認して、結局2本購入してしまいました。

田光(無濾過生)と田酒(うすにごり)

2週間後、田酒が美味しかったことと冷蔵庫の空きが出来たこともあり、田光を再度購入しようとまたIMADEYAに来てしまいました。「田光」の無濾過生は無かったのですが、神の穂はありました。「産土」という日本酒が目に入りました。しかも「おひとり様1本のみ」という、私にとっては心が動かされる呪文の様な文言につい店員にどんな味と聞いてしまいました。店員からは、シャンパンの様なとても飲みやすく私の一押しですと言われたので、だったら日本酒が好きな娘が来た時に一緒に飲もうと購入しました。

産土と田光(神の穂)

「産土」はシャンパンの様なと言われていたのでワイングラスで飲んだのですが、家族全員の反応は炭酸の抜けた甘いジュースの様と酷評でした。ただ、次の日に酒器を替えて「産土」を飲んでみると、全く違った味わいでした。甘みは若干ありますがすっきりとしたフレッシュ感もあり飲みやすい日本酒でした。私の好きな日本酒について(その1)で投稿していますが、酒器は日本酒の味わいを大きく変える、そのことが実感できた日本酒でした。



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